冷え性の対策、南雲院長が教える3つの方法と女性に多い原因も解説【L4セレクション】
冷え性に悩む女性、多いですよね。
特に最近は、夏といっても冷房が効いて、手足や体の冷えには要注意です。
ちょうど8月22日のL4セレクションで、「冷え性」が取り上げられていたので、自戒もこめてまとめてみます。
L4セレクションでは、女性の悩みトップ3として
第3位 冷え性
第2位 貧血
第1位 肌トラブル
が挙げられていました。
これについて、原因と対策を解説してくださったのは、南雲クリニックの南雲吉則先生です。
(この補足ともいえるお話が、夜放映の『主治医が見つかる診療所』でありましたが、それはまた後の記事にしますね)
冷え性の原因 女性に多い理由とは?
さて、女性にはつきものの冷え性ですが、放っておくと大変なことになる可能性があるのだとか。
それはたとえば、ガンだというのです。
どういうことかというと、体温は免疫力と関係深いのですね。
ですので、体温を下げないことは重要なんです。
ところが女性の体は、男性に比べて冷えやすい。
その理由は
・筋肉量が少ない
・内臓脂肪が少ない
これは閉経前の女性は、お腹に赤ちゃんのためのスペースを確保するため、とのことです。
そのため、閉経後は内臓脂肪がついてメタボ化。
これが更年期のほてりや熱さを感じやすくなる一因なのだとか。
では南雲先生がおっしゃる対策を見てみましょう。
冷え性の対策で有効な3つの方法とは
1)空腹
2)寒さ
3)有酸素運動
え?空腹と寒さが冷え対策?。
どちらも、ますます体が冷えそうなものじゃないですか。
それについて、南雲先生の解説は?
★1)空腹
最近わかってきたことですが、体内で脂肪を燃焼する役割を持っているのは、ミトコンドリアだそうですね。
ミトコンドリアというのは、細胞内の小器官です。
太古の昔に、別の生物を取り入れた名残とも言われていますね。
ところがこのミトコンドリア、空腹を感じたときに、すぐに甘いものを食べてしまうと働かないのだそうです。
すると体内の脂肪は燃焼せず、体温も上がらないままに。
ではどうしたらいいのかと言うと、
《3グー鳴るまで我慢する》
つまり、お腹が3回「グー」と鳴るまで食べないことが大事なのだとか。
この3回という数字、南雲先生によると意味がありましたよ。
つまり
・1グーで、成長ホルモンが分泌される
・2グーでは、若返り遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子が働出す
この遺伝子で血管も若返るそうです。
・3グーでは、長寿遺伝子アディポネクシンが働き出す
深いですね、これ。
私はと言えば、家にいて時間があると、お腹がちゃんとすく前に、すい何か口にしてしまいがちです。
これは大いに反省するきっかけになりました。
★寒さ
これでなんと、ミトコンドリアの働きが2~4倍になるそうです。
何だか逆説のようですが、これはつまり、
冷え防止の厚着より、体の要所を冷やす、というか外気にさらすことのようですよ。
・厚着がNGの理由とは
なぜなら、厚着をすると、体表面の温度が上がります。
すると体は体温調節のために、深部体温を下げるのです。(深部体温とは、体内部の体温のことです)
このため、厚着を脱ぐと体が冷えてしまうのだとか。
湯冷めもその一つです。
お風呂上りにそのままでは、どんどん体温が下がってしまうのですね。
今はあまり言いませんが、昔はお風呂から出るときには、ひじから先に水をかけろと言われたそうです。
これは私も子供の頃、覚えがあります。
私の場合は、ひざから下に水をかけてと言われていました。
特に冬は、これをすると風邪をひかないとも。
いつの頃か、かえって否定されるようになったのはエアコンや暖房の普及のためかと思っていました。
さて同じ理由から、
ジョギングなどでも、全身を覆うより、スパッツにトレーナー、ウィンドブレーカー位が正解だそうです。
(ちなみに南雲先生はコートもマフラーもお持ちでないとか)
★有酸素運動
これもまた、ミトコンドリアの働きが2~4倍になるそうです。
ここであげられた有酸素運動とは
・歩くこと
・姿勢を正す
など3点でした。
(3点目は後で追記しますm(__)m)
どれもみな、日常生活でさり気に実施できる、インナーマッスルを鍛える運動です。
●ガン予防とミトコンドリアの関係について
今回は冷え性とミトコンドリアの関係がよくわかりました。
また、ミトコンドリアは細胞分裂を抑制する働きもあるそうです。
これもまた、ガン予防にとっては大切ですね。
なぜなら、ガン細胞の増殖を防いでくれる、ということですから。
また、甘いものを食べるとガンが喜ぶそうです。
これはガン細胞は、脂肪やタンパク質を利用できないためだとか。
つまり、糖分ならガンの栄養になってしまうからですね。
私も甘いもの好きなので、これには十分気を付けようと思います。
それにやっぱり、運動は大切ですね。
心当たりがありすぎる番組でしたが、ここで色々気づいたのも日頃の生活を見直すいい機会だったと思うことにします。
冷え性対策
冷え性対策、その他には?
日比野先生は
・朝食をしっかり食べて、基礎代謝を上げる
岡本先生は
・男性の冷え性は、血管が細くなっていることが多い
(喫煙者とか) ので、受診をおすすめ
があげられていました。
自戒、違った、次回は同日放映『主治医が見つかる診療所』から、冷え性の一因、内臓型冷え性についてです。
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