そもそも美白って何?2015年最新の考え方とは
春から夏、9月までは、美白コスメが出回るシーズンですね。
そこで、今回からしばらくの間、美白ケアや日焼け止めについて書くことにしました。
お肌の大敵、紫外線が強くなる中、これ以上シミが増えたら大変!と思う方も多いですね。
肌がくすみがちの方は、顔色をワントーン明るくしたい、と思っていたり。
そこで美白ケアに関心がいくのは、無理もありません。
私もその一人ですけど(笑)
そこで美白コスメといえば、肌がそれ以上黒くならないように、メラニン色素の働きや、生成そのものを抑えたりするものでした。
でも、シミって、もともとは紫外線など外部の刺激から、肌を守るためにできるのですね。
ですから、”体を守ってくれた勲章なのだから、そんなに嫌わないで”と言った医師もいるのです。
はい、それはよくわかります。
ただ、シミができても一時的なもので、間もなく消えるものならいいのですよ。
子供のころは新陳代謝が盛んで、日焼けあとにしても、シミが残るなんてことはなかったのです。
当時は、シミのメラニン色素も、肌のターンオーバーとともに、肌の外に排出されていたんですね。
でも、年齢が進むにつれて、肌のターンオーバーも遅くなり、シミも残ってしまう。
…それが実情ですよね?
このシミがあるから、老けて見えるし、人の視線も気になってしまう。
ファンデーションで何とか隠しているけれど、やっぱり何とかして、薄くしたい。
くすみも取りたい。
なんて思ってしまいますよね。
でも、みんなが憧れる、究極の美白っていったい、どういうものでしょうか。
とにかく白くなること?
いいえ、違いますよね。
男性たちにとっては、「なぜ女は白くなりたがるのか」と、謎のようなんですが。
でも、私たちが求める美白とは、とにかく白くなることではなく、、その人なりの白さではないでしょうか。
シミやくすみがなるべくない、(というか、あっても目立つレベルではない)、肌のキメが整って、なめらかな肌なら、私は満足するのですけどね。
と思っていたら、今は変わってきたようですよ。
美白に対する考え方が。
『CREA 4月号』の『美白の真実2015』という記事では、こんなことが書いてありました。
(引用)
今年いちばんの特徴は「白さではなく明るさ」という、肌印象に対する変化だ。やみくもに白さを追い求めるのではなく、自分の肌のベストな明るさにすること。それは、ただ色の変化をもとめるのにはとどまらず、潤いに満ちていること。内側からハリがあって光を正反射することなどが総合的に相まって「明るさ」を求める傾向にある。
(引用ここまで:『CREA』4月号P114)
あら、やっぱりみんな、同じことを考えていたのね。
上の文も、全体から考えると、化粧品メーカーの意識の変化もあるように思えます。
その裏には、一昨年の某化粧品メーカーが起こした「白斑事件」の影響もあるのでしょうか。
でもいいことですよね、求める肌の状態が、人と比べてではなく、自分にとってのベストな状態、というのは。
だって、肌も個性も、一人ひとり違うのですから。
というわけで、次回は美白ケアの考え方について、書いていきますね。
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