アンチエイジングの味方、コエンザイムQ10とは?サプリやコスメにも配合されているけれど…
今回は、コエンザイムQ10について書きますね。
コエンザイムQ10とは、ここ10年くらいでポピュラーになってきた成分です。
抗酸化作用に注目され、美容では、年齢によるシミやシワ、たるみ、顔のくすみに効果があるとされるコエンザイムQ10。
ユビキノンなど、別名でも呼ばれますが、もともとは、心臓病の薬として使われていたそうですね。
で、コエンザイムQ10とは何者かというと、細胞内で、命の維持に必要な『ATP』という物質の生成を助ける、”補酵素”というものだそうです。
イワシや豚肉、オリーブオイルなどの食品にも含まれていますが、人間の体内にもあるのだとか。
ところが、20歳を過ぎると、体内のコエンザイムは減少して、70代では、ピーク時の半分にまでなってしまう、とのことです。
そのため、外から補うことが必要になってくるのですね。
一方では、日本人に必要なコエンザイムの摂取量は、1日あたり5㎎だそうですが、40歳以上では、100㎎になるというのです。
100㎎のコエンザイムQ10をイワシで取るには、なんと20匹が必要…ということで、食品よりサプリメントが効率的だそうです。
コエンザイムと言えば、まずサプリのイメージが来るのは、こんな理由があったのですね。
コエンザイムには、酸化型と還元型がありますが、細胞内で力を発揮するのは、還元型に変換されてから。
ところが、体内で変換する力は、年齢とともに弱くなってしまうのだとか。
そのため、酸化型では、思うような効果が得られない方は、還元型のコエンザイムQ10がおすすめだそうですよ。
ただ、どちらのコエンザイムQ10にしても、毎日飲み続けることが大切なのですね。
その理由は、コエンザイムの効果…というか、血中濃度が上昇するには、飲み始めて1週間ほどかかりますが、やめるとまた、1週間で元通りになってしまうから、だそうです。
せっかくのアンチエイジング、途中で無駄にならないように、気をつけましょう。
現在、コエンザイムQ10のサプリメントを販売しているのは、
DHC、資生堂薬品、ユアヘルスケアなどのメーカーです。
また、最近は、コエンザイムQ10を配合したコスメ製品も出ているのですね。
それは例えば、化粧水や乳液、クリーム、シートマスクなどのスキンケア製品であったり、美容液シャンプーなどのヘアケア製品であったり。
コエンザイムQ10を配合したファンデーションも出ています。
コエンザイムQ10を、肌や頭皮からも吸収する…サプリによる内側からのケアと合わせれば、相乗効果を期待できる、というわけです。
コエンザイムQ10は、油に溶けやすいので、サプリとしてなら、、食事などで油分を摂った後が効果的。
化粧品なら、油脂と一緒に配合されているものがおすすめだそうですよ。
それは例えば、クリームやオイル状になっているものですね。
『女性セブン』誌面に載っていた化粧品は、次のようなものでした。
・資生堂 Q10 エクティブクリーム
・DHC Q10モイスチュアケア パウダリーファンデーション
・DHC 薬用クイックジェル モイスト&ホワイトニング
・DHC Q10美容液 シャンプー
・コーセーコスメポート バイタルエージ Q10 ローション
・カネボウ化粧品 フレッシェル ミルク(EX) N
これらのコエンザイムQ10を配合した化粧品、美容家や美容ライターさんも愛用しているそうです。
これまで今一つ、わかったようでわからなかったコエンザイムQ10ですが、『女性セブン』の記事を読んで、すこしずつ理解できてきたような。
美容ばかりでなく、疲労回復や認知症の予防などに効果があるというコエンザイムQ10。
化粧品をすぐ変えることは難しいとしても、サプリメントからなら、お手軽に摂れそうですね。
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