夏太り解消、今やらないと手遅れに?そして話題のプレミール習慣とは【ノンストップ!】
暦の8月も末の今日、『ノンストップ!』で解説していた、夏太りの原因と解消法、そしてプレミール習慣について書きますね。
昔は”夏やせ”という言葉がありましたが、今は逆。
夏に太る方が多いのだそうです。
その数は、冬に太る人の3倍なのだとか。
え、なぜ?って思いますよね。
●夏太りの原因とは
東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科の川嶋朗先生によると、夏太りの主な原因は2つあって
・糖質過多
・基礎代謝の低下
どういうことかと言うと。
今は、アイスや冷たいビールなどを多く取ると、カロリーが高い上に、身体を冷やしてしまうのです。。
その上、冷房が効いた環境では、汗も出にくく、よけい基礎代謝も低下してしまうのですね。
ですから、ちょっと太って汗をかくタイプの方は、要注意だそうです。
●なぜ今のうちに、夏太りを解消する必要が?
冬になると、外と内の気温差が大きいため、外出もしなくなりがちです。
そのため、夏太りのまま冬を迎えると、解消の機会がなくなってしまうのですね。
でも本来は、冬より夏の方が、太りやすいそうなのです。
その理由は、冬は気温が低いため、体は代謝を上げて、体温を保とうとするからなのですね。
一方、夏はその反対。
体温を下げようとするのです。
汗をかくのも、その一つ。
それでも昔は、暑さが続くと食欲も減退して、夏痩せが珍しくなかったのです。
でも、今は食生活も生活環境も、すっかり変わってしまいましたからね。
でも、夏太りを解消する方法といっても、具体的にどうしたらよいのでしょうか。
その解消法のひとつが、『ノンストップ!』で紹介された『プレミール習慣』です。
●新常識のプレミール習慣とは?
ダイエットのエキスパート、和田清香さんがおすすめの方法です。
「プレ」は”前”、「ミール」は”食事”の意味ですが、その言葉の通り、食事前の習慣なのですね。
和田さんは、朝にまず
・乾布摩擦を行います。
これは、血流をよくするためと、深部体温を上げるため。
体の中心から末端へと、血液の流れに沿って摩擦するのがコツだそうです。
加えて、
・小松菜スムージー
これは、ビタミン・ミネラル類と、食物繊維を補給するためですね。
その3時間あと、正午過ぎには友人との食事で外出。
レストランの前で、和田さんがおもむろに取り出したのは
・野菜ジュース
でした。
これは、食事を余分に食べ過ぎないため、先に食物繊維をお腹に入れておくためだとか。
ここで注意するのは、果汁入りでなく、野菜100%のジュースを飲むこと。
そうでないと、カロリー過多になってしまうのです。
これは確かにそうですよね。
果汁入りの野菜ジュースは、確かに味が良くて飲みやすいです。
でも、カロリーは3倍になると言いますから。
そして夕食前。
和田さんは、夕食30分前に、入浴をするのです。
お湯の音頭は40度ほどで、15分程度つかるのだとか。
これは、体の代謝を上げるためですね。
夕食直前。
テレビを消して、ケータイを見えないところに移動します。
これは、テレビやケータイを見ながらの”ながら食べ”を防ぐため。
”ながら食べ”では、どれだけ食べたかわからなくなり、つい食べ過ぎてしまうから、だそうです。
さすが和田さん、徹底していますね。
夕食前の入浴など、時間に余裕のある方でないと難しい気はしてしまいます。
でも、真似できるものは参考にしたいですね。
●川嶋先生おすすめの夏太り解消法
川嶋朗先生は、その他の夏太り解消方法として、次の2つをすすめていらっしゃいました。
・豆乳を飲む
これは、豆乳にはサポニン成分が含まれているからだそうです。
・肩甲骨のストレッチ
両手を軽く握り、腕を大きく振るストレッチです。
左右を交互に、15回行います。
なぜ肩甲骨かと言えば、周囲に褐色脂肪細胞という、脂肪を燃焼させる細胞が集まっているからだそうです。
『ノンストップ!』出演者の方が実演していました。
そう言えば、昔やっていたストレッチの1つに、肩を前後に動かすストレッチがありました。
これをやると、体がぽかぽかしていたのですが、それは褐色脂肪細胞を刺激していたからだったのでしょう。
う~ん、体って奥深い。
これは夏でなくても、一年中使えるダイエット法かもしれません。
夏太りの原因と解消法、いかがでしたか?
次回は、夏にやりがちな食生活について、同じ『ノンストップ!』から補足しますね。
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