パクチー(コリアンダー)の美容健康効果 抗酸化力など4つのパワーとは
今日は『女性自身』からもう一つ、パクチーについて紹介しちゃいますね~。
パクチーは、セリ科の1年草。
中華やタイなどのエスニック料理に使う、独特の香りのある野菜です。
タイ語ではパクチーですが、英語では、コリアンダー。
中国語では、香菜と書いて、シャンツァイとも呼ばれますね。
日本では、その香りに抵抗があった人が多いそうですが、だんだん慣れてきたのでしょうか。
『女性自身』編集部の街頭調査では、いまや「好き」が50%、「嫌い」が41%となっています。
そのパクチー、古代エジプトの時代から、薬草として親しまれてきたそうなのです。
その力とは、まず、抗酸化作用。つまり、アンチエイジングですね。
次に、デトックス作用なのだとか。
パクチーの葉の部分には、抜群の抗酸化作用を持つβ―カロテンが、特に集中しているそうです。
その含有量は、ほうれん草やかぼちゃと、ほぼ同じ、とのことでした。
デトックス作用について。
ここでは、デトックスとは、重金属排出とされています。
これは、どういうことでしょうか。
栄養学博士・井出留美先生によると、
(引用)
「排ガスや大気汚染、環境汚染で、鉛やアルミニウムといった有害な物質を、私たちは知らず知らずのうちに体内に取り込んでいます。それらを排出する働きを『キレート作用』といいますが、パクチーに含まれる硫黄化合物(硫化アリル)が『キレート作用』を引き起こします」
(引用ここまで:女性自身より)
それ以外にも、現代生活では、加工食品や化粧品にも、ごく微量ですが、有害な重金属が含まれているそうです。
これは仕方がないのかもしれません。
それなら、パクチーを食べて、どんどんデトックスしてしまいましょう。
重金属が体内にたまると、疲労感や不眠、うつなどの症状が現れるそうですから。
パクチーには、さらに2つの効用もあるのです。
それはまず、加齢臭や口臭などのニオイ消し。
体内の酸化で老廃物がたまると、体臭や口臭、加齢臭のもととなるのですが、パクチーの強い抗酸化作用は、これに対抗してくれるのだとか。
もう一つは、整腸作用。
これは、パクチーの個性的な香りのもと、ゲラニオールという成分のおかげだそうです。
ただ、パクチーの効果を十分に味わうには、エスニック料理のトッピング程度では、足りないそうです。
井出先生によると、パクチーを定期的に、まとまった量を取ることが必要。
そのためには、調理法や、食材を取り合わせるコツがあるそうです。
(引用)
「β‐カロテンの吸収力を高めるには、油と一緒に摂取するとよいので、パクチーにオリーブオイルやごま油などをかけるのがいいと思います。
また、タンパク質との相性がいいので、豚しゃぶや、ラム肉を使った料理の付け合せにも最適です。臭みを取るので魚料理もおすすめですね。
デトックス効果を高めたいときは、ねぎ類を一緒に取りましょう。玉ねぎやねぎ、にらやにんにくナド、ネギ属のからみ成分であるアリシンが、キレート作用をさらに高めてくれますよ」
(引用ここまで:女性自身より)
という訳で、美容と健康のためには、おおいにパクチーを食べましょう
…と言いたいところですが、個人的には、ちょっと無理な気がします。
これはたまたま、今まで食べたパクチーの料理法が、自分に合っていなかったからでしょうか。
井出先生がおっしゃるように、ごま油などで炒めたら、香ばしくいただけるかもしれません。
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