オーガニックコスメとケミカルコスメの違い、美白では?併用はどうなのですか?
オーガニックコスメとケミカルコスメの違いや併用できるかを美白にフォーカスして書きますね。
先月の記事では、一般の化粧品に使われる美白有効成分について書きましたが、オーガニックによる美白とは、どういったものでしょうか。
実はこれ、美白の方法がちょっと違うのです。
オーガニックコスメとケミカルコスメ、美白メカニズムの違いとは
オーガニック以外の中でも、ケミカルコスメの美白は、このようになっています。
ケミカルコスメの美白メカニズムとは?
オーガニック以外の化粧品では、メラニン色素や、その元となる物質(チロシナーゼなど)に働きかけて、メラニンを分解、あるいは作らせないようにするのです。
ですから、できてしまったシミに対して、ピンポイントで薄くするには、こちらの方法が早いでしょう。
ただ、これに対しては、「本来、メラニン色素があるから、紫外線から守られるのに、そのガードをなくしたら、将来どんなことになるのか」と、心配の声もあるのですね。
一方、オーガニックコスメでは?
オーガニックコスメの美白メカニズムとは
これに対して、オーガニックの美白は、肌自体を強く丈夫にして、シミを追い出す、という考えです。
で、ここが大切なんです。
オーガニックで肌を強くするということは?
その前に、体全体を含んだ、肌質改善があるんですよ。
これはちょうど、西洋医学と、漢方などの東洋医学の関係に似ていますね。
では、オーガニックコスメとケミカルコスメの併用はどうなのでしょうか?
オーガニックコスメとケミカルコスメの併用、美白ではできますか?
ここでちょっと、肌の細胞について触れてみます。
肌細胞とシミの関係
シミがあるのは、表皮と真皮の境目。(普通のシミの場合。メラニン細胞が壊れて、真皮層に落ちてしまったシミは除きます)
そして肌にとって大事なのは、実はその境目にある、表皮を生み出す母細胞と、真皮にあって、コラーゲンを作り出す細胞(腺維芽細胞)なのです。
つまり、メラニン細胞が守るのは、その大事な2種類なんですね。
逆に言えば、肌の細胞が丈夫になれば、日傘は不要になるのです。
そして、ずっと同じ場所にあるように見えるシミも、肌のターンオーバーの周期と一緒に、細胞が入れ替わっています。
オーガニックコスメでしみはどうなる?
オーガニック化粧品を使いだすなど、肌の新陳代謝が活発になってきた方の中には、冬にシミが薄くなったり、微妙に場所が動いて
これ、”シミが動く”ということですね。
そんな訳で、若いころなら、できたシミもすぐ消えることが多いのです。
ところが年齢を重ねてくると、ターンオーバーの周期も遅くなり、細胞自体も弱ってきます。
30代後半や40代になり、シミに悩む方が増えるのも、こんな理由からなのです。
30代40代のシミ対策、肌質改善を見込んだ方法とは
では、できてしまったシミにお悩みの方に考えられる、ベストな方法とは?
その答えはシンプルです。
・オーガニックコスメとケミカルコスメの両方を併用すること。
もしくは、
・一般の美白化粧品で、ピンポイントでシミを撃退した後、オーガニック化粧品で、肌を立て直す
ということです。
ですので、40代や50代の方でも、『オーガニック化粧品を始めるには、もう遅い」ということはなく、むしろおすすめだそうですよ。
ただし、オーガニックコスメにも注意点があります。
オーガニックコスメの注意点
オーガニック化粧品には、精製されていない植物成分が使われています。
そのため、ご自分の体質に合わない原料を使ったものでは、肌トラブルを起こすことがもあるかも。
幸い、オーガニック化粧品には、全成分表示が義務付けられています。
成分によるアレルギーや肌トラブルが心配な方は、購入前に、パッケージの裏面や公式サイトで、確認するといいですよ。
おわりに
オーガニックコスメとケミカルコスメの美白の違い、おわかりだったでしょうか。
どちらもそれぞれの特徴やメリットがありましたね。
美白やシミには、ケミカルコスメも毛嫌いしないで、それぞれの良いとこどりをして、効果的な対策がおすすめです。
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※これからオーガニックを始める方に
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