日焼け止めが必要な理由 こんな肌質や部位、生活パターンでも油断大敵な8つの理由と対策とは?
私たちがついつい見落としがちな、日焼け止めが必要なケースを8つにまとめ、その理由と策策を書きますね。
ここ数年、紫外線対策として日焼け止めやパラソルなど、色々なアイテムが出回ってきました。
ところが使う側の私たちの意識は、どうでしょうか。
美容家さんたち以外にも、皮膚科医の方たちから見ると、まだまだ甘いのでしょうね。
その見解をまとめてご説明していきます。
日焼け止めが必要なのに、つい省略しがちな8つのケースとは?
この場合
1)日焼けしない肌質
2)室内、屋内
3)短時間でも屋外に出るとき
4)日傘やパラソルを使うとき
5)朝や午前中
6)肌のコンディションが悪いとき
7)敏感肌
8)目元、目の回り
それぞれの項目について解説します。
1)日焼けしない肌質
「私は地黒で、日に当たっても焼けない」という方にも、日焼け止めは必要です。
なぜなら紫外線の影響は、日焼けだけではないからです。
今やお肌の老化(しみしわたるみ)の原因8割は、紫外線だと言われているのです。
なので今、日焼けしないからといって紫外線対策をしないでおくと、将来的に年齢より老けたお肌になってしまう可能性が大なのです。
将来のお肌ばかりでなく、紫外線は体への影響もあるんです。
それは抵抗力の低下を引き起こして、風邪をひきやすくなったりとか。
目の水晶体や、髪や頭皮への影響もありますね。
さらに紫外線ほどではありませんが、近赤外線やブルーライト、PM2.5などの大気汚染も、お肌に悪影響を与えているそうです。
なのでお肌には日焼け止めを塗って、色々なものからガードしましょう。
2)屋内、室内
建物の中にいるからといって、油断はできません。
窓がある部屋や場所では、カーテンが閉っていても、紫外線はやっぱり入ってきているのです。
日射しが届かなくても油断大敵です。
その理由は、UVA波、特に波長の長いロングUVA波は届いてしまうから。
UVA波とは?
紫外線のほとんどはUVB波UVA波の2種類が占めていますが、Kのうち
日焼けやを引き起こすのは、UVB波
しわ、たるみを引き起こすのは、UVA波です。
日焼け止めの表示では、UVA波の強さは+(プラス)の数で表されます。
でもわざわざ日焼け止めなんて、とお思いの場合は?
室内にいる場合でも、SPF15くらいのパウダーファンデションをつける、という方もいらっしゃいます。
3)短時間でも屋外に出るとき
これはつい、油断してしまいますね。
たとえば近くのコンビニに買い物に行くとか
でもそれがちょっとでも、やっぱり紫外線を受けてしまいます。
美容家の君島十和子さんは、洗濯物を干す2~3分間でも、日焼け止めは塗るそうです。
専門家によると、1分間でも塗った方がいいのだとか。
そう言われてみると、屋内のうちでも、西日が射しこむトイレなど、意外と盲点かも。
4)朝や午前中
これも3)と通じる部分があるかもしれませんが、
結論を言うと、夏は午前8時からは紫外線対策が必要だとか。
本当は日中、つまり夜明けから日没までがベストらしいんです。
それを言われると私も弱い。
特に日照時間が長い季節、起床するまでカーテン越しに顔に受ける日射しは馬鹿にならないかも。
そうなると雨戸の復活か、遮光カーテンの購入でしょうか。
でも体内時計のためには、朝日を浴びた方がいいんですよね。
では。
つけたまま眠れるという、ミネラルパウダーファンデ―ションも使ったりして。
5)日傘、パラソルを使う時
これは地面やアスファルトからの照り返しがあるからです。
これは私も感じていたんですね。
日傘について、ある皮膚科医の方は、
「高価な日焼け止めより1000円の日傘」
とおっしゃっていましたが、今のような紫外線の強い季節には、やっぱり日傘だけでは不十分ではないかって。
(※その皮膚科医の方も、日焼け止めが不要とはおっしゃってはいませんが)
でも、今や見慣れたアームカバーや手袋、長袖の服も暑苦しいし、
私の場合は、汗をかくと服がチクチクと感じて脱ぎたくなってしまいます。
(それにムレそうですし)
なのでやっぱり、顔はもちろん首やデコルテ、腕や足などにも日焼け止めは塗っています。
6)肌のコンディションが悪いとき
7)敏感肌
2項目まとめてですが、理由は同じです。
どちらも肌のバリア機能が低下した状態です。
なのでそんな状態だからこそ、日焼け止めで紫外線で受けるダメージから、いっそう守ってあげる必要があるのですね。
おすすめの日焼け止めは、敏感肌用のもの。
花王のキュレルは好評ですね。
あとはラロッシュポゼ。こちらも皮膚科医推奨のブランドです。
ニキビコスメで有名なNOVのUVクリームも好評ですよ。
8)目元、目のまわり
ここは肌が薄く敏感なので、日焼け止めをためらう方も多いのでしょうか?
でも目元や目の回りは、それだけ老化しやすい部位なのです。
なのでしわやたるみを引き起こすUVA波から守るためにも、日焼け止めを使って下さいね。
心配な方は、敏感肌用の日焼止めを使うといいでしょう。
まとめ
色々チェック点を並べながら、私も自分の盲点に気づきがありました。
本当に今、紫外線は百害あって一利なしとは言わなくても
害の部分が95%はありそうです。
いい部分、といったらビタミンDの合成くらい。
ただこれも、1日10分、小指の先を日光に当てる程度でよいとも聞きます。
足りない分は食べ物やサプリで補った方が良いのかもしれませんね。
もう本当に、時代とともに意識も変えていく必要がありそうです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
(参考記事:『MORE 8月号』)
次回は『日焼け止めの選び方』についてです。
⇒日焼け止め 選び方のポイントは?spfや紫外線吸収剤ともう一つとの関係とは
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