サクランとは?肌への効果や保水力はどうですか
きょうのNHKあさイチで紹介されたスイゼンジノリとサクランについて書きますね。
サクランは、これまでテレビではNHKおはよう日本、クマロク。未来紀シアターなどで取り上げられてきました。
サクランとは?注目される理由は?
美容分野では、化粧品の保水成分として注目されています。
その理由は、サクランの保水力がすごいからなんです。
サクランの保水力はどれくらい?
保湿成分の代表的存在のひとつ、ヒアルロン酸のなんと5倍。
自分の重さの約6000倍の水を抱え込むことができるんです。
(塩水においては10倍とされています)
番組でも実演していましたが、1gで約6Lもの水を吸った状態は、ぷるぷるとした寒天のようでしたね。
これは、サクランを使った化粧品のサイトで説明されていますが、その変化を実際に(と言ってもテレビ越しにですが)見ると、やっぱり印象的です。
サクランを肌につけると?
サクランの特長は、外に類を見ない巨大高分子だということです。
高分子とは、低分子の反対で、分子のサイズが大きいということ。
肌に付けると分子の膜が網目のように肌に張りめぐらされ、ベールのようにすっぽり覆います。
これが第二の皮膚として、お肌を守ってくれるんです。
だからサクランの化粧品は、肌につけた直後はややくっついてきますが、すぐにつるっつる、すべすべした触り心地です。
サクランの肌への働き、その他には?
それに、抗炎症効果があることもわかり、医療分野でも注目されているんですよ。
だからアトピー肌におすすめ、というローションやジェルもあるんですね。
(私も肌トラブルの時は、サクランの有難さをかみしめます^^
その時のスキンケアについて⇒花粉症とアレルギー皮膚炎で荒れた肌を守ってくれたスキンケア製品とは )
サクラン化粧品が出回っていない理由は?
でも、サクランは、その保水力が抜群な代わりに、とっても希少な成分でもあるんです。
その理由は2つあって、
・スイゼンジノリ自体、絶滅危機にある希少な植物であることと、
・サクラムもまた、抽出割合がたいへん少ないからです。
その割合は、スイゼンジノリ1kgから採れるサクランは、わずか7gと
7gって、計量スプーン小さじ1杯が5gですから、1さじ1杯半弱といったところですね。
だからでしょうか?
あさイチでは、サクランには20社以上の化粧品会社が注目しているとのことでしたが、サクラン使用の化粧品は、今のところあまり多くありません。、
今のところ
・サクラン発見者の方が開発したMAIKO
・咲水スキンケアシリーズ
・サクラムアルジェ
くらいでしょうか。
これらの化粧品については、★比較記事★がありますので、ご興味のある方はご覧くださいね。
こちら⇒あさイチ紹介のスイゼンジノリ抽出成分、サクランを使った化粧品何がありますか 比較ランキング
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