えごまオイルプリングで歯や口内がきれいになるのはなぜ?そして細かな方法とは
えごまオイルについて、南雲吉則先生の著書を読んでみました。
えごま油のオイルプリングの体験談は、前々回の記事に書きましたが、今回はそれについても補足しておきますね。
●オイルプリングで口内がきれいになる理由
オリーブオイルやごま油、ココナッツオイルなどの植物性の油を口に含み、クチュクチュと口をゆすぐ、オイルプリング。
これをすると、歯がツルツルピカピカになるんですよ。
特に、えごまオイルで口をゆすぐと、とりわけツルピカ。
南雲先生によると、これにはこんな理由があるのだとか。
つまり、
《原則として、脂の汚れは油で落とす》
どういうことかと言うと、口内の汚れは、口内細菌による不溶性の汚れが原因なのだそうです。
不溶性とは、”水に溶けない”ということなんですね。
。
また、口内のねばねばも、ただ口をゆすいだ位では、取れません。
これは、細菌が自分を保護するために、出している粘液なのだそうです。
口臭もまた、細菌が出すガスだとか。
(胃腸の不調からくる口臭は別です)
それを取り去ってくれるのが、植物性の油なのですね。
特に、えごまには体によいオメガ3の代表である、α-リノレン酸が豊富です。
その割合は、60%で、これは他の油よりダントツに高いのだとか。
また、えごま油には、口内洗浄剤にも含まれる、殺菌成分が含まれています。
えごまオイルプリングで、歯がツルピカになり、後になっても汚れにくいのは、こんな理由があったからなのですね。
それでは、エゴマオイルを使ったオイルプリングの方法を、具体的に書きますね。
●えごまオイルプリングの手順と方法
・歯を磨く
・えごまオイルを口に含む。
使用量は大さじ1杯分ほど。
・5~10分、クチュクチュと口をすすぐ
このときは、顔の筋肉を意識するのがポイント。
・オイルをティッシュに出して終わり。
口に残ったオイルは、そのまま飲んでも良い
だそうです。
●えごまオイルプリングの効用は?
(引用)
・口臭がなくなる
・歯ぐきが引き締まって歯周病も改善
・歯が白くなる
・ほうれい線がなくなる
(引用ここまで:南雲義則『エゴマオイルで30歳若返るレシピ』P29より)
口臭と歯周病への効果については、口内細菌を取り去るからでしょうね。
歯へのホワイトニング効果については、やはり汚れを除去するからでしょう。
そして、ほうれい線。
これがなくなったら、多くの女性が喜びますよね、私も含めて。
南雲先生の写真を見ると、プリングの時は、頬全体を使っているようです。
ほうれい線は、こめかみや頬の筋肉の劣化によるたるみからできるとか。
オイルプリングは、これらの筋肉にとって、劣化防止のためのマッサージになるのでしょうね。
次回は、えごまオイルを使ったフェイスマッサージについてです。
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