シミを目立たせないメイク、美容のプロが教える意外なコツと裏技とは?
メイクの時に、つい気になってしまうシミ。
夏の紫外線を浴びて、濃くなってしまうケースも、少なくないかもしれません。
今回は、そのシミを目立たせないメイクについて、プロの方のアドバイスをお伝えしますね。
そのプロの方とは、ヘア&メイクアーティストの山本浩未(やまもと ひろみ)さん。
山本さんによると、シミだけ隠そうとするメイクは、かえって逆効果なのだとか。
では、どうしたらよいのでしょうか。
山本さんのおすすめは、少しずつ目立たせなくすること、なのです。
それには、二つの方法がありました。
まず一つ目は、ベースメイク。
ファンデーションをきちんと塗るだけでも、シミは少し薄くなります。
そして美肌を印象づけるには、目の下の三角ゾーンがポイントだとか。
目の下の三角ゾーンというのは、お肌のキレイの見せどころだそうです。
そのためには、目の下のくすみやほうれい線ヲ、ハイライターの光で消す、とのこと。
(ハイライターの例としては、「ラディアント タッチ」、「イヴ・サンローラン・ボーテ」が挙げられていました)
確かに、顔、というか、お肌の印象は、この三角ゾーンの状態によるものが大きいかもしれませんね。
ただ私の場合は、右ほおの大きなシミが、その三角ゾーンにかかっているのです。
これはあとで、しっかり取る、というか、薄くしたいと思っていますが。
さて、それでもシミが気になるときは、どうすればいいのでしょう?
その時は、顔に足りない色を足していくのだそうですよ。
これは、山本さんの提唱する「赤・白・黒の法則」というメイク方法なんです・
具体的には、どういうことかというと
(引用)
赤が足りない人は、チークやリップで赤みを足し、黒が足りない人はアイライナーやマスカラで足します。顔立ちにポイントやメリハリをつけることで、かなりシミが目立たなくなるんです。
(引用ここまで:『女性セブン』より)
う~ん、そうでしたか。
最近は口紅の色なども、素顔に近いナチュラルトーンが多いですが、こんな場合は、色にメリハリが必要なのですね。
確かに、ファンデーションを塗ったシミ部分も、目立たなくなるでしょう。
これまでは、シミを隠そうとして、コンシーラーを使ったり、ファンデーションを厚塗りすると、かえってそこだけ不自然になってしまうのが悩みでした。
でもこれなら、肌に厚塗りの負担をかけず、他の人からの視線を外せそうです。
ここで山本さんは、こんな注意を促していました。
「木を見て森を見ず」にならないで、と。
この場合、木とはシミ、森が全体を意味します。
山本さんによると、シミを気にする人は、至近距離で鏡を見たときの状態ばかり、気にしているそうです。
一方、他人が見る距離は、腕一本くらい離れたくらい。
そこから見れば、ほとんどのシミは目立たなくなっているはず、とのことでした。
客観的なお言葉、身に染みました…。
さらに山本さんは、裏技も紹介されています。
それは、”黒マダム”を目指す、ということです。
例えば、女子サッカーの澤穂希さんくらい日に焼けてしまえば、シミが目立たない、というのです。
何だかこのたとえ、なにげに澤さんに失礼な気もしないこともないような。
でも、山本さんのお考えでは、
(引用)
(前略)たとえばスポーツをしていて焼けてしまうとか、地黒の方は下手に白マダムを目指してスキンケアやメイクに余分な労力を使わなくてもいいと思うんです。
(引用ここまで:『女性セブン』より)
黒マダムは、シミが目立たないし、健康的で引き締まって見えるのがメリット。
うまくすれば、ヨーロッパのセレブマダムのようにも見えるとか・・って、これはジョークのようですが。
ヨーロッパでは、焼けた肌はセレブのしるし、とも言われるそうですからね。
ただし、焼いた後の保湿ケアは怠らないこと、という条件つきでした。
※実は紫外線の影響、お肌だけではありません
そしてもう一つ注意するのは、いつも身だしなみを整えておくこと、だそうです。
そうでないと、貧乏くさく見えてしまうからだとか。
シミを目立たせないメイクのコツと裏技、いかがでしたか?
今はやっぱり、白マダムを目指す方が多いような気がします。
(私もその一人です)
ただ、今の女性たちはUV対策が過剰で、紫外線不足によるビタミンD欠乏症の心配もあるそうです。
そのためには、15分ほど日光に当たったり、きくらげ類やカツオ、シラス干しなど、ビタミンDを多く含む食品を取るよう、気を付けてくださいね。
でもやっぱり、しみは元から薄くしたい
この記事へのコメントはありません。