すごい効能のエゴマ葉の食べ方色々。そして福島産のえごまは安全なの?【あさイチ】
前回の記事に続いて、えごま葉の食べ方と、全体のまとめをお伝えします。
えごま油の効能に隠れがちですが、エゴマの葉っぱも、すごい効能があるんですね。
エゴマ葉は、ロズマリン酸という物質が豊富なんです。
それは、同じシソ科の大葉(オオバ)に比べ、5倍の量なのだとか。
ロズマリン酸とは、体内で糖の吸収を妨げてくれるのです。
名前の通り、ローズマリーというハーブに含まれています。
その葉っぱを愛用している地域は、福島県の下郡(しもごおり)。
エゴマの葉といえば、焼き肉を包んで食べるというイメージですが、こちらでは色々なバリエーションがありました。
下郡での、エゴマ葉の食べ方とは?
・エゴマ葉の塩漬け
保存状態が良ければ、3年ものもあるのですね。
おにぎりに巻くと、プチプチの食感を楽しめます。
そうそう、この場合は塩は不要です。
両側に巻いて、1~2分ずつ焼くと、香ばしくてパリパリ。
病みつきになるそうですよ。
次は、葉っぱの料理です。
・からし味噌揚げ
えごまにカラシ味噌を包み、からっと揚げます。
おやつ感覚で、軽く食べられるそうですよ。
・せん切り
これは刻んで、醤油をかけるだけ。
熱いご飯にかけてもおいしい、とのことです。
・若葉と大根のサラダ
今はちょうど、えごまの若葉の季節です。
そこで、大根と合わせてサラダにするのですね。
これは、ピリっとしてアクセントになってよい、とのこと。
そして
・葉っぱのお茶
これは、生のえごま葉を急須に入れて、お湯を注ぐのです。
ハーブティーの感覚ですね。
また、こんな食べ方もありました。
・ますとエゴマ葉の鮨
ただし、ここで注意したいこと。
エゴマ葉には、糖の吸収を抑えてくれるロズマリン酸が豊富ですが、薬ほどの効果はないそうです。
でも、炭水化物を多く食べる方には、いいでしょうね。
最後にまとめとして、視聴者から寄せられた質問への解答を書いておきますね。
・エゴマ油の保存期間は?
開封後、3か月を目安として、半年で使い切ってほしい、とのことです。
保管は冷暗所で。冷蔵庫は不要ですが、日光に弱いので、日が当たらない場所がよいのだとか。
オリーブ油より、少しデリケートだそうですよ。
・あまに油、シソ油との違いは?
香りの差くらいだそうです。
α-リノレン酸の量の違いは数%なので、ほとんど同じと思ってよいのだとか。
・福島が産地とのことで、放射能は大丈夫か?
実自体にはほとんどないそうで、心配無用だそうです。
最後に、えごま油を食生活に取り入れるときの注意です。
えごま油を使うときは、その分、他の油を減らすと良いそうです。
他の油はそのままで、エゴマ油をプラスすると、油分が過多になってしまうとか。
まあこれはわかりますね。
全体のバランスが大事、ということで。
今話題のエゴマについて、いかがでしたか?
実は私の家では、今まで使ったことがなかったのです。
でも実家の両親には、すすめてあげたいと思ってしまいました。
と言うことで、次からはまた別の話題に移りますね。
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