秋肌のくすみかさつきごわつきの原因とスキンケアの注意とは?
秋になると、肌のくすみやかさつき、ごわつきを感じること、ありますよね。
季節の変わり目は肌トラブルに悩まされがちですが、残暑のころから秋口にかけては、お肌に疲れが出やすい時なのです。
秋肌トラブルの解決には、その疲れの正体から見てみましょうね。
秋肌くすみやかさつきごわつき、原因は夏の疲れ
夏の疲れと言われても、特に夏バテとか体調不良は感じなかったはずなのに。
なんてお思いかもしれませんね。
でも夏の強い紫外線を浴びた肌には、ダメージが蓄積されているんです。
日焼け止めや日傘で紫外線を防止といっても、100%ではありません。
紫外線を十分防止するためには、日焼け止めなら2~3時間おきに付け直しが必要です。
それに、日傘をさしていても、地面からの照り返しは受けています。
目や髪、頭皮も紫外線を受けています。
特に目に紫外線を受けると、脳から「メラニン色素を作れ」という指令が出る、と言われていますよね。
プラス、手足に受ける紫外線も、普段の生活でどれだけ防げているでしょうか。
それに、紫外線の影響って、日焼けだけではありませんよね。
日焼けを起こすのは、紫外線の内でもB波という種類ですが、A波は真皮のコラーゲンやエラスチンを破壊します。
長年浴び続けると、しわやたるみの原因になるのです。
長年でなくても、1日3分間紫外線を浴び続けると、細胞が小さく縮まってしまうのだとか。
そんな紫外線の刺激から守ろうと、肌は角質を厚くします。
厚くなったらなったで、秋にはお肌のターンオーバーがうまく行っていれば、厚くなった古い角質も、無事に排出されていくはずです。
でも実際には、肌自体が疲れていると、なかなかそうは行かない場合も多いのですね。
なので、たまった古い角質が、肌くすみやごわつきになってしまうのです。
特に年齢を重ねると、ターンオーバーのサイクルも長くなってきます。
なので20代の頃より30代、40代、50代になると、肌のくすみやかさつき、ごわつきを感じることも増えてくるんです。
夏疲れ肌には、もう一つ原因があります。
それは、エアコンですね。
エアコンはお肌を乾燥させて、カサツキの原因になります。
では、そんなお肌に必要なケアとは、どんなものでしょうか。
秋の夏疲れ肌に必要な肌ケアとは?
まず必要なのは、保湿ケアです。
肌を十分保湿することで、肌のバリア機能を保護して、これ以上のダメージを受けないようにしましょう。
次に必要なのは、角質ケア。
余分な角質を取ることですね。
これで古い角質をなくすだけでなく、お肌のターンオーバーを促すことができます。
余分な角質がなくなれば、肌のくすみケアはもちろん、化粧水や乳液の浸透も良くなり、保湿ケアの効果も高まります。
なかなか日焼けが元に戻らない、という場合にも効果的ですよ。
ただし、角質ケアにも種類があります。
秋肌の角質ケアとは?
角質ケアというと、まずピーリングを連想する方が多いと思いますが、やり過ぎには注意しましょう。
自分でやる場合、フルーツ酸配合のピーリング剤は、1週間に1回程度が適当です。
あまりやり過ぎると、かえって肌を傷めてしまいます。
スクラブ配合のアイテムも同様です。
今はマイルドピーリングケアができる洗顔フォームもありますね。
これは毎日使うものですが、肌をこすり過ぎないようにしましょう。
で、40代以上の方に要注意なのが酵素洗顔です。
なぜかというと、30代40代になってくると、肌の角層が薄くなっているため。
角層はもともと、ラップ1枚分の厚さしかありません。
その薄い角層が、年齢につれて薄くなる、というのは、コラーゲンや水分が減少しているからなんですね。
そこへ酵素で洗顔すると、角層がますます薄くなってしまうのです。
私ももともと肌が薄くて敏感肌なのですが、20代や30代半ばまでは、パパイン酵素配合の洗顔料を使ったりしていました。
確かにお肌はなめらかになってきますが、あれはまだ若い頃だからよかったのですね。
今は吹き出物や肌ゴワゴワに悩まされることはなくなりましたが、これは年単位の保湿ケアのおかげだと思っています。
まとめ
今回の内容をまとめると
・残暑から秋にかけての肌くすみやカサつき、ごわつきは、夏に浴びた紫外線やエアコンが原因
・そのために必要なスキンケアは、保湿ケアと角質ケア。
まずは保湿が先で、角質ケアはその次。
ピーリングはやり過ぎないように。
40代以上は、酵素洗顔にも気を付けること。肌がますます薄くなってしまうから
でした。
これでお肌を夏のダメージからケアするとともに、紫外線ケアも忘れずにしましょうね。
秋の紫外線ケアについては、次の記事で
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