これだけ違う、毛穴の悩み別必要なケアとNGケアのポイントとは
今回は、毛穴の悩みに応じたスキンケアについて書いています。
前回の記事では、毛穴が目立つといっても、その内容は3通りあって、それぞれ原因も違うことがわかりました。
それではさっそく、普段のスキンケアの注意にいきましょう。
まずは、勘違いしやすいことから。
1)詰まり毛穴の方
朝は水だけ洗顔ですませていませんか?
水では、毛穴に詰まった角栓は取れないそうですよ。
また、お風呂で汗をかいたら、毛穴の汚れが取れる、というのも間違いなんです。
クレンジングオイルを使ったマッサージで、毛穴をキレイにする、というのもNGだそうですよ。
最後にもうひとつ。
保湿ケアをおろそかにしていませんか?
どうでしょうか。
このうち、お風呂で汗を~というのは、意外と多いかもしれませんね。
次に
2)開いた毛穴の方
このタイプの勘違いケアは、2つあるそうです。
ひとつは、毛穴パックで毛穴の汚れを取ろうとすること。
もうひとつは、ゴマージュやスクラブで、顔をこすること。
最後に
3)たるみ毛穴の方
毛穴を引き締めようと、毎日、引き締め化粧水を使ったり、洗顔の最後に、冷たい水や冷やした化粧水を使う方は、多いかもしれません。
でも、それらのスキンケアは、毛穴の引き締めにはならないそうです。
また、アンチエイジング化粧品を使っていないこと。
毛穴のたるみは、肌の老化によるものですから、これは必要なケアをしていないことになります。
最後は、あぶら取り紙を使わないこともNGだそうですよ。
それでは逆に、それぞれの悩みに必要なスキンケアとは、どんなものでしょうか。
1)詰まり毛穴には
まず、さっぱりタイプの洗顔で、余分な皮脂を取り除くことが基本です。
それだけでは、まだ肌がざらついて、やはり毛穴が詰まってしまう方には、
ピーリング化粧品や、酵素洗顔がいいそうですよ。
皮膚科医によっては、日本人にはピーリングはおすすめしない、という意見もあります。
でも最近では、刺激の弱いタイプのピーリング剤もありますね。
AHAを使ったミルクタイプやジェルタイプなどが、これに当たります。
それでも皮膚のざらつきが気になるときは、角栓除去の毛穴パックがおすすめ。
ただし、毛穴パックは刺激が強いので、2週間に1回くらいにしましょう。
クレイパックなら、1週間に1回くらいがいいそうですよ。
ただし、はがすタイプのパックは、やりすぎに注意が必要だそうです。
ぺりっとはがすのは、一度に角栓が取れて、快感かもしれません。
でも、あまり頻度が高いと、毛穴を刺激して、かえって広げてしまうそうですよ。
3)たるみ毛穴に対してですが・・・。
こちらは”予防”が基本だそうです。
予防ケアは、30代からはじめておくといいのだとか。
その方法は、2つあるのです。
ひとつは、ピーリング。
ピーリングは、真皮のコラーゲンを増やす働きがあるそうなのです。
そのため、毛穴のゆるみを防いでくれる、とのことでした。
また、古い角質も取れるので、角栓予防にもなるのだとか。
2つ目は、レチノール配合の化粧品を使うこと。
レチノールは、ビタミンAの一種です。
もともと体内にも存在する、基本的に安全な成分なのだとか。
そのレチノールもまた、コラーゲンを増やす働きが認められているんですね。
皮膚への浸透力も強く、真皮のコラーゲンにも有効に働くのだとか。
レチノールは、目元ケア用の化粧品に配合されていることが多いのですが、このような場合に使っても大丈夫だそうです。
ただ、刺激が強いので、慣れないうちは皮膚がかさつくこともある、とのこと。
いや~、色々な方法があるんですね。
それにしても、ピーリングに、こんなアンチエイジング効果があるなんて、初めて知りました。
ピーリングは、刺激が強いと思って、もう長いこと避けていたのです。
ただ、毛穴の詰まりや黒ずみに関しては、私はお気に入りのクレンジングジェルを見つけたので、今はほとんど気になりません。
でもっ。
ここで、2)の、開いた毛穴のケア方法がないではないか。
そう思ったあなた、その通りです。
実はこれ、他のタイプにも共通するケアがあるんです。
それについては、次の記事で
⇒開き毛穴にも有効な毛穴ケア、そして全タイプに共通な、内側からの毛穴ケアとは?
この記事へのコメントはありません。