美肌の一番県は島根県、最下位は群馬県!その理由と、悩み別お肌へのアドバイスとは
ポーラが調査した『ニッポン都道府県グランプリ2014』という調査の結果が、きょう発売の『女性セブン』に載っていました。
この調査は、ポーラ株式会社が、2013年9月~2014年8月に渡って調べた結果をまとめたものです。
ポーラのこの調査、2011年から実施され、毎年11月12日(いい皮膚の日)に発表するのだそうです。
それがなぜ、今になって掲載されたのかは謎なのですが、その結果からは、美肌を作る要素が浮かび上がってくるのです。
美肌の基準は、角層細胞、キメの整い方、シミしわ、ニキビのできにくさ、潤いの6部門で判断するそうです。
今回の調査では、ポーラは、美肌には環境も影響すると考えたそうですよ。
(引用)
「水蒸気密度、日照時間、肌を乾燥させる風、これに生活環境を加えた4つがトータル的にバランスの良い県ほど、肌のコンディションが良い人が多いということがわかったんです」
(ポーラのアンチエイジング美容研究室主任研究員・山川弓香さん)
(引用ここまで:女性セブンより)
その結果、美肌の第1位は、3年連続で島根県でした。
レーダーグラフを見ると、島根県は、角層細胞、潤い、シミ、しわの4部門でベスト3に入り、全体のバランスも良いのです。
美肌偏差値は72.9.
さらに、環境では水蒸気密度9位、日照時間は4位、肌荒風の影響はゼロだったとか。
※肌荒風とは、肌を乾燥させる”からっ風”を指しています。
第2位は、高知県です。
高知県は、日照時間では33位。これは紫外線の影響を受けやすい、ということなのですね。
そのため、シミは全国で最下位なのだとか。
一方、水蒸気密度は8位で、肌荒風の影響は少なく、潤いを保ちやすい環境だそうです。
そして、群馬県は、美肌偏差値なんと25.6で最下位。
しかも2年連続というから、群馬にお住いの方はショックかも。
さてその最下位の理由は、肌荒風の影響が強いようです。
シミはできにくいが、しわとニキビができやすく、潤いも不足なのだとか。
そういえば、群馬県は空っ風で有名でしたね。
このからっ風とは、秋から冬にかけて吹く、乾燥した肌荒風のことです。
関東平野の中でも、一番激しいのは、群馬だそうです。
群馬ほどでなくても、空っ風の影響を受けやすい県は、次の5つなのですね。
・茨城県 ・栃木県 ・埼玉県 ・東京都 ・神奈川県
一方、冬から春にかけての季節風の影響を受けやすいのが、
以下の15県でした。
・兵庫県 ・和歌山県 ・徳島県 ・大阪府 ・福井県
・山口県 ・福岡県 ・佐賀県 ・愛知県 ・京都府
・広島県 ・大分県 ・静岡県 ・岐阜県 ・滋賀県
こちら、ずいぶん多いですね。
美肌の総合順位でも、下位のほとんどを占めるのは、これらの県でした。
ただ、群馬県出身でも、由紀さおりさん、篠原涼子さんなど、肌のきれいな方たちもいらっしゃいます。
これは、美肌を作るのは、今の生活環境だからであって、出生地ではないからだそうですよ。
ですから、美肌県以外の方も、環境と肌に合う、適切なケアができれば、お肌の状態は確実によくなるそうです。
たとえば、群馬県のポーラレディさんは、次のようなアドバイスをしています。
(引用)
「乾燥しがちな環境で生活しているので、夏でもクリームを使用。特に目や口の周りのケアを」
(引用ここまで:女性自身)
同じように、
・シミができやすい県→紫外線カット
・潤いやしわが気になる県→保湿を徹底
・ニキビができやすい県→皮脂コントロール
・キメ、角質→マッサージ
だそうです。
ご自分の住む都道府県の偏差値と、6部門それぞれの順位については、『女性セブン』をご覧になってくださいね。
次回は引き続いて、違う風のお話です。
→えっ、夏の肌老化は”毛穴熱風”で加速する?では対策はどうしたらいいの?
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