夏バテ防止 下半身冷え上半身暑い冷えのぼせの解消方法 たけし家庭の医学
夏バテと下半身冷え症が関係あるって、ご存じですか?
きょう放映した『たけしの家庭の医学』では、下半身冷え症のうちでも『冷えのぼせ』のチェックポイントと、家庭でできる改善方法について解説していました。
冷えのぼせとは、冷房の効いた電車や部屋で、すぐに下半身が冷えてしまう、でも上半身は暑くなって汗をあく。
そんな症状のことです。
私も冷房には弱くて、数十分後には体が冷えて体長を崩しやすいたちなんです。
なので「もしやこれは、自分にも当てはまるかも?」と思いながら『家庭の医学』を見ていました。
夏バテと冷え性の関係とは?
冷え症の方は、夏バテも起こしやすいそうなんですよ。
特に冷えのぼせと言われる、下半身は冷えるのに上半身が暑い症状の方は要注意。
その理由は、
・過剰に汗をかくため、脱水状態になりやすいのです。
そうなると、筋肉の機能も低下することに。
でもこれは不思議ではないかもしれません。
夏バテは自室神経失調症の一つ、とも言われますからね。
では、自分が下半身冷え症かどうかをチェックするポイントをあげると?
下半身冷え症のチェックポイントとは
『たけしの家庭の医学』で紹介されたポイントは、次の6項目でした。
1.お風呂で、湯船に長くつかれない
2、眠りが浅い
3、手によく汗をかいている
4、冷房をつけると足が冷える
5、あせりやすい
6、ちょっとしたことでカッとしてしまう(『たけしの家庭の医学』より引用)
これら6項目のうち、3項目がYESなら、下半身冷え性の可能性があるそうです。
と言うか、改めて見ると、これにあてはまるのは自律神経のうちでも、交感神経が働き過ぎる場合なのでしょうか。
いやいや、この場合は交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなっているように思えます。
下半身が冷えて上半身が暑い 冷えのぼせとは?
冷えのぼせとは、漢方の言い方なのですが、千葉大学の並木先生の解説では
・冷えのぼせでは、下半身にいくべき熱が上半身に留まってしまっている症状を指します。
実は、冷えのぼせになりやすいのは
・エアコンなどの冷気に対して敏感な体質の方
だそうです。
つまり、
エアコンによる温度低下に、自律神経が過剰に反応してしまうため、下半身の血管が収縮、冷えてしまうのですね。
一方、上半身では下半身に向かうはずの熱がせき止められるため、体温が上昇してしまうのです。
その結果、下半身は足先を中心に冷たくなるのに、上半身は熱くて汗をかくということに。
夏バテ防止 冷えのぼせを改善する方法は?
冷えのぼせは、漢方外来で治療すると改善していくそうですが、番組では特別に、家庭でできる2つの方法が解説されました。
夏バテ改善のためのその方法とは
・ツボ
・薬膳(体にとって薬となる料理)
です。
今回はそのうち、ツボについてお伝えしますね。
冷えのぼせを解消するツボとは
今回紹介されたツボは3つでした。
一つは
・血海(けっかい)
2番目のツボは
・太渓 (たいけい)
・血海とは
ひざのおサラの内側、指3本目の位置にあるツボです。
漢方医療では脾臓の脾、消化器に当たり、全身の血流をよくする働きがあります。
ツボの場所を見つけるポイントは、
気持ちいいところ、または痛いところを優しく押すこと。
いた気持ちいいくらいで、1回10秒くらいだそうです。
気づいたときに押してあげるといいそうですよ^^
・太渓とは
内くるぶし、アキレス腱の部分にあり、下半身の血流をよくする働きがあります。
また、腎(ジン)の機能を高め、体質改善を促す働きもあります。
3番目は
・八風(はっふう)
足指の間の付け根にあるツボで、足先の冷えに即効性があります。
片足に4つずつ、両足で8つあるからこの名前なのですね。
千葉大学の先生のお話では、ツボも基本的には体質改善できるのだとか。
今のツボも、即効性はありますが、すぐにやめてしまわずに、1か月くらいは続けてほしい、とのことでした。
次回は、冷えのぼせに効く薬膳料理についてです。
⇒冷えのぼせ改善の薬膳を作った経過と食べて感じた効果とは?
さっそく材料を買って実践しました^^
★今気になるお悩みは?★
この記事へのコメントはありません。