日焼け止めサプリ成分の種類と効果とは?副作用は大丈夫?
日焼け止めサプリメント成分の種類や効果、副作用について調べてみました。
日傘サプリメントとも呼ばれる日焼け止めサプリですが、メイン成分として一番有名なものはヘリオケアに使用されるファーンブロックでしょうか。
あとはここ数年、注目度が高い新成分、ニュートロックスサンR。
最近販売された新製品サプリでは、こちらを使っているものが多いですね。
ではその2成分を含めて、それぞれの特長を書きますね。
(以下、成分名の末尾Rは、商標マークの意味です)
ファーンブロック(R)
(画像はイメージです)
ファーンブロックとは?
英語名はFernBlock。。fern(シダ)+block(防御)から来た名前です。
フェーンブロックとも呼ばれます。
原料となるシダは中南米産。
ホンジュラスでは民間療法に、古代マヤでも薬として用いられてきました。
ファーンブロックの効果
・紫外線から細胞を防御
・抗炎症作用
・細胞DNA保護作用
・皮膚構造を保存
という日焼け止めとして嬉しい作用があります。
このほか、自己免疫疾患や痴呆、アルツハイマーなどの精神疾患、
喘息や心臓病などに効くとされています。
本当に効果があるの?という疑問に対しては
ファーンブロックは、紫外線アレルギーや白斑、肝斑などの方に皮膚科医がすすめる成分なので、大丈夫ですよ。
ファーンブロック 副作用は?
ごくまれに消化不良や皮膚のかゆみが報告されるそうです。
PABA(パラアミノ安息香酸)
ビタミンB群の1つです。
アメリカの食品医薬局からただ一つ、「飲むUVカットビタミン」として認定された成分です。
紫外線防止クリームとしての実績から、飲む紫外線吸収材としてアメリカでは飲む紫外線吸収剤として常識なのだとか。
白髪やシワにもいいそうですよ。
注意点は、腸内環境が整っていないと、十分な効果を発揮できないこと。
ニュートロックスサン(R)
ニュートロックス酸ではなく、”サン”は”太陽”の意味ですね。
スペインの大学で、10年以上にわたる研究から生まれた新成分です。
ニュートロックスサン 原料は?
原料はスペイン産のローズマリーと。
同じく、スペイン産シトラス(柑橘類)です。
これらから抽出、特殊配合した天然ポリフェノールが、ニュートロックスサンなのです。
スペイン産、というのは理由がありました。
産地というのは伊達ではありません。
それは、ヨーロッパの中でもスペインは陽光あふれる、と言うと聞こえがいですが、紫外線がもっとも強い地域の1つだからです。
熱帯もそうですが、天然ポリフェノールは、このような地域の生き物が、強い紫外線から身を守る役割をしています。
(虫や外敵から守る、という役割もありますが)
なのでスペイン産の原料なら、心強い働きをしてくれるのですね。
ニュートロックスサンの効果は?
からだの内側から、皮膚や細胞を紫外線からガードします。
その働きを細かく言うと、
まず
・抗酸化作用
・抗炎症作用
ニュートロックスサンの抗酸化作用には2通りあって、
・活性酸素をキャッチして働きを抑制
・劣化した細胞が酸化抑制成分をつくることを抑える
と、予防とフォローの両方をしてくれるという、とても有難い作用があるそうですよ^^
特に2番目は、お肌のエイジングケアにも期待できそうです。
また、抗炎症作用では
劣化した細胞の炎症やダメージを抑える
こう見てくると、ニュートロックスサンが女性対象の日焼どめサプリで注目なのも納得ですね。
補足
飲む日焼け止めと言われ、体の内側で紫外線の影響をガードする成分
って、実は昔からあったそうです。
抗酸化物質の1つ、β-カロテンなどはその代表なんだとか。
その他にもビタミンCやビタミンE、緑茶フラボノイドなども、お肌を日焼けのダメージから守ってくれますね。
日焼け止めサプリメントの注意点は?
今のところ、皮膚科医の見解では、
「紫外線ケアとしては、塗る日焼け止めに取って代われるものではない」
というものもある通り、サプリだけで100%完全に日焼けを防げる分ではないようです。
成分配合量や、使う状況にもよるのでしょうけれど、確かに中には
「やっぱり焼けた」という口コミもあったり。
ただ、100%完全ではなくても、こんなメリットはありますよね。
・頭皮や目もガードできる
・付け直しが不要
・日焼け止めが塗りにくい部位もケアできる
あとは成分の配合量も考えて、塗る日焼け止めや日傘などと併用すれば、光老化による肌ダメージも、かなり防げるのではと思います。
次回は、ニュートロックスサン配合の日焼止めサプリメントを比較してみますね。
※この成分にも注目です!
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