シミシワたるみ、冷え性の一因、毛細血管の老化を防ぐ2つのエクササイズと食材とは『ためしてガッテン』
体や肌の老化には毛細血管も関係しているとご存じでしょうか?
7月13日放映のNHK『ためしてガッテン』で「アンチエイジングの新常識」と題して、毛細血管の役割や美肌、健康との関係や老化防止のエクササイズを紹介していました。
今回は、『女性自身』で小林弘幸先生のご解説と、もう一つのエクササイズも加えてまとめますね。
●毛細血管とは?
毛細血管は、体中に張り巡らされた細い血管です。
その太さ、と言うか細さは200分の1ミリ。
人間の血管を全部つなぎ合わせると、地球2周半分になるそうですが、『ガッテン』解説によると、毛細血管の長さは地球1周半
なんと血管の99%が毛細血管だというのです。
それだけ体の隅々まで張り巡らされているわけですね。
実際、『ガッテン』では毛細血管をビジュアル化したキャラクターが出演していましたが、ほぼ人体の形をしていました。
肺などはもう、毛細血管で形づくられているといっていいほど。
●毛細血管の役割は?
毛細血管は、細胞に酸素と栄養を届けることです。
お肌のハリやツヤもこれでキープできているのだとか。
呼吸で肺に取り込んだ酸素をまず吸収するのも、肺の毛細血管
なんですね。
ところがこの毛細血管は、加齢とともに老化、というか消失していく、とのことです。
細いからデリケートなのでしょうか、外的要因でつぶれていくのです。
つまり、若い年代では血管の”足”が長いのに、、だんだん短くなっていくのです。
70代では30代の4割しか残っていない、とのことでした。
●毛細血管が老化するとどうなりますか?
毛細血管に”もれ”が生じる
↓
顔や手足などに、むくみやたるみ
肺では、喘息の原因になったりするのです。
もちろん、お肌のシミやシワの一因にもなったりしますが
いや、減少って言って下さいよ。
消失ってことば、ショックが大きいじゃないですか。
と思ったら、最近の研究では
《血管新生》
つまり、毛細血管はまた伸びてくることがわかってきたそうです。
では、毛細血管の”もれ”を防ぐポイントとは?
それは血流をアップされることです。
そうなると細胞間のすきまもなくなり、お互いが密着するようになるのです。
●毛細血管の血流アップする方法
・おすすめ食材
『ガッテン』では、次の3つが挙げられていました。
・シナモン
・ナガショウガ
・ルイボス
このうちポピュラーなシナモンとルイボスについては、次の記事に書きますね。
・エクササイズ その1
『ガッテン』で紹介されたのは、
その場スキップを20回ほど、朝昼晩の1日3回する
でした。
コツは、手足をよくあげること。
何かの事情でスキップができない方は
かかとの上下運動
でよいそうです。
どちらのエクササイズも、ふくらはぎを刺激します。
実はふくらはぎの収縮が、体に血液を送るポンプの役割をしている、とのことです。
こう聞くと、手足の筋肉は、ただその部分をウごかすだけではないと、改めて感じますね。
(免疫力アップも筋肉への刺激からできるとか。
これはEMS研究第一人者の先生の講演で知りましたが)
さてデスクワークでパソコンなどを使い、腕が疲れる方へ。
『女性自身』で小林弘幸先生ご紹介のエクササイズです。
(引用)
1 肩幅ほどに足を広げて、まっすぐ立ちます。
2 両腕を上に伸ばし、手首をクロスします。伸ばした腕の線が耳の後ろになるように。
3 手をグ―パーしながら、全身を大きく回します。
4 1回転したら、反対方向に1回転します。
これを3~4回繰り返します。
(引用ここまで)
グ―パーしながら、は慣れないと難しいかもしれません。
でも手首からひじにかけてのコリが、かなりほぐれます。
そしてこれ、小林先生らしいと思ったのですが
(引用)
大事なことは、口角を上げて笑顔を作りながらやることです。
(引用ここまで)
なぜ笑顔かというと、
笑顔を作る
↓
表情筋がゆるむ
↓
副交感神経の働きアップ
↓
血管が広がり、血流アップ
なのだとか。
体の笑顔は健康と幸福の元、と言われますが、医学的な根拠もちゃんとあったのですね。
これはやっぱり、いつも笑顔を心がけた方がよさそうです。
毛細血管の老化を防ぐエクササイズも、暇を見ては試していますよ^^
この記事へのコメントはありません。