無添加化粧品はお肌に安全?オーガニック化粧品とどう違う?
今日はオーガニックコスメと無添加化粧品の違いについて、書きますね。
お肌が敏感な方には、無添加化粧品やオーガニック化粧品に興味をお持ちの方もいらっしゃるでしょうね。
無添加化粧品とは、添加物を使っていない=体に安全だし、そもそも無添加とオーガニックって、同じじゃないの?そうお思いの方も少なくないみたいです。
かくいう私も、その一人でした。
でも、その二つは違いました。
その違いについて、ご説明しますね。
まず、無添加化粧品とは、指定成分が不使用の化粧品。
オーガニック化粧品とは、有機栽培された植物由来成分を中心にした化粧品。
ざっくり言うと、こんな感じでしょうか。
まず、無添加化粧品についてですが、
これは、添加物を一切不使用という意味ではないんです。
無添加化粧品に使われていないのは、指定表示成分。
指定成分とは、アレルギーを起こしやすい成分(指定成分)のうち、厚生省が成分表に表示するよう、指定された成分なんですね。
指定成分は、全部で120種類もあるそうです。
Tころがこのうち、表示するよう定められているのは、ほんの一部分。
よくあるパラベン不使用、という表示も、防腐剤フリーや、保存料フリーを意味するわけではないそうですよ。
確かにパラベンは、保存料としてはポピュラーですが、保存料の中の一つにすぎません。
パラベンフリーと言っても、他の保存料は使われているのです。
ですから、無添加化粧品といっても、すべての人にアレルギーが起こらない、という訳ではないんですね。
これを聞くと、保存料なんて、使わなければいけないの?
という疑問がわいてきます。
でも、化粧品に防腐剤は必要なんだとか。
なぜなら、化粧品に保存料が入っていなかったら、すぐに細菌が繁殖してしまうからだそうです。
皮膚科の先生によっては、「現在の保存料は、安全性が向上しているから、神経質になることはない」という方もいらっしゃいます。
それよりは、保存料不使用の化粧品の方が、お肌や体にとってはよほど危険、というわけです。
ただ、体への安全性を考慮しているだけに、防腐剤も、強すぎるものは使っていません。
ですから、化粧品を使うときは、使用期限内に使い切りましょう。
フタや栓をしっかり締めたり、スパチュラを清潔に保ったりも、大切ですね。
さて、オーガニック化粧品では、植物由来の防腐剤を使っています。
こちらの防腐効果は、一般の化粧品より弱いのだとか。
ただ、メーカー側でも、それを考慮して、使用期限を定めていたり、雑菌が繁殖しにくい容器を使っていたりします。
もしくは、1つの容器に入っているコスメの量が、使用期限内に使い切るものだったり。
★オーガニック化粧品について、詳しくはこちらの記事で★
⇒そもそも本物のオーガニックコスメとは?自然派や無添加とは違うようだけど…
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