秋バテにおすすめ食材、梨の美容健康効果は疲労回復に美容以外も

秋フルーツの代表格の1つ、梨の効果効能についてまとめました。
梨には幸水や二十世紀などの和梨に、ラ・フランスなどの洋ナシ、さらに中国梨の3種類がありますが、ここでは昔からポピュラーな和梨を取り上げます。
なんと秋バテや美肌にいい以外にも、様々な効果があったんですよ。
梨の美容健康効果とは?
ざっと見ただけでも、これだけあげられました。
・太りにくい、虫歯になりにくい
・便秘改善
・水毒排出
・膀胱炎予防
・疲労回復
・美肌
ちょっとびっくりですよね。
特にインパクトがあるのは、最初の「太りにくい」です。
果物は糖分が多いからダイエットにならず、太るものというイメージがあるのですが。
これはどういうことでしょうか?
その秘密は、梨の成分にありました。
梨の成分と太りにくい理由とは?
梨はみずみずしい甘さと、独特のシャリシャリした食感がありますね。
その理由からいきましょう。
・豊富な水分と少ない糖質
梨の果肉は、ほとんどが水分からできています。
その割合は、88%。
フルーツの中でも格段に多いそうですよ。
反対に、少ないのが糖質で10%。
ご飯やパン、お菓子類より断然少ないばかりか、他のフルーツより少ないのです。
ちなみにその割合は、
ご飯:37% 食パン:44%
チョコレート:52% ドーナツ:59%
フルーツ類では
バナナ:22% 梨10%
梨って甘みが強いのに、これまた意外ですね。
と思ったら、梨の糖質はソルビトールなのです。
このソルビトール、梨には他の果物より格段に多いとか。
ソルビトールは砂糖の6倍の甘さがあるうえ、キシリトールと同様に虫歯にならない糖質だそうです。
ですので、梨を食べても太らない、とも。
梨で便秘改善の理由とは
ソルビトールは保水性が高いので、お通じにも良いのですね。
また、梨で特長的な成分
は、なんといってもこれでしょう。
梨の石細胞(せきさいぼう)
・石細胞とは?
シャリシャリした食感を作る、不溶性食物繊維の一種です。
リグニン、ペントザン、結晶化セルロース、シリカなどからできています。
他の野菜や果物では皮に含まれていますが、梨は果肉にまであるのが特徴。
もともとは種子を守るため、未熟なうちは種子の周りにできるそうです。
石細胞には、次の働きがありましたよ。
1.口内の唾液を増やす
これはよく噛む必要があるからです。
2.便秘改善
石細胞藻もソルビトールも、胃腸でほとんど吸収されません。
そのため大腸まで届き、善玉菌のエサとなって腸内環境を整えます。
また吸水性があるため、体内の便を柔らかくして大腸を刺激してくれます。
(石細胞中のペントザンも注目ですが、これについては美肌効果のところで触れますね)
●水毒解消
これはカリウムの水分排出作用によるものです。
水毒とは?
東洋医学でいう体にたまる代謝の悪い水分のこと。
むくみ、冷え性、生理痛、膝痛などを引き起こします。
また、塩分の多い食事では、ナトリウム排出にもなるため、脳卒中予防にも効果的なのだとか。
梨の健康効果~膀胱炎予防
ヨーロッパの研究では、梨に豊富なアルブチンが、女性に多い腎盂炎、膀胱炎、尿道炎などの尿路感染症を抑えることが明らかになったとか。
アルブチンとは。ポリフェノールの一種です。
美白有効成分として、化粧品にもよく使われる成分ですね。
ということは、梨は夏に浴びた紫外線のアフターケアとしてもぴったりと言えそうです。
旬の食べ物というか、自然の仕組みは本当によくできていますね。
梨の疲労回復効果
ソルビトールとアスパラギン酸によるものです。
肝臓保護効果も期待できるとか。
梨の美容効果~美肌はどう?
実は「梨を1日1個食べると、肌にハリが出る」というのは、よく知られた事実だそうです。
(参考:)
その理由は、梨に含まれるホウ素です。
ホウ素は、女性ホルモンの生産を高める、と言われ、脳細胞を活性化する働きもあるそうなのです。
梨のホウ素は、他の野菜や果物より格段に多いのだとか。
特に多いのが皮だそうですが、普通は食べませんよね(^^;
(参考:日本★HP)
さらに知られているのが、ペントザン。
石細胞に含まれるペントザンは、肌のブツブツや吹き出物を防ぐ働きがあるそうです。
(参考:マイナビ)
私は和梨の食感と、みずみずしい甘さが好きですが、こんなに体やお肌に良いと知ってびっくりです。
でもその食べ方には、タイミングも大切なのでした。
梨の食べ方~効果を発揮するためには
一番効果的なタイミングは
朝一番、食事前に食べること。それも10分前がベストだそうです。
朝は就寝中の汗や呼吸で、体が脱水状態になっているそうです。
そこへおすすめなのが、梨のような水分の多いフルーツを。
しかも食べる時に食道やノドで温まるので、冷たい飲み物のように体を冷やす心配もないのだとか。
また良質の糖分も、脳や体のエネルギー源になります。
食前に摂るのは、食後の血糖値上昇が抑えられるからだとか。
これは野菜や果物に共通して言えることなんですね。
特に10分前がいいそうですよ。
食事と一緒や食後に摂ってしまうと、胃腸で他の食べ物と一緒になって効果が発揮できないのです。
ただ食後なら2時間半以上経つと、胃の中が空いてくる、とのことでした。
まとめ
ただ甘くて水分たっぷり、とだけ思っていた梨、実はすごかったですね。
秋の果物で、その栄養が注目されているのは、まず柿で、その次がブドウとのイメージがありましたが、改めて見直してしまいました。
でもこれで、梨を堂々と食べられるばかりか、家族のためにも勧められますね。
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