キメ細かなのになぜ?肌のカサつきに悩むのは日本女性が多いという、その理由とは
日本女性の肌は、キレイでキメが細かいって、海外でよく言われるそうですね。
ところが一方では、肌の悩みについてのアンケートで、「肌のカサつき」と回答する方が多いのも事実なのだとか。
一方、フランス女性で「カサつき」を上げる方は、少ないというのです。
日本は湿気の多い国で、肌も乾燥しにくいはずですよね。
それなのに、なぜこんなギャップが生まれるのでしょうか。
これは、欧米以外にも中国や中近東など、さまざまな国の女性を見てきた皮膚科医の方も、認めているんです。
自意識やプライドが高いという、フランス女性たちも、うらやましがる方が多いようですよ。
実際、計150人以上の日本人、フランス人、ロシア人の頬の水分量を調べたところ、ダントツなのは日本人だったそうです。
フランス人と比較すると、なんと約2倍の水分量だったとか。
その理由としては、
・日本人女性は、UVケアへの意識が高い
・気候が湿潤
・水が軟水で、肌あたりがよい
・入浴の習慣がある
・肌によい温泉が各地にある
などなど、沢山あるのですね。
しかもこれはまだ、一部にすぎないというのですから。
一方のフランス女性は、カサカサと乾燥して、気の毒なくらいだというのです。
しかも、頬にはたてジワ、発音やキス、喫煙習慣のためか、唇の周りにもたてシワが多い、とのことです。
さらに、真夏にはリゾートでバカンスの習慣があることから、デコルテも背中も、シミがいっぱい。
若いときはそれで良くても、30代半ばを過ぎると、お肌はどっと老化してしまうのだとか。
でもフランス女性の場合は、自分への自信がすごくて、実際に美しく見える、というからさすがです。
自分の個性を生かせるファッションやメイクを選ぶことも上手そうですし、内面の自信は、立ち居振る舞いにも現れるのでしょう。
フランスだけでなく、欧米、特にヨーロッパでは、成熟した女性が堂々とできる文化だ、ということも大きいのかもしれません。
それに、彼女たちにとって、肌のカサつきは当たり前のことなので、悩みのうちにも入らない、というのが正しいようです。
一方、日本女性はというと、
そのキメ細かな肌は、環境の影響を受けやすい、という面も持っているのですね。
”キメ細かい”とは、皮膚科医の見方では、皮膚にある、網目模様の溝が補足、肌表面の凸凹が目立たない肌だそうです。
また、溝で囲まれた部分が盛り上がっているので、毛穴も目立たないのだとか。
でも、肌の凹凸が少ないと、光の反射もしっかりと、”レフ板”のような働きもするそうです。
だから明るく、ツヤのある肌に見えるそうですよ。
う~ん、”平たい顔族”ということが、こんなところで役にたつとは。
とまあ、こう見てくると、日本人女性と欧米女性、それぞれの意識の差が見えてきます。
もともと肌質がよい日本女性にとっては、肌のゆらぎが気になってしまうのでしょう。
実際、皮膚の角質は、欧米女性よりも薄いそうですから、影響も受けやすいのでしょうね。
次回は、日本ならではの肌ゆらぎの原因について、書きますね。
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