自律神経の疲れチェックポイント&解消方法 睡眠との関係は?林先生の今でしょ!
気温の変動が激しい時期は体調も崩しがちですね。
そこでちょっと日数が経ちましたが、5月3日放映の『林先生の今でしょ!』から『疲れの常識がくつがえる!疲れを医学的にスッキリ解消 自律神経を理解すると疲れの解消法がわかる!』の内容をまとめてみました。
『今でしょ!』では、まず自律神経のリズムを乱す原因として次の3つが挙げられていました。
・スマホ、PCの見すぎ
・ながら行動。
・温度の変化
このうち、スマホやPCを就寝前まで見ることが自律神経を疲れさせるとは、よく指摘されていますね。
これはディスプレイから発するブルーライトが原因とも言われていますが、最近はブルーライト防止用のメガネが出ています。
だからと言ってずっと画面を見ていてはいいわけではないのでしょうけれど。
(これは私も反省が必要です)
さて注意したいのは、自分では気づかないうちに疲れをためていることです。
その自覚しにくい疲れをチェックするポイントとしては
1)最近暑がったり寒がったりする
2)最近、目がしょぼしょぼする
3)立っているとすぐ壁にもたれてしまう
4)家族の見ているテレビの音量が大きく(または小さく)聞こえる
5)夜になるとむくみを感じる
6)最近目覚まし時計をかけても起きられないときがある
(参考:『林先生の今でしょ!』より)
このうち1つでも当てはまったら、脳が疲れているそうです。
3つ当てはまったら要注意なのだとか。
私の場合、2)と4)は時々経験するので、そうなる前に休憩やストレッチをするようにしています。
でももし、これらの状態をそのままにしておくと、どうなるかというと
ひどくなると血圧上下や血糖値の異常を引き起こし、高血圧や心筋梗塞、脳卒中のリスクが高くなるそうです。
最初はちょっとしたサインでも、見逃してはいけないんですね。
それでは、疲れをいたわる方法について。
●食事編
・食材について
おすすめの疲労回復食材は鶏むね肉です。
鶏むね肉に含まれているイミダゾールジぺプチドは、最近疲労回復の有効成分として注目されているんです。
イミダゾールジペプチドは、もともと渡り鳥の翼の付け根から発見された成分です。
きっかけは、海を越えて休みなく飛び続ける渡り鳥の活力のもとの研究からだとか。
でもニワトリって、ご先祖の鳥はともかく、今の鶏は飛べないじゃない?
と思ったら、まだちゃんと遺伝的に残っているのだそうですよ。
このイミダゾールペプチド、人間の自律神経の疲れにも有効なんです。
ただし1回だけ摂っても効果はありません。
効果をあげるには、1日100gを毎日2週間以上摂るといいそうです。
料理法はからあげ、蒸し鶏など。熱に強い成分なので何でもありなのが嬉しいですね。
※イミダゾールペプチドについて、詳しく語った記事はこちらです
⇒イミダゾールジペプチド(イミダペプチド)の疲労回復・抗酸化作用がすごい理由
・食事のタイミング
特に大切なのは、夕食です。
コツは寝る前の3時間前までに夕食をすませること。
これは消化吸収で自律神経が働くためですね。
特に就寝前に脂っこいものを摂ってしまうと、消化に時間がかかります。
自律神経にとっては、残業が続くようなものだとか。
これでは質の良い睡眠が取れないのです。
ただし、お腹がすきすぎて眠れない、という時もありますよね。
そんな時は消化の良いものを摂るといいそうです。
●入浴編
熱いお風呂で汗をかいた1~2時間後に就寝がベストです。
お風呂で汗をかく、ということは自律神経が頑張って体温を下げようとしているんですね。
そして体温が下がると、その体温差で副交感神経が優位になり、リラックスして質の良い睡眠が取れるんです。
疲労回復の適温は39度だそうですよ。
そうそう、この時初耳だったのは、入浴後の安眠は
「疲れが取れて寝られるのではなく、より疲れたから寝られる」
という情報でした。
※目的によって違うんですね
⇒美容と疲労回復の入浴法の違いと美肌効果アップの意外な飲み物とは?
●睡眠について
自律神経の疲れを取るには、実は睡眠の質が最大ポイントなんです。
同時に、美肌にとっても最大ポイント。←ココ大事
カギは照明の色だとか。
ポイントは寝る2時間前からオレンジ色にすること。
オレンジ色とは、夕焼けの色。
動物にとって夕焼けは寝る準備に入るサインなのですね。
人間にも、その太古の生体リズムは残っているのです。
同時に気持ちも癒されるとか。
ところで良質の睡眠を妨げるものといえば《いびき》があります。
いびきをかくのは、疲れた時やお酒を飲んだときに舌のコントロールを失い、緩んでしまうからだそうです。
いびきをかいている状態は、のどの気管が狭まって酸素不足になるという、体にとってとても危険な状態です。
脳や心臓に良くないばかりか、悪化すると睡眠時無呼吸症候群になり、命の危険もあるのだとか。
家族のいびき、うるさがっている場合ではありませんね。
私の父は鼻炎や喘息のためでしょうか、いびきをよくかいていました。
最近は大丈夫なようですが、これはもしかしたら、元の病気が改善したのかもしれません。
いびき対策としては、横向きに寝ること。
これで気道を確保するのです。
※美容にとってはこちらも大切ですね。
★関連記事★
⇒成長ホルモンがカギ!美肌に効果的な睡眠の取り方、ダイエットや筋トレに効果的な時間帯とは?【ホンマでっかTV】
この記事へのコメントはありません。