ダイエットで胆汁と水溶性食物繊脂肪を利用する方法とその理由とは外なものは水溶性食物維という意外な理由とは【今でしょ!】臓器別ダイエットその4
『今でしょ!』で放映された池谷敏郎先生の臓器別ダイエット、最後は胆のう編です。
胆のうとは、胆汁(たんじゅう)貯める臓器ですね。
そして胆汁とは、肝臓で作られる、脂肪の消化吸収をサポートする黄褐色で弱アルカリ性の液体です。
なので今回の内容は、実際には《胆汁の働きを利用したダイエット》と言ったほうがいいでしょうね。
さて胆汁に脂肪の分解・吸収をよくしてもらう方法なんですが
《水溶性食物繊維を多く含む食材を多く摂る》ことがおすすめ。
特に水溶性食物繊維が多い食材は、《らっきょう》ということで、番組では、らっきょうスムージーのレシピも紹介していました。
まあ、ダイエットには食物繊維を多くとって、便秘解消というか、お通じを良くすることが大切ですよね。
でもそれが胆汁の働きとどんな関係があるのかというのでしょうか。
ダイエットと胆汁の関係とは?
胆のうから十二指腸を通して分泌されて、食べたものの消化吸収を助けてくれる
というのが、これまで知られてきたことです。
ところが最近わかったことがありました。
◆胆汁の働きで新たに判明したこと
・胆汁は体の脂肪燃焼を高める、体内のの現場監督的存在である。
つまり細胞のミトコンドリアに、脂肪を燃やしてエネルギーを作る、
という指定を出しているそうなんです。
これは科学雑誌のネイチャーで発表されたことなので、信頼性は高いですね。
◆胆汁の働きを高めるには?
それならダイエットのためには、胆汁がたくさんあればいいじゃない?
というのは素人の考えで、体内の胆汁の量は一定。
体内をめぐった後は、また胆のうに戻ってくるのだとか。
ではどうしたらいいのかと言うと
◆新しい胆汁をどんどん作って、古い胆汁と入れ替える
これなんですね。
新しい胆汁を作るためには、古い胆汁を排出すること。
胆汁は1回の排便で、体内の5%が排出されます。
するとその分、新しい胆汁が作られる、というのです。
食物繊維の中でも、水に溶けやすいタイプの水溶性食物繊維がおすすめなのは、便の出(というか量も?)を良くするためでした。
ではその水溶性食物繊維が豊富な食材は?
番組では意外な食材が挙げられていました。
◆水溶性食物繊維を多く含む食材は?
らっきょう
でした。
これは意外でしたが、100gあたりの水溶性食物繊維は
キャベツ 0.4g
だいこん キャベツよりやや多い
ごぼう 2.7g程度
これを見ると、ゴボウの圧勝ですが、
らっきょうの含有量は、なんと18,6g。
レベルが違います。
ではでは、らっきょうの酢漬けがいいの?
と思ったら、
「水溶性食物繊維は水に溶け出しやすいので(考えてみれば当たり前か)、
酢漬けより生がおすすめ」
だそうです。
そこで池谷先生直伝のレシピ公開
◆らっきょうスムージーの作り方
材料
らっきょう 3粒
りんご 100g
レモン汁 大さじ1杯
はちみつ 大さじ1杯
お好みでミント
氷+水 100g
これをミキサーにかけます。
出来上がったらっきょうスムージーは・・・。
出演者の方は、なんとも言えないようなコメントをしていました。
やっぱり、ラッキョウの風味が濃いみたいです。
今日の感想
私がすすめられたらどうかなぁ?
結論。よっぽど脂肪燃焼したければ飲むかもしれません。
でもやっぱり、らっきょうはせめてミキサーにかけても、ドレッシングやトッピングとして使いたいですね。
水溶性食物繊維だったら、市販や通販のパウダースムージーで摂りたいです。
お手軽で低カロリーですし。最近はチアシードなど、スーパーフード入りのスムージーもありますし。
スムージーというのは、池谷先生も愛用しているのかしら?
ここ数年、スムージーがはやっているから番組のために考えられたレシピだったりして。
なんて思ってしまいました(^^;
でも今回はじめて知ったのは
水溶性食物繊維を摂ることが、まわりまわって脂肪燃焼につながること
これは思いがけなくも嬉しい情報でした。
次はその食物繊維について、もう1記事書きますね。
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