糖質1品食べはNG!夏の食欲不振を補う、うまみや栄養を補う食材と食べ方は?【ノンストップ!】
昨日につづいて、『ノンストップ!』からの情報です。
夏は食欲が落ちて、つい素麺だけで済ませてしまいがち。
でも、それでは栄養が偏ってしまいますよね。
その前に、太ってしまうのも困ります。
なぜなら、炭水化物、というか糖質だけでは、燃焼を助ける成分がないからなんです。
料理研究家の島本美由紀さんは、冷凍食材を使って、うまく解決しているようですよ。
これは、市販の冷食を使うのかと思ったら、さすがに料理研究家です。違いました。
ただ食材をそろえるばかりでなく、冷凍することで、うまみや栄養もプラスされる食材もある、とのことでした。
たとえばそれは、
・しいたけ
冷凍すると、うまみ成分のグアニン酸が3倍になるそうです。
島本さんは、しいたけの軸を切って炒めていました。
次に
・トマト
トマトのうまみ成分であるグルタミン酸は、冷凍することで1.5倍になるのだとか。
(ただし、ビタミンCは減る、とのこと)
味の話ではありませんが、冷凍したトマトは、簡単に皮がむけるそうです。
やり方は、
切れ目を入れる⇒水にさらす⇒すぐ皮をむく
一口大に切ると、氷代わりにもなるのだとか。
さすが料理研究家ですね。
氷代わりにトマトが浮かぶ素麺のつゆ。
見た目も楽しめそうです。
変わったところでは
・しじみ
冷凍することで、オルチニン酸がなんと8倍になるのだとか。
オルチニン酸は、脂肪分解できる成分です。
疲労回復にも効果があるそうですね。
夏バテ防止とダイエットに、冷凍シジミはおすすめかも。
でもこうなったら、夏だけでなく、一年中活用したいですね。
さて、糖質に偏った食事がいけないのはわかります。
今は糖質制限ダイエットも話題ですし、それならいっそ、糖質ゼロはどうなのでしょう?
川嶋朗先生のお話では、これも良くないそうですよ。
糖質は、体内で燃焼して、体を動かすエネルギーを作り出します。
その糖質が不足すると、体はエネルギーを得るために、自分の筋肉を使ってしまうとか。
つまり、行き過ぎた糖質制限は、筋肉を落としてしまうのです。
筋肉のためには、良質のタンパク質を取り入れることが大事、とのことでした。
という訳で、糖質ゼロの食事を、長期の間続けることについては、今のところはおすすめできないそうです。
そうですよね、糖質もタンパク質も脂質も、それぞれ役割があり、それぞれのバランスも大切なのですから。
結局は、あまり極端なことは避けたほうがよい、という結論
に落ち着きそうです。
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