手足でなくお腹周りが冷える?内臓型冷え性と7つのチェックポイント【主治医が見つかる診療所】
最近増えているという新型の冷え性、【内臓型冷え性】について、8月22日放映『主治医が見つかる診療所』からまとめますね。
冷え性といえば、手足の先が冷えるイメージがつきものです。
でも最近は、手足は温かいのにお腹周りが冷えている人が多いそうです。
それが、《内臓型冷え性》なんです。
これは単にお腹を壊すとか、そういう問題ではなく、内臓疲労につながるので放っておくのはおすすめしません。
(内臓疲労については、また後の記事でまとめます)
番組では、内臓型冷え性に対して、次のチェックポイントを挙げていました。
●内臓型冷え性をチェックする7つのポイント
(以下引用)
1.手足が温かいのにお腹が冷える
2.昼夜が逆転する事がある
3.天気が悪い日に体のだるさを感じる
4.太り美味で運動をしていない
5.アレルギー体質である
6.お腹が張ってガスが溜まりやすい
7.お腹を手術した事がある(引用ここまで、『主治医が見つかる診療所』より)
これはどういうことかというと、
内臓型冷え性の原因は、【自律神経バランスの偏り】
この場合は、交感神経が弱い人がなりやすいとか。
寒い時には、本来なら交感神経が働いて、血管を収縮させます。
これは熱を逃がさないためなんですね。
ところが交感神経が弱い場合は、体温維持する力も弱くなります。
そのため内臓が冷えてしまいます。
これは体にとって大問題ですよ。
前回の記事にも書きましたが、体温が1度下がる⇒免疫力も10%低下する
と言いますから。
実際、体温が低下するとガンになる確率も上がるとか。
風邪をひきやすくなる、と言うレベルではすまなくなるかも。
さて上のチェックポイント内容を、さらにチェックしてみます。
一番納得しやすいのは
1と3、手足が温かくてもお腹が冷えたり、天気が悪い時にだるかったり。
これらはすでに、自律神経の働きが乱れているしるしですよね。
6.のお腹が腹張ってガスがたまる、というのも、冷えによって、内臓の働きが低下している状態です。
2、昼夜が逆転する事がある
これもまた、生活リズムが不自然なので、自律神経のバランスが崩れるからですね。
また、
4、太り気味で運動しない上体も、新陳代謝が低下している、ということ
で、一見何の関係が?と思うのが、
5.のアレルギー体質と7.のお腹の手術です。
で、その理由はというと
●アレルギー体質と内臓型冷え性の関係
この場合、まず挙げられるのは
・アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、肌が炎症を起こしています。
つまり、肌表面に持った熱が、ここから逃げやすいのだとか。
同様に、一般のアレルギー体質(ぜんそくや花粉症など)の方にも、同様のことが言えるとか。
●お腹の手術経験との関係
お腹を手術、つまりメスを入れた方は、
(その部分の)
血管や神経が断裂しているため、血流が悪くなり、お腹の冷えにつながる、とのことでした。
●まとめ
今回のチェックポイント、私もいくつか引っ掛かってしまいます。
まず花粉症ですし、アトピー性まではいかなくても、皮膚は敏感肌です。
それに以前、軽いものですがお腹の手術経験もあり。
ということは、内臓型冷え性に注意する必要があるのですね。
それを防ぐためには、どうしたらよいのでしょうか。
まず予防策として考え着くのは、運動です。
いったん体調が悪くなると、体を動かす余力もありませんね。
あとはお腹を冷やさないように、下着やホッカイロなどなど、でしょうか?
と思ったら、番組では次の【内臓疲労】で対策も取り上げていましたよ。
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