免疫力低下の春バテに注意!5月病予防&対策にすぐできる6つの健康法と1つのNG
今回は、夏バテならぬ春バテ、中でも5月にかかりやすい心身の不調について、自律神経からみた対策をまとめました。
短くいうと、《5月病対策》ですね。
5月病の症状としては、
・やる気がなくなって無気力になる
・イライラや不安感を覚える
・クヨクヨ、うじうじする
・不眠
などのメンタル面が知られていますが、これ以外にも
・頭痛、腹痛
などのフィジカルな症状もあるんですSね。
これは免疫力を司るナチュラルキラー細胞の活性(NK活性)が落ちてしまったためだとか。
その理由は、ストレスのため。
ストレスはNH活性にとって大敵なのです。
特に5月のGWを過ぎたあたりからは、環境変化や新しい人間関係になじめなかったりするストレスが出てくるのだとか。
まあこれは以前から言われていることですね。
さらには免疫力は冬より夏に低下するといいますから、油断ができません。
5月病のチェックポイントとしては、上にあげたこと以外にも
・メイクやおしゃれ、趣味、外出、あいさつなどがおっくう
・仕事でミスが増えた
・人と会うのが面倒でドタキャンしてしまう
などがあります。
当てはまる点が多いようなら軽いうつ症状で、ひどくなると5月病。
1から2か月経っても治らない場合は、医師の受信がおすすめ、とのことです。
そんなことになる前の予防と対策とは?
順天堂大学の竹田和由先生は、今すぐできる免疫力アップ方法として、次の6つをあげています。
(引用)
1)規則正しい生活
2)★ゲラゲラ笑う★
3)軽い運動
4)温かい食事や飲み物
5)★食物繊維で腸をきれいに
6)★R-1乳酸菌入りヨーグルト
(引用元:『女性自身』)
1)について、夜勤のある職業の方は、今の生活パターンを保ったままでよいそうです。
無理して生活パターンを変えると、かえってNK活性低下を招くことがあるそうですので。
竹田先生のおっしゃる健康法は、以前の記事でも触れましたが
⇒GWからはご注意!免疫力を低下させる3つのNGと、高めるのに大切なポイントとは
今回は、次の2点に目新しい説明がありました。
2)ゲラゲラ笑う
笑いは免疫力をアップさせる、とはよく言われますね。
ただこの場合、ニッコリ笑う程度ではなく、腹筋を使うことが重要だそうです。
腹筋を使って笑うことは、運動の要素もあるのだとか。
この他、趣味に没頭してリラックスすることもおすすめ、とのことです。
そして
4)食物繊維を摂ること
これにはまず、便秘を防いで腸内環境を良くする、という意味があります。
実は免疫力と腸内環境には密接な関係があるのだとか。
さらに最近では、こんなことがわかってきたそうです。
詳しいメカニズムの解明は、まだだそうですが
・腸が消化活動で動く(ぜん動運動)
↓
・脳がリラックスする
↓
・免疫力がアップする
そういえば、うつ病などで低下した自律神経の働きをアップさせるために、こんな方法があるそうですね。
(以前、うつ病の本で読んだことです)
・一定のリズムで運動の刺激を与える
これはガムをかむとか、体を揺らすことでも良いそうなんです。
今回の腸のぜん動も、脳のリラックス、つまり副交感神経優位の働きにつながるのでしょうか。
こう見てくると、体の動きと脳の働きは、思っていたよりずっと深い関係があると思わされます。
そして逆に、NGポイントとして、特に取り出して書いておきたいことは
◆やってはいけないNG
2)★無理なダイエット★
これは食べたいものを無理に我慢すると、ストレスがたまってしまうからです。
さらに便秘がちになると、腸内環境にも良くないからだとか。
夏に向けてダイエットを計画している方は、この点に注意してくださいね。
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