美白コスメが効きにくく、顔のトーンがくすみがちな理由、何がある？
毎日の美白ケアって、今や大事だと言われていますよね。
しみやそばかすの予防や、透明感のある明るいトーンの肌は誰でも目指したいもの。
でも、毎日美白コスメを使ってケアしているのに、くすみが取れない
ことってありませんか？
それどころか、しみもできやすかったりして。
●顔のくすみの原因は？
顔のくすみには、血行不良や、肌のターンオーバーの乱れで、古い角質がたまっている、などの原因があるのです。
でも意外と見落としがちなのが、肌質なんですね。
その肌質とは、敏感肌。
またもや出てきた、この名前。
もう耳にタコができそうな方もいらっしゃるかもしれません。
でも実は、今や日本女性の7割が、ご自分を敏感肌だと感じているそうです。
敏感肌とは、肌のバリア機能が弱く、アトピーや炎症を起こしやすい肌。
乾燥肌の方も、敏感肌につながりやすいと言われているのです。
敏感肌が美白と何の関係があるかというと、
『敏感肌には美白が効きにくい』そうなんです。
これはショックですよね。
ただでさえ、敏感肌は肌老化が実年齢より11歳進んでいる、なんてデータもあるのに。
老けに加えて、くすみもだなんて。
これはどういう理由でしょうか。
そのメカニズムを説明しますね。
●敏感肌に美白が効きにくい理由とは
敏感肌の方は、肌のバリア機能が乱れています。
肌荒れも起こしやすい。つまり、角層がめくれている、ということ。
肌がそのような状態では、紫外線が浸透しやすくなってしまうのです。
紫外線は、放射線の一種です。
細胞のDNAを損傷して、体力にもダメージを与えるのですね。
当然、肌へのダメージとなり、赤い炎症を起こしやすい⇒炎症の跡が、シミとなって残る
このようなサイクルがあるのだそうです。
ですから、せっかく美白コスメを使っても、効果が出にくい、とのこと。
それにもともと、美白というのは、スキンケアの中では”攻め”に属します。
刺激に弱く、炎症を起こしがちな敏感肌の場合、コンディションいによっては、肌トラブルになるかもしれません。
今は幸い、肌にアレルギーを起こしやすい成分を不使用の化粧品も、たくさん手に入れることができます。
敏感肌の方にも使える、とうたったコスメも、珍しくありませんね。
ただ、美白の場合は、肌トラブルなく使える、ということだけでなく、もう一歩進んだコスメが理想です。
次回は、敏感肌のための美白コスメをご紹介しますね。
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