美白にダイエット、それ以外も!りんごポリフェノールの美容健康効果がすごい件
最近、何かと注目の抗酸化物質・ポリフェノールについて、まだまとめてみました。
今回取り上げたのは、りんごポリフェノールの美容健康効果です。
りんごと言えば、あまりにも身近な食べ物ですが、ポリフェノールが豊富なことや、健康にいいことも知られていますね。
ところが、りんごのポリフェノールは強い抗酸化力をもつだけでなく、、他のポリフェノールにはない効果も期待されているそうですよ。
知ればしるほどすごいと思ってしまう、りんごポリフェノールとは?
他にはない、りんごポリフェノールの効果とは
アンチエイジングの第一人者、白澤卓二先生のお話では
りんごポリフェノールには、次の美容健康効果がわかっているそうです。
りんごのポリフェノールは《プロシアニジンB2》という種類ですが、その効果とは
★りんごポリフェノール(プロシアニジンB2)の効果
・美白
紫外線を浴びてできるシミの素、メラニン色素の生成を抑える
・ダイエット
摂取した脂肪の消化を阻止して、排出を促進
⇒内臓脂肪や腹部の脂肪をたまりにくくする
りんごポリフェノール飲料で比較したデータによると、お腹周り12Wでスッキリしたという比較データが出ています。
(出典:薬理と治療 2005;33(9)893-911)
・抗アレルギー
ハウスダストなどによる通年性アレルギー鼻炎のくしゃみ、鼻水を改善
アトピー性皮膚炎の改善なども期待されています。
・動脈硬化予防
これらに有効な実験結果が出ているというのですね。
(参考:『女性セブン』)
ポリフェノールについては、
・紫外線などによる活性酸素を除去して、細胞の老化を防いでくれる抗酸化物質であり、植物に多く含まれる
ということはわかっているつもりでした。
でも、りんごについては体にいいとは昔から言われていますが、美白やダイエットまで関係があるとは。
意外なところに美容と健康の強い味方があり、と、改めて思いました。
りんごポリフェノールの抗酸化力については、ORAC値という数字で表されます。
ORAC値とは、活性酸素を吸収する能力のことで、抗酸化力の強さを表すのに使われます
ぶどうや緑茶など、他の食べ物の持つポリフェノールと比べた結果は、次のようになります。
★ORAC値の比較
りんご プロシアニジンB2 25668
ぶどう レスベラトロール 7840
たまねぎ ゲルセチン 7700
大豆 イソフラボン 7537
ベリー類 アントシアニン 4270
コーヒー クロロゲン酸 4106
レモン ビタミンC 435
(mmol TE/moll)
アサヒグループホールディングス株式会社イノベーション研究所調べ
(参考:『女性セブン』)
『女性セブン』には横棒グラフで掲載されていましたが、この違いは視覚的にも、かなりインパクトがありました。
『女性セブン』には横棒グラフで掲載されていましたが、この違いは視覚的にも、かなりインパクトがありました。
りんご、おそるべし。
りんごの食べ方、おすすめは?
白澤先生によると、ポリフェノールは熱に強いため、加熱しても大丈夫だそうです。
ですので、りんごポリフェノールを摂るためには、
焼きリンゴやジャムなどにしても、問題ないのですね。
ただし例外は、電子レンジによる加熱。
これは分子構造が変化してしまうため、ポリフェノールの効果も低減のおそれがあるのだとか。
電子レンジ、そういえば昔は『暮らしの手帖』で、栄養が壊れてしまうと記事にしていましたが、今では調理器具として当たり前に使っていますね。
私もカボチャやサツマイモの下ごしらえに使うとこも多いのですが。
1日何個まで大丈夫なの?
りんご1個には約100~150mgのポリフェノールが含まれていますが、これは健康効果のためにはほぼ十分な量だそうです。
なので1日に必要な量は、1個で十分。
とはいっても、リンゴの糖分が気になる方に。
カロリー面からは、1日2個以内なら取り過ぎの心配もないのだとか。
リンゴの大きさにもよると思いますが、まあ普通の大きさの場合でしょうね。
そう言えば、私はここ数年、アレルギー鼻炎がごく軽い症状ながら、通年性になっているのです。
これももしかしたら、あまりリンゴを食べなくなっているせいかもしれません。
あら、リンゴについて書いていたら、意外なところで自分の健康について、思い当たる部分が出てしまいました。
それでは心を入れ替えて(?)、明日はリンゴを買ってくることにします。
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