肌荒れがひどい時のスキンケア 化粧水はどう?プロの方法をご紹介

乾燥する冬は、肌荒れも悪化しやすい季節です。
普段のスキンケアでは、肌荒れは治らないばかりか、悪化するばかり。
カサカサ、ガサガサを通り越して、赤みやかゆみ、ヒリヒリ、ピリピリの痛みやかゆみ、かぶれ。肌トラブルのてんこ盛りになってしまいます。
そんな時のスキンケアについて、ヘア&メイクアドバイザーの山本浩未さんが、ご自身の方法を語っていらっしゃいました。
そこで今回は、山本さんの情報を元にしての1記事です。
中には、意外なことも書いてあるかもしれませんが、ご参考にしてくださいね。
肌荒れがひどい時のスキンケア、山本浩未さんの方法は?
山本さんは、ひどい肌荒れを起こしたとき、思い切って化粧水なしにするそうです。
代わりに使うアイテムは、オイルとクリームのみ。
そのクリームもニベアやワセリンで、高機能クリームではないのですね。
なぜ化粧水を使わないかというと、肌荒れがひどい時の化粧水は、かえって逆効果になってしまうから、とのことです。
では、その具体的な方法は?
★ひどい肌荒れ時に山本浩未さんが実施するスキンケア方法
・お風呂上りにオイルを塗る
↓
・オイルで肌が柔らかくなったら
クリームをたっぷり塗る
↓
・何日か経って、肌のキメが整ってきたら
ピーリングで厚くなった角質をケア
(参考:『女性セブン』1月12日号より)
いかがでしょうか?
確かに肌荒れがひどい時の化粧水はしみるものですからね。
でも、乾燥肌荒れに、水分補給はよさそうなのに、とお思いの方、それにはこんな理由があるのです。
ひどい肌荒れに化粧水がヒリヒリしみる理由って?
肌荒れがひどいとは、肌が炎症を起こして、バリア機能も乱れている状態です。
そんな時に刺激を与えるのはNG。
特にアルコールを配合した化粧水はやめましょう。
使うとしても、香料や着色料など、余分な成分を排除した無添加で低刺激の化粧品がおすすめです。
普段オーガニック化粧品を使っている人も、こんな時はそのオーガニック成分が刺激になる可能性が大きいのです。
化粧水に関しては、肌荒れがひどい時に限らず、しみたらすぐにやめましょう、というのが専門医からのアドバイスです。
化粧水、ふだんでもこれには注意して
実は、空気の乾燥した欧米では、化粧水は使ずに、美容液とクリームがメインだそうですよ。
最近はオイル美容も注目されていますね。
そして肌の保湿に必要なのは、水分ではなく、セラミドなどの保湿成分なのです。
でも化粧水は、その成分の80%が水分。
そのため、保湿ケアにとっては、あまり重要ではない、という意見もあるほどです。
でも実際、私たち日本女性にとって、化粧水を省略するのは抵抗がありますね。
特に日本女性は、気候のせいでしょうか、化粧水が好きな方が多いとされています。
中にはパシャパシャ、浴びるようにつけるという方もいらっしゃったり。
ところがこれも、お肌には要注意なんですね。
普段から、あまりに化粧水を付けすぎでいると、肌のバリア機能の膜がゆるんでしまうそうです。
これは水分がたっぷりありすぎて、お肌が安心してしまうのでしょうか。
なんて、単にふやけてしまうのかもしれませんね。
では、普段おなじみのニベアやワセリンについて。
ニベアやワセリンがひどい肌荒れにおすすめの理由は?
まず
ニベアについて
ニベアは、アットコスメでもいつも高評価ですね。
美容雑誌の読者が選ぶ今年のコスメ大賞でも、いつも1位。
ニベアを高評価しているのは、やはり乾燥肌で肌荒れにお悩みの方たちみたいです。
他の理由としては、高級クリーム【ドゥ・ラ・メール】と、ほとんど同じ成分ということもあるかもしれません。
でも実際は、その残りの成分の違いがものをいう訳ですが。
ドゥ・ラ・メールと違い、ニベアにはお肌を美しく保つ、いわゆる美容成分が入っていないのです。
ニベアに配合された成分は、あくまで保湿のための成分。
それもセラミドといったコストがかかる成分ではなく、グリセリンなどですね。
逆に言うと、そのシンプルな成分配合が、肌によけいな刺激を与えず、ひたすら外部の刺激から肌を守ってくれるのでしょう。
ワセリンについて
肌トラブルがひどい時、肌を保護する成分として、皮膚科医たちがおすすめとしてあげるワセリン。
ワセリンの成分はというと、これはとってもシンプルです。
ワセリンは、石油から分離した軟膏上の物質なので、純度はとっても高いのですね。
肌を刺激する成分は含まず、ひたすら肌を外気から遮断して、ガードするのです。
ワセリンで肌トラブルがない、とされているのは、このためです。たンその代わりに、肌に何らかの働きかけもない、とのことです。
(薬理作用がない、とされています)
まとめ
肌荒れがあまりにひどい時の山本さんのケア、いかがでしたか?
プロの方のケアには、やはりちゃんとした根拠と経験がありましたね。
私はニベアは手荒れ防止に使うことがあります。
ワセリンは、以前、唇の荒れがひどくて、どんな薬用リップクリームでもよくならずに皮膚科を受診したとき、処方されたのはワセリンでした。
結局、荒れが治まったのは、ワセリンを塗ってからということがあったさん山本ので、肌荒れに対しても納得してしまいます。
幸いというか、顏ではまだそこまでひどいカサカサ肌荒れは経験していませんが、
アトピー性の赤みやヒリヒリでは、助けられたコスメがありました。
その体験を語った記事はこちらです
⇒花粉症とマスク、アレルギー皮膚炎で荒れた肌を守ってくれた!サクラン使用のオールインワンジェル
大人ニキビや肌荒れの方、どちらにも好評なコスメについては
こちらから⇒ダマスクローズとセラミド配合の化粧水と美容液の体験談と口コミは?
でもあまりひどい時はワセリンだけにして、皮膚科を受診してくださいね。
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