冬こそシミ対策や美白ケアが必要な理由とは ためしてガッテン2
前の記事に続いて、【ためしてガッテン】から『冬の美白』の続きをお伝えしますね。
冬のシミや美白ケアって、夏ほど徹底しなくもいいや・・・そんな気持ちになる方、多いでしょうか?
日射しも強く、紫外線も降り注ぐ夏と違い、冬の日差しは弱いから、UV対策だって、そんなに神経質にならなくても。
なんて、つい思いがちですよね。
ところがこれは大きな間違いで、冬こそ、徹底したシミ対策が必要。
そう言っていたのは、1月20日放映の【ためしてガッテン】です。
冬にシミ対策や美白ケアがなぜ必要か その理由とは
ではなぜ、冬のシミ対策が油断禁物なのでしょうか。
番組の解説によると、冬の紫外線が肌に与える影響は、思った以上に強いようです。
紫外線にはUVA波とUVB波の2種類があるということは、最近の美容情報でもよく知られてきましたね。
(実はUVCもありますが、割合がとても小さいので、影響は考えなくて良いそうです)
2種類の紫外線のうち、冬のUVBは夏の1/5ですが、UVAは1/2ほど。
ということは、冬になっても、地上に降り注ぐUVAの量は、UVBのように減っていないのです。
そこに冬だからと油断して、紫外線対策をしないとどうなるか。
紫外線が肌に与える影響 冬はどう?
冬は肌が白くなっているため、逆に紫外線に対するガードが薄いのですね。
すると、UVB波が入り込み、細胞を壊しにかかります。
さらに。UVB波に壊された細胞に、UVAが浸み込んでしまうのです。
UVBは日焼けした時の赤みや色素沈着を起こすため、その影響は分かりやすいですね。
ところが最近、悪い意味で注目されているのが、UVAの影響です。
UVA波は皮膚の深いところで、肌のハリや弾力を作るコラーゲンを破壊、
ジワジワと長期にわたって、肌の深いシワやたるみを引き起こします。
これはUVBと違い、短期ではわかりにくいので、タチが悪い。
カーテンで日光を遮っても、UVA波は波長が長いため、室内に入り込んでしまうのですね。
車内でも同じです。
だから冬でも室内でも、紫外線対策は必要なんです。
と言うことは、こちらの記事でもお伝えしたことがありますが
⇒美白は1日にしてならず。顔全体に365日必要、しかも若いうちから必要なわけ
ただでさえ、UVB波でシミや色素沈着が起こるのに、これはダブルパンチです。
さらに今回、『ためしてガッテン』では、「日光角化症」という症状を紹介していました。
紫外線と日光角化症の関係について
日光角化症とは?
皮膚病の一種で、別名は老人性角化症。
長年紫外線の刺激を受けたことにより、皮膚の一部が硬く盛り上がる症状です。
これは、1年中赤みが続いて、表面を触るとザラザラする場合、可能性があるのだとか。
日光角化症 どんな人がなりやすいか
日光角化症になりやすいタイプは、
・紫外線に当たっても赤くならない人
・外に出ることが多い人(子供の時から)
1点目はちょっと意外ですね。
でも、紫外線に当たって皮膚が赤くなる、ということは、皮膚が刺激から守る反応を起こしているのでしょう。
日光角化症は、そのままでは無害です。
ただ、放置すると皮膚の奥深くに入っていき、有棘細胞(ゆうきょくさいぼう)ガンにもなってしまうとか。
ですので、心当たりのある方は、悪化する前に医師に診てもらった方がいいでしょうね。
この場合、治療には液体窒素を使って凍らせて取るのだそうです。
まとめ
こう見てくると、冬のUV対策は、シミや美白だけでなく、将来の健康のためにも必要なんですね。
とは言っても、今のファンデーションやパウダーなど、メイク用品はUV対応の製品が多いですね。
ですので、女性たちはメイクをしていれば、(少なくとも、顔に関しては)大丈夫かと思います。
問題は、家にいる時。
ノーメイクでも日焼止めなど、UV対策はしておいた方がいいでしょうね。
その点、この日焼け止めは手軽に使えます
※冬でもみずみずしいオーガニックBBの日焼け止め乳液について、語った記事はこちらです
⇒白浮きしない、肌に優しい日焼け止め『HANAオーガニック ウェアルーUV』使用感想
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