夏の肌老化を加速する毛穴熱風 対策はどうしたらいい?
前回の記事に続いて、今回は、夏のスキンケアと熱風の関係についてです。
夏は、日焼けとともに、汗と皮脂によるメイク崩れにも気を遣う時期でもありますね。
そこで気になるのが、毛穴の開きです。
開いた毛穴には、ファンデーションが入り込むと、かえって目立ってしまう。
この毛穴の開き、実は気温だけが原因ではないそうですよ。
化粧品会社のポーラが調査したところ、夏に山や海から吹き込む熱風も関係するのだとか。
この風は27度~30度の温度になり、皮膚にあたって、毛穴を開きやすくしてしまう、とのこと。
そして風にほこりや汚れが混じっていると、後が大変。
毛穴にほこりや汚れが入り込んでしまい、肌にはますますダメージをうけてしまうことに。。
この風を、ポーラは『毛穴熱風』と呼んでいます。
ベテランポーラレディさんによると、
毛穴熱風による肌ダメージ対策としては、
・毛穴の奥までの汚れはしっかり取り去り
・マッサージと保湿も必要だそうです。
さらに、毛穴が目立つと、肌が老けて見えることについて、研究員主任の方は、こんな指摘をしています。
(引用)
「女性が年をとるのは”誕生日”ではなく、”夏”という意見も。それは、夏には強い日射し、暑さによる夏バテなど、体の内外からダメージを受けやすいからです。(後略)」
(引用ここまで:女性セブンより)
夏は、頬の毛穴が一番目立つ季節でもあるそうですよ。
毛穴の開きを放っておくと大変!
開きは進み、肌のキメにも影響してしまいます。
つまり、お肌の老化が加速してしまう、ということですね。
夏が来るたび、お肌に年齢が刻み込まれるなんて、木の年輪ではないのですから、これは気を付けてケアしたいですね。
特に気を付けたいのは、太平洋側の地域だそうです。
ここは、南寄りの熱気を含んだ強い風にご注意。
これを受けると、一気に毛穴が開いてしまうのですね。
ここで思い出すのは、5月14日のNHK『あさイチ』で放映された、『毛穴が気になる県の第1位は静岡県』というデータです。
(上の番組のデータ、やはりポーラの調査によるものだったのですね)
静岡県第1位の理由は、山と海、両方から熱風が吹くから、ということでした。
さらに詳しく言うと、静岡では、午前中は富士山からの山風、午後は海からと、Wで熱風が吹くそうなのです。
ちなみに、静岡県の美肌偏差値34.2で総合43位。
角質やキメはよいのですが、肌トラブルが目立つのだそうです。
これも毛穴熱風による、乾燥や、汗&皮脂分泌が関係するらしいです。
※静岡県以外で、毛穴が目立つ地域は、こちらの記事で
→意外!毛穴が目立つ都道府県ランキング、第1位は静岡という理由とは【あさイチ】
実は30分あたっただけで、毛穴が2倍開くという、パワー強大な毛穴熱風。
だからといって、外出は避けられないし、住む場所や、気象条件は変えられません。
それでは、毛穴熱風に対抗するには、どうしたらいいのでしょうか?
静岡県のポーラレディさんが取った対策は
(引用)
「静岡には、Wの毛穴熱風が吹くと聞いて驚きました。だから今は、美白パックとともに、Tゾーンケアにも力を入れています。毛穴の奥の汚れをしっかり取り去ってからスキンケアや化粧直しをすることで毛穴を広げず、引き締められます。(後略)」
(引用ここまで:女性セブンより)
また、朝はメイク前に、毛穴ケア用品で毛穴を引き締めるとよいそうですよ。
化粧水で保湿することも大切ですね。
メイクのコツは
→毛穴が目立たないメイクのコツ、2つのポイント
昼は、ペットボトルなどで、肌を冷やすことは厳禁。
夜は、汗や汚れ落としに、ゴシゴシこするのもNGです。
洗い方は優しく、後はしっかり保湿しましょう。
夏の毛穴対策、ここに注意!プロがアドバイスする、2つのポイントとは【あさイチ続き】
化粧水だけでなく、乳液も必要かもしれません。
※今も乾燥しているかも
→梅雨でも注意!インナードライ肌のチェックとスキンケア対策、3つのポイントとは?
今回の記事を書きながら、夏には肌老化が進む原因が、これだけあるのはびっくりでした。
私の頬も、毛穴が開いているのです。
普段はわかりにくくても、ファンデーションによっては目立ちます。
これは、昔の肌トラブルのせいだと思っていましたが、もしかしたらその肌トラブルも、夏の熱風や日射し、その他もろもろが原因だったかもしれません。
でも、今は対抗策があるので、しっかり実施したいですね。
※これ、とっても参考になりました!
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