コーヒー シミ予防の理由と飲み方 日焼け防止は?飲み過ぎでもいい?
最近、シミによいとされるコーヒー、その理由や効果的な飲み方についてお伝えします。
コーヒーは、日焼け防止にもなるか、飲み過ぎてもいいのか、飲み過ぎたらどうなるかと疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
そこで正確な情報を知っておくといいですよ。
コーヒーがシミ予防に効果的という理由と飲み方とは?
今週号の『女性自身』では、順天堂大学の小林弘幸先生が、ご自身の連載記事で書いていらっしゃいました。
それは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸という物質。
クロロゲン酸には、メラニンの過剰な増加を防ぐ働きがあるそうなのです。
クロロゲン酸は、抗酸化物質であるポリフェノールの一種です。
抗酸化作用というのは、紫外線を浴びたときに発生する、活性酸素の生成を防ぐ働きがあります。
これら活性酸素は、肌に対してはシミ、しわ、たるみの原因となるのです。
ですから、クロロゲン酸もまた、お肌のアンチエイジングに対しては、心強い味方ですね。
その根拠については、こんなデータがあるそうです。
お茶の水女子大学の近藤和雄教授が、131人の女性に対して調査した、コーヒーの摂取量とシミの関係では
(引用)
「1日に2杯以上のコーヒーを飲む人はシミが少ないことを確認した」
(引用ここまで:女性自身より)
ちょっと意外ですね。
コーヒーって、あの色のせいでしょうか、美白のイメージはなかったのですが。
むしろ、コーヒーを飲むと肌が黒くなる、なんて言われたり。
でもこれは誤解のようです。たぶんコーヒーの黒い色からの連想なのでしょうね。
コーヒーは日焼け防止にもなりますか?
一部では、『コーヒーに日焼け防止効果がある』と受け取っている方もいらっしゃるようです。
でもこれは間違いです。
コーヒーは紫外線によるシミの予防に効果があるといっても、日焼けそのものを防ぐわけではありません。
ですので、コーヒーを飲んでいても、日焼けは日焼け。
肌はやっぱり日焼けで黒くなります。
コーヒーの美白効果とは、その後に色素沈着してシミになるのを防ぐ、ということなんですよ
。
なので日焼け止め対策は、きちんとしましょうね。
コーヒーの飲み過ぎはシミにどう?
1日3杯以上ても、実際にはあんまり飲むと、カフェインの作用で眠れなくなるなどの害の方が大きいように思えるんですよね。
寝つきが悪くなれば、良質の睡眠も足りなくなるしで、お肌にも良くないでしょうし。
そうそう、カフェインの取り過ぎもまた、肌にはよくないのでした。
その理由は、カフェインはメラニン細胞を刺激するからだそうです。
(カフェインもポリフェノールの一種なんですが、種類によって色々ですね)
なので、実際の肌への効果を考えると、飲み過ぎないようにした方が賢明ですね。
昔は、「飲むと眠れなくなる」「胃に悪い」などと言われ、風邪を引いたときや体調が悪いときは、控えるようにいわれてきたコーヒー。
ところが最近は、真逆になってきたようです。
今回の情報以外にも、こんなデータが発表されました。
(前略)
1日3杯のコーヒーが、心臓病や脳血管疾患などの死亡率を24%も低下させるという、大規模調査の結果が出たばかり。
(引用ここまで:女性自身より)
最近は、チョコレートについても、こんな話がありましたし
⇒チョコレート、実は美容と健康の味方だった!ではその効果的な食べ方とは
時代が変われば、認識も変わるのでしょうね。
ただやっぱり胃の弱い方は、胸やけするのは確かです。
なのでコーヒーのシミ防止効果を十分発揮できるように、ご自分に合った飲み方や量を考えてくださいね。
※抗酸化力の強い食べ物や飲み物、まだまだあります
⇒こんなにすごい、パクチー(コリアンダー)の抗酸化力はじめ4つのパワーを大解剖
⇒白肌作りは食事が6割、スキンケアが4割という、君島十和子さんの食べるコスメ2品とは
この記事へのコメントはありません。