アクアポリンとはどんな成分?肌にどんな働きをするのですか
最近、美容関係、特にスキンケア関係で、アクアポリンという言葉を聞いたことがありますか?
アクアは水の意味ですから、肌にとっては、保湿と関係するのかしら?
そう思ったあなた、いいセン行っています。
アクアポリンとは、
タンパク質の一種で、動植物の細胞膜にある物質なのです。
その中には細い穴が開いていて、水を通すのですね。
ですから、《水の穴》という意味で、アクアポリンという名前なのだそうです。
アクアポリンが発見されたのは、つい最近だそうですよ。
このアクアポリン、肌の表皮にもあるそうです。
それも沢山。
ひとつの細胞内部だけでなく、肌の内部に水分を巡らせ、潤いを保つためには、アクアポリンが必要なのです。
そのアクアポリンですが、年齢ともに減少してしまうんです。
私たちの肌が、年齢を重ねると乾燥肌になっていくのも、このせいだそうです。
これは、コラーゲンやセラミドなどの保湿成分と同じですね。
(コラーゲンは、真皮中では、ハリや弾力を保ちますが、表皮内では、保湿成分として働きます)
では、潤いのある肌作りのために、アクアポリンを配合した化粧品はあるのでしょうか。
はい、ありますよ。
カネボウでは、アクアポリンを研究した結果、APシリーズというコスメに配合しています。
また、《日田の天領水》という化粧品会社のコスメにも、アクアポリンを配合したアイテムがあるのですね。
ただ、体内のアクアポリンを増やすものがあるかというと、まだ発見されていないのです。
これが実際に発見される、もしくは開発されたら、アンチエイジングや乾燥肌の方にとって、強い味方となるでしょうね。
そんな日がくるのはいつでしょうか。
でも、思いのほか、早かったりするかもしれませんね。
この記事へのコメントはありません。