ペットボトル温灸効果 エアコンの冷えによる自律神経失調には?冷え症改善には?

ペットボトルにお湯を入れた『ペットボトル温灸』を実施した感想です。
昨日は、体調不要を起こしてしまいました。
原因は、外気と室温の差による、冷えです。
ここ数は、日温かい飲食物も足りなかったのでしょう。
帰宅後、服を着替えた時はすでに遅かったのか、腕やウェストが冷たく、頭も少しボーッとして働かず。
いったんこうなってしまうと、ホットドリンクや長袖上着でも、冷たさが取れません。
体調管理は、予防が大事ですよね。
そう思い知りながら、前回の記事に書いた『ペットボトル温灸』を試してみたのです。
ペットボトル温灸の効果 使った実感
ペットボトル温灸とは?
ペットボトル温灸というのは、『女性自身』で紹介されていた方法です。
使用するのは、100均のペットボトルと熱湯、水。
まずはボトルの1/3ほど水を入れ、次に熱湯を注ぐと、即席で温灸代わりのペットボトルが出来上がります。
このペットボトルを、4か所のツボに1度ずつ、熱いと感じるまで当てるのです。
ペットボトル温灸のツボの場所 自律神経への効果とは
そのツボとは、次の4つ
1 中かん
(ちゅうかん。”かん”は”にくづき”に完)
消化器系のツボで、胃のあたりにあります。
体内の気の状態を整え、パワーを与えてくれるとか。
その場所は、肋骨の合わせ目にある突起と、おへその中間だそうですよ。
中かんを刺激すると、夏バテの前段階である、消化器系の衰弱を防げるそうです。
まずはここに、ペットボトルの底をあてるのですね。
2 大椎(だいつい)
(引用)
首を前に倒していちばん飛び出した骨の真下
(引用ここまで:『女性自身』より)
大椎は、冷えが入る最大のポイントだそうです。
逆に言うと、寒さを追い出すにも有効だとか。
よく、首の後ろには風池(ふうち)というツボがあり、ここを冷やすと風邪をひく、といいます。
女性が髪を切ったら風邪を引いた、というのは、風池が冷えたからみたいですね。
でも、大椎の存在を知って温めれば、ひきかけた風邪にも対抗できそう。
人間の体って、うまくできていますね。
…などと思いながら、大椎にペットボトルを当てたら。
とっても気持ちいい。
本当に、熱がじんじん入ってくるようです。
大椎に当てるコツは、ボトルの先を持ち、さかさまにして、底に近い側面を当てるのです。
私の場合、首筋全体が冷えた感じがしていたので、ペットボトル側面全体を、首筋にあてていました。
3 仙骨部
仙骨は、おしり部分にある骨です。
このツボは、骨盤内の自律神経を整えるそうです。
女性の子宮や卵巣の血流改善によいと、東洋医学では考えられている、とのこと。
(引用)
脊椎中央、筋肉も脂肪も少なくて骨が触れるゾーン
(引用ここまで:『女性自身』より)
とありますが、尾てい骨の上部分でしょうか?
だん中は、
誌面の写真では、ペットボトルの上を持ち、下半分を当てているようです。
ここもとっても気持ちいいですね。
冷たくなっていたウェスト部分に、ぽわーっと温かさが伝わります。
4 だん中
(だんちゅう。”だん”は、”にくづき”に”壇”のつくり)
だん中もまた、自律神経失調症を治すツボです。
その場所は
(引用)
第四肋骨の中間。男性は乳頭ラインの真ん中、女性は胸骨中央を押してひびくところをねらいます
(引用ここまで:『女性自身』より)
私の場合、胸のあいた服を着た時、ネックラインが来るところでした。
ここにボトルの底を当てるのですが、これもまた、とっても気持ちいいです。
冷えて風邪をひく時は、色々なパターンがありますね。
だん中もまた、自分にとっては「鎖骨の内側を冷やすと風邪をひく」と、要注意のゾーンでした。
でも、充てると気持ちいい、というのは、やはりそれだけ冷えている、ということなのですね。
ペットボトル温灸 冷え症改善にはどれくらいかかる?
ペットボトル温灸について、『女性自身』で解説なさっている五味先生は、こうおっしゃっています。
「1日1回、1クールを1か月くらい実施すると、普段から冷えを予防できます」
『女性自身』のレポーターさんは、1クールの途中で汗が出てきたそうです。
ただ、私の場合は、すでに冷え冷えだったせいか、(それとも年齢の違い?)、1クールでは汗が出なくて、まだ温まったとは言えませんでした。
1度目は、使用したお湯の温度が低かったのかもしれません。
なにしろ、温灸代わりなので、当てると熱い!と感じるそうですから。
外出先の応急処置としては、コンビニで購入した温かい飲み物を使う、とのこと。
それって、かなりの高温ですよね。
うっかり缶コーヒーなど使ったら、ヤケドしてしまいます。
まあ、そんな時は、スカーフなどでくるまないとね。
でもやっぱり、大きさからいって、500ml入りペットボトルがベストなのでしょう。
そこで、2回目は入れ直して、2クール実施したところ、やっと汗が出てきたのです。
その後は、下半身にはクオーターサイズのタオルケットをかけたりと、体の温まるハーブティーを飲んだり。
保温第一にした結果、今日は目覚めも良く、普通に動けます。
身体を冷やさないこと、冷えたら早期に対処という大切さ、改めて身に染みました。
それにしても、このペットボトル温灸は、手軽にできることがいいですね。
時間帯も選びませんし、費用もかからない。
入浴ほど、時間もかかりません。
シャワーのように、後でかえって体を冷やす恐れもありません。
気をつけることと言ったら、ボトルのふたをしっかり閉めること、
熱いと感じたらすぐに離すこと、くらいでしょうか。
これから重宝しそうです。
さて次回は、夏の冷えによる体調不良解消、ちょっと変わった視点からの方法をお伝えしますね。
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