免疫力が低下する季節は夏場 その理由と実態とは?
今回は、免疫力が低下する季節についてのお話です。
免疫というと、美容というより健康関係のイメージですが、肌の調子は、体調管理と切り離せませんからね。
GWからは気温も上がり、インフルエンザや風邪に感染する恐れも少なくなったと、つい気持ちも緩みがち。
ところがこれは間違いで、夏は免疫力が低下しがちなのだそうです。
それは一体、なぜかというと、こんな理由がありました。
順天堂大学準教授の竹田和由先生によると、
・免疫力が高いのは春と秋で、夏と冬は下がる
・冬より夏の方が、低下しやすい
ちょっとちょっと。
これでは夏が一番、病気にかかりやすい季節になってしまうではないですか。
意外でしたが、それには、こんな理由があるのです。
(引用)
「夏は外気温と冷房の効いた室内の温度の差が大きくなります。屋外と室内を日に何度も行ったり来たりしますよね。こうしたことが、免疫力の低下を招くのです」
(引用ここまで:女性自身)
特に女性は、気温差によって、体温を調節しにくくなり、結果として免疫系に影響するのだとか。
ああ、こう聞くと納得してしまいます。
女性なら、強めの冷房で体調を崩すかた、多いですものね。
私も冷え性ではないつもりですが、それでもさんざん、経験していますから。
そうそう、今は、冷え性の方が具合を悪くするのは、夏なのだと聞いたことがありました。
平熱が35度台の症状を、低温症と呼ぶそうですが、そのような方は、特に注意する必要があるとのこと。
また、冷たいもの取りすぎや、シャワーだけで湯船につからない入浴も、避けた方がよいそうです。
さらに
、
・細菌やウイルスは、冬より夏が活発になる傾向がある
ということでした。
細菌やウイルスというと、つい風邪やインフルを想像してしまいますが、竹田先生は、このように解説しています。
(引用)
「梅雨から夏は食中毒のリスクも高まりますし、昨年の夏に話題になったデング熱、手足口病やプール熱といった夏に流行する病気も珍しくありません。夏に備えて、今の季節から免疫力を低下させないライフスタイルを意識してほしいですね」
(引用ここまで:女性自身より)
竹田先生によると、免疫力にはストレスなど、精神的な面もかかわってくるそうです。
そのため、春に環境の変化があった人は、要注意、とのこと。
ストレスになる環境の変化とは、嫌なことばかりではなく、嬉しい出来事も含むのだとか。
なぜかというと、それらの出来事への対処そのものが、ストレスになる可能性がある、というのです。
う~ん、これは難しいですね。
それならもう、全部体によくないことばかりに思えてしまいそう。
でも、適度のストレスによる負荷は、かえって健康に良いというデータもあるそうですから、ストレス=悪いもの、ではなさそうです。
人間のからだって、不思議ですね。
ですから、夏に向けての健康管理、今から気を付けてください、とのことでした。(女性自身より)
さらにもう一つ、これからの季節に気を付けたいことがあるのです。
それは、
・風邪かと思っても、実はアレルギー症状のケースが多い
ということだそうです。
全身の発熱がなく、せきや鼻水だけが続くときは、アレルギー症状の可能性が強いのだとか。
症状が4~5日続くときは、自己診断で市販薬でしのがないて、病院で診てもらうように、とのことでした。
実は私、今アレルギー鼻炎のようなのです。
イネ科の雑草によるアレルギーとは、またちょっと違うなので、別のアレルゲンかもしれません。
今度、耳鼻科に行こうと思います。
そういえば、洗顔した時、肌がちょっとヒリヒリ感じたことがありましたよ。
これもまた、敏感肌になっているのでしょうね。
次回は、免疫力を低下させない方法を書きますね。
⇒GWからはご注意!免疫力を低下させる3つのNGと、高めるのに大切なポイントとは
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