常在菌の意外な影響!美容健康に与える意外なもの2つとは?
常在菌が左右する意外なものについてのお話です。
最近は、健康について、腸内環境が重視される中、善玉菌や悪玉菌のバランスだけでなく、さまざまなことがわかってきました。
善玉菌と悪玉菌があって、そのバランスが崩れると、肌荒れやニキビなどの肌トラブルの原因になるのですね。
ところが常在菌の影響は、それだけではありません。
一見関係ない、2つのものにも影響しているというのです。
その2つとは?
常在菌が影響する2つのものとは
一見関係ない、家族の肥満度とダマスクローズの効き目です。
その理由やメカニズムとは?
常在菌と肥満度の関係
家族の肥満度は、お腹の中に常在する菌の種類が決定する可能性があるというのです。
その常在菌の種類やバランスは、その土地の風土によっても違ってくるそうですよ。
まずは、こんな話があるのです。
家族そろって、体格の良いお家って、ありますよね。
これは遺伝的な体質もあるのでしょう。
ところが、その家に、お嫁に来た方も、太ってしまう場合があるのだとか。
これは、食生活や生活環境もあるのでしょうが、お腹の常在菌も移っているらしいのです。
つまり、常在菌は、空気や物の表面にもいる、ということですね。
昔、納豆や日本酒を作る家でも、納豆菌や麹菌の種類は、その家ごとに違うと言われてきました。
納豆菌の感染力は強く、作っているところに、よその家の人を入れなかった、という話も聞いたことがあります。
先の記事では、植物が持つ乳酸菌について書きましたが、その乳酸菌も、元は土の表面や地中にあるのでしょうか。
この辺は、また詳しく調べておこうと思います。
常在菌とダマスクローズの効き目の関係
ただここで面白いのは、ダマスクローズの効き目も、菌環境が関係しているということです。
ダマスクローズは、昔から、その香りだけでなく、美容効果が認められてきました。
中世ヨーロッパでは、その香油に媚薬効果もあるとされ、貴族たちが争って求めたそうです。
現在は、原産地のブルガリアだけでなく、日本をはじめ、世界中で栽培されていますね。
それでもやはり、ブルガリア産のダマスクローズから採れるオイルは、1グラム1万円という、超高価なものなんです。
それはやはり、効き目が違うとされているからですが、これもまた、根拠もあるようですよ。
その決め手とは?
ブルガリアでは、土壌菌が違うらしいのです。
これは、あるオーガニック化粧品の開発者さんから聞いた話です。
それは、ブルガリアに滞在するだけで、体調が良くなるのだとか。
ちょっとアレな話ですみませんが、3日もいると、お通じの色や具合も変わってくるのだとか。
これは、ブルガリア特有の土壌菌が、空気中にも存在するから、らしいのです。
だって、ブルガリアでは・・・
牛乳を置いておくと、ヨーグルトになってしまう、というのです。
これは、空気中に乳酸菌がいっぱいいる、ということですよね。
それくらいですから、その土地で育ったローズにも、違いがあってもおかしくはないでしょうね。
※その話をしてくれた方が開発したコスメは…
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ではなぜ、ブルガリアの土壌菌は、他の土地と違うのでしょうか。
これは私の推測ですが、やはりそれぞれの気候や風土が、そこに応じた土壌菌を育むのではないでしょうか。
これは、他の薬草にも言えるかもしれませんね。
おわりに
お腹の中とブルガリアのダマスクローズ、どちらも常在菌が影響していましたね。
一見意外な関係ですが、結局は常在菌って、種類はちがっても色々なところにいつもいる、ということなのでしょう。
だから”常在”菌、と呼ぶのでしょうけど。
ブルガリアローズについては、また詳しく書こうと思います。
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