サウナで温活、その美容健康効果と注意点とは?【NHKあさイチ】
昨日11月21日のNHKあさイチで『サウナで温活』なるという特集を放映していたので、またもやまとめました。
サウナと言えば「おじさま」のイメージでしたが、最近では女性にも人気だそうですね。
寒い季節に、サウナで体を温めるって効果がありそうです。。
その他にもサウナには、体内の老廃物を排出するデトックス効果や美肌効果も期待できそう。
その際、効果的な入浴法や、逆に注意が必要な点はあるでしょう。
また、自宅のお風呂でもサウナっぽい入浴はできるでしょうか。
あさイチでは、それらの点についても教えてくれましたよ。
さらには、サウナの発祥地・フィンランドのサウナ事情についても触れていました。
では早速、まとめに入りますね~。
●サウナの美容健康効果、岩盤浴と比較した結果は?
サウナと岩盤浴。
どちらも熱い蒸気で体を温め、汗を出すイメージがありますね。
では二つを比較すると、どうなるでしょうか。
あさイチでは、次のような表が出されていました。
(引用)
冷え性 毛穴キレイ 免疫力アップ 美肌 疲労回復
サウナ ◎ ◎ ◎ 〇 ○
岩盤浴 〇 ○ ◎ ◎ ○
(日本サウナ・スパ協会)
(引用ここまで:『あさイチ』より)
どちらも似たようなものかと思っていたら、やっぱり少し違いましたね。
免疫力アップと美肌効果は、どちらもとても優れていて、冷え性と毛穴をきれいにする力はサウナが上、美肌効果は岩盤浴が上でした。
疲労回復については、岩盤浴は後のだるさがない、とよく聞きましたし、私自身も体験があったのですが、どちらも同じなんですね。
そして今回のタイトル「サウナで温活」の通り、体をぽかぽか温めるには、サウナがベストのようです。
さてそこで、それぞれの効果をさらにアップする入り方についての解説です。
★サウナの効果的な入り方とは?
1.毛穴をキレイにするためには
・サウナに入る前に3~5分、湯船につかる
↓
・湯船から上がったら、タオルで体を拭く
↓
・サウナに入る
解説:
前もって湯船につかるのは、毛穴を開いて汗が一層出やすくするためです。
タオルで体を拭くのは、濡れたままでは皮膚の表面温度が下がり、開いた毛穴が閉じてしまうからです。
2.冷え性解消のためには
・温冷交代浴がおすすめ。
温冷交代浴とは、サウナと水風呂を交互に入る入浴法です。
おすすめは、3セット繰り返すこと。
全身の血流がよくなり、冷え性解消につながります。
温冷交代浴が冷え性解消によい理由
その理由は、サウナでは副交感神経が刺激されて血管が広がり、、水風呂では交感神経が刺激されて血管が収縮するからです。
血管が拡張と収縮を繰り返すことで、ポンプのような働きをするのでしょうね。
水風呂に入るコツ
最初に足湯、ではなくて足水
次に腰まで、最後に肩までと、徐々につかりましょう。
いくら温冷交代浴が良いといっても、いきなり水風呂につかっては、急激な温度変化が体によくありません。
最悪、心臓麻痺の恐れもあります。
※水風呂が苦手な人や高齢者は、サウナ室の外でクールダウンでもよいそうです。(外気浴といいます)
私も水風呂は苦手なので、これを聞いて安心しました。
でもっ。
サウナ自体も苦手なんです。
サウナ室には、1分と持たなくて飛び出してしまいます。
そんな人のためには、こんなアドバイスがありましたよ。
サウナに長く入るコツとは?
・サウナハットをかぶること
(もしくは、濡らしたタオルを頭頂部と後頭部を覆うようにかぶる)
・サウナ室の低い場所に座る
サウナハットや濡れタオルで、頭の体感温度を調節するのでしょうね。
また、低い場所に座るのは、サウナ室では上のほうほど体感温度が高いからだとか。
そうなると、サウナ室で高い場所に座る人は、サウナに慣れた、というか、サウナの熱さもものともしない、サウナ名主の貫禄十分ですね。
私も今度、サウナに行くことがあれば、参考にしてみます。
サウナを控えた方がいい人って?
サウナが健康にいいと言っても、すべての人にお勧めという訳ではありません。
若くて健康な人なら無問題ですが、次の方は無理なさらないように、とのことでした。
・持病がある方
・60歳以上の方
さらに
★サウナを控えたほうが良い場合もあります。
その場合とは
・お酒を飲んだとき
・熱があるとき
・高血圧の方
・大動脈瘤を抱えた方
上に当てはまる方は、くれぐれもご注意くださいね。
あさイチでは、さらにこんなことも教えてくれましたよ。
●自宅でできるサウナ式入浴法
家庭では、シャワーとビニール傘を利用した入浴ができいます。
その方法とは、ビニール傘でシャワーのお湯を受け止めて、浴室に蒸気が立ち込めるようにするのですね。
(引用)
自宅DEサウナ自宅で手軽にサウナ気分を味わう方法
(1)お湯は蛇口からではなくシャワーを使い、できるだけ高い位置から浴槽にためる。シャワーを少し動かしながらお湯を出すと、満遍なく蒸気が発生します。
(2)お湯の温度は43度。少し熱めがオススメです。
(3)お湯の量は浴槽に半分ほど。半身浴ができるくらいが目安です。
(4)半身浴をしながらビニール傘を差せば、蒸気が傘の内側にとどまり、ミストサウナになります。その間、シャワーを出し続ければミスト状態は長持ちします。(引用ここまで:『NHKあさイチ』より)
本物のサウナほど高温にはならないかもしれません。
でも低温のミストサウナにはなりそうです。
私のように、サウナの高温が苦手なタイプでも、この方法なら実施できそう。
これはこの直前に紹介された、遠赤外線の低温サウナを利用した、和温療法に通じるものがあるような気がします。
最後に紹介されたのは、こちらでした。
●フィンランドのサウナ事情って?
フィンランドでは、会社や一般家庭にもサウナが設置されているそうです。
伝統的な習慣として、
・サウナ室から出ると、水風呂につかる
・白樺の若枝で、体をたたきあうltu
★白樺若枝で体をたたく理由とは
これは昔から、フィンランドの小説などで知っていましたが、
「なぜ白樺の枝で体をたたき合うの?」
という疑問があったのです。
あさイチの解説では、
・白樺の若枝のタンニンで、肌が引き締まる
とのこと。
え、そんな効果があったんですか。
肌が引き締まるというのは、美肌効果というより、毛穴を開きっぱなしで冷えてしまうのを防ぐ意味なのでしょうか。
と思ったら、白樺にはほかにも美容健康成分や効果がありました。
それについてはまた、次回の記事で書きますね。
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