日焼け止め 選び方のポイントは?spfや紫外線吸収剤ともう一つとの関係
今回は、日焼け止めの選び方についてです。
肌を老化させる、最大の原因と言ってもよい紫外線には、若いころから十分な防御が必要ですね。
ところがその日焼け止めが、肌に負担をかけることもあるのです。
そこで、日焼け止めを選ぶときには、3つのポイントに注意しましょう。
日焼け止めの選び方 ポイント3点とは
まず最初は、
1)SPFとPAを、しっかり確認する
2)紫外線吸収剤フリーかどうか確認する
3)テクスチャーを確認する
まず1)について
SPF、PAとはなんでしょうか。
日焼け止めのspfとは?意味は何?
SPFは、紫外線B波をカットする度合いを表します。
B波は、エネルギーが強いため、肌に赤みやヒリヒリを起こし、日焼けやシミの元となりますね。
それなら、SPFの数字が大きければ良いかというと、そうではないのです。
その理由とは?
SPFの後の数字は、紫外線に当てた肌が赤くなるまで、基準の時間の何倍かかるか、を表しています。
その基準の時間とは、20分。
つまり、SPF30とは、その日焼け止めを塗って紫外線に当たった場合、肌が赤くなるまで20分×30=600分かかる、ということです。
600分とは、10時間ですね。
日焼け止め spfの選び方
普通の生活なら、こんなに長時間B波を浴びることって、ありますか?sp
ないですよね。
だから、普段つける日焼け止めは、SPF30もあれば十分、と言われるのです。
SPF50を付けるのは、海など、紫外線の強いアウトドアで過ごすときですね。
●PAについて
日焼け止め paの意味は?
PAは、紫外線A波をどれくらい防げるかを示します。
A波は、肌の真皮に到達して、しわやたるみなど、肌の老化を引き起こすタイプですね。
その度合いは
PA+ やや効果がある
PA++ 効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++++ 極めて強い効果がある
日焼け止め paの選び方
これもまた、日常生活では、PA++でよいそうです。
むしろ、数字が大きい日焼け止めの日常使いは、肌に刺激を与えてしまうそうですよ。
2)紫外線吸収剤フリーかどうか確認すること
紫外線をカットするために使われるものとしては、
・紫外線吸収剤
・紫外線散乱剤
この2種類があります。
このうち、
紫外線吸収剤とは?
紫外線の光エネルギーを吸収して、別のもの(熱エネルギー)に変えてしまうのです。
これで、肌は紫外線から守られますが、肌にとって刺激になることもあるのだとか。
これは、紫外線のエネルギーを変換するとき、肌の上で化学反応を起こすからなのですね。
紫外線吸収剤として使われる原料には、
紫外線A波に対しては パルソールA、メキゾリルSXなど
紫外線B波に対しては 桂皮酸、オキシベンゾンなどがあります。
肌への負担を考えれば、次の表示があるものを選ぶといいですね。
その表示とは
《紫外線吸収剤不使用》
《紫外線吸収剤フリー》
もしくは、《ノンケミカル》です。
紫外線吸収剤不使用 フリーの日焼け止めとは?
紫外線吸収剤の代わりに、紫外線散乱剤を使った日焼け止めです。
紫外線散乱剤は、肌の上で鏡のように、紫外線をはね返してしまうもの。
金属を酸化させて粉にしたものや、細かい粘土質の粉などが使われます。
代表的なものとしては、
酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、カオリン、タルクなど。
あれ?それって、ミネラルファンデーションでおなじみの原料ですね。
ただ、酸化チタンなどは金属のため、肌が乾燥してしまうのが欠点です。
また、人によっては肌を刺激して、肌荒れを起こしてしまうこともあるのだとか。
ですので、それらの金属分子を、アミノ酸でコーティングした日焼け止めもあるそうです。
紫外線散乱剤は、塗ると白浮きしてしまうのがウィークポイントでしたが、最近はずいぶんと改良されてきましたよ。
注意が必要なのは、日焼け止め効果がある化粧下地です。
これらの下地は、紫外線吸収剤を使っているものが多いようです。
3)のテクスチャーに関しては、
クリームか乳液タイプを選ぶとよいでしょう。
昔はクリームが主流だった日焼けどめにも、今はジェルやローション、スプレーなど、タイプは様々。
これらはべたつかず、使用感がいいですが、お肌のためには、これが曲者なんです。
なぜなら、それらの日焼け止めのほとんどが、紫外線吸収剤のみを使っているからだそうですよ。
でも、クリームや乳液タイプなら、ノンケミカルが多いらしいのです。
おわりに
今回は、日焼け止めを選ぶ時に注意するポイントについてでした。
日焼け止めを塗るときの注意については、こちらでどうぞ
→過信は禁物!日焼け止めの使い方~気をつけないと効果が半減~
でも、今回挙げた条件を全部クリアする日焼け止めって、あるのかしら?
と思ってしまいますよね。
ところが実は、あるのです。
その日焼け止めについて徹底的に語りました。
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