シミやシワなど肌老化のもと、活性酸素はなぜ悪い?
ここでは、活性酸素について、お話していきます。
活性酸素って、ここ数年でよく聞きますね。
しかも、シミやシワなど、お肌や体の老化やガンを引き起こす、美容や健康の大敵として。
酸素なら、体に必要なよいもの、というイメージがありますが、”活性”がつくと、なぜ悪者になるのでしょうか。
活性酸素とは、一体どんなものでしょうか。
一口にいうと、活性酸素とは、他の元素と強烈に結びつきたがる性質を持つ酸素、なんですね。
酸素と結びつくことを、”酸化”といいますが、金属のサビも、酸化のひとつです。
細胞もまた、酸素と結びついて、酸化します。
その時、活性酸素は、激しい化学反応を起こすんですね。
体内で、活性酸素が、大量に発生したら、どうなるでしょうか。
細胞や遺伝子が傷つくんです。
そのため、お肌の老化である、シミやシワなども引き起こしてしまうんです。
でも、私たちは活性酸素とは無縁ではいられません。
なぜなら、呼吸をするたび、体内で発生しているからだとか。
ですから、老化も、生まれた時から始まっているそうです。
当たり前のことかもしれませんが、改めて聞くと、ちょっとインパクトがありますね。
ただし。
活性酸素に対抗する、つまり減らす’(抗酸化力をもつ)酵素を持つのも、私たちの体です。
ところが、30代以降になると、その酵素も減少してしまうのです。
その一方で、周りの環境には、活性酸素を増やす原因があふれています。
それはたとえば、紫外線、食品添加物や大気汚染などの化学物質。
過労やストレス。
喫煙。酸化した油。
激しすぎる運動。
さらに、最近分かってきたこともありました。
それは、血糖値がいつも高い状態も、活性酸素を増やしてしまうそうなのです。
血糖値が高いとは、炭水化物のうちでも、甘いものを食べた時の状態ですよね。
活性酸素は、老化のもと。
これを考えると、甘いもの取りすぎは、お肌にも良くない、ということなんだとか。
甘いもの好きな私は、ドキッとしてしまいます。
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