肌フローラの育て方その1!常在菌から見たおすすめスキンケア・洗顔法・入浴法とは【モーニングショー その2】
3月30日放映の『テレビ朝日モーニングショー 肌フローラで美肌&カサカサ・ニオイ解決』の続きです。
肌の常在菌環境、肌フローラを整えることは、美肌や体臭対策にも必要ということでしたね。
ではその肌フローラを正しく育てるには、どうしたらよいでしょうか。
美肌フローラ研究の風雲児、野嶽勇一先生のお話です。
まず、肌フローラが乱れる最大の原因は《洗いすぎ》。
洗顔料を使うと、善玉菌の8割が洗い流されてしまうとか。
善玉菌の数は、2時間ほどで回復してきますが、安定した状態になるには半日ほどかかるそうです。
夜洗顔して朝また洗顔料を使うと、日中の肌はノーガード。善玉菌が増える時間がありません。。
ではどうしたらよいかと言うと、
◆肌フローラを乱さない洗顔法
朝は水洗顔、またはぬるま湯を使う
これが《肌フローラの立場から見た、望ましい洗顔法》だそうです。
一方、朝洗顔は、古い皮脂を取り除くという意味もあるので、これはその方の肌によりますね。
それに女性はお化粧をするので、夜はクレンジングに洗顔は欠かせませんから。
まあこれについては、野嶽先生も歯切れが悪い口調で「肌が乾燥しがちの方に」おっしゃっていました。
また固いタオルでゴシゴシこするのも好ましくないそうです。
(ゴシゴシについては、女性はあまりやらないとは思いますが)
◆肌フローラを乱さない入浴法
入浴で体の肌フローラを乱さないためには、まず
・湯船につかりすぎない
上の二つは、皮脂以外にも、肌の大事な油分まで洗い流してしまうからです。
また
・ゴシゴシこすりすぎない、優しく洗う
これもまた、角質を剥がすときに、必要な皮脂や脂分まで落としてしまうからですね。
・石鹸で洗わない方がよい。
ただやはり、ニオイが気になる場所には使っても良いそうです。
その場所とは
・手首から先
・くるぶしから先
・股間
・脇の下
の計7か所でした。
これは年代やお肌のタイプにもよるとは思いますが、腕・足以外は2日に1回でよいそうです。
では最後に、肌フローラから見た、
◆私たちがよくやるスキンケア診断です。
・キュウリパック △
きゅうりに含まれる水分は、食べた方が良いとのこと。
レモンパックも同じく、ビタミンCは食べた方がいいそうです。
(レモンパック、御肌にはクエン酸の刺激が強すぎますしね)
・温泉で肌ツルツル ×
アルカリ性泉質では、角質と一緒に菌もいなくなってしまうとか。
※ただしこれは肌フローラからの見方です。
温泉のリラックス効果や肌ツルツル、弾力を与える効果までの否定ではありません
一方、酸性湯は微生物にとっては良いそうです。
ただしこれも、長時間のつかりすぎはNG。
・蒸しタオル ○
蒸しタオルは、肌フローラにとって程よい温度や環境を作り出します。
なのでアツアツでなく、程よい温度で使ってください、とのことでした。
野嶽先生の解説、いかがでしたか?
中には意外と思えるお話もあったかもしれませんね。
でも清潔意識が行き届きすぎた現代生活について、改めて考え直すこともありました。
さて肌フローラの育て方、次回は内側からのケアに移りますね~^^
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