日焼け止めの使用期限は?残りの劣化の見分け方と捨て方はどう?あさイチより
夏の間に使い切れなかった日焼け止めの残り、どうしていますか?
これからそのまま保管して、来年また紫外線が強くなる時期につける主義でしたら、注意してほしいのです。
それは、古い日焼け止めはいつまで使えるのか、ということなんですよ。
ちょうど先週のNHKあさイチでも、『どうする?~残った日焼け止め』というコーナーで扱っていたので、このブログでもまとめることにしました。
日焼け止めの残りはいつまで使えますか?
日焼け止めに限らず、シーズンが終わった化粧品って、ついつい次のシーズンまで取っておいてしまいがちですね。
でも、去年の日焼け止めの残りを使うことは要注意ですよ。
なぜなら、日焼け止めには使用期限があるからです。
日焼け止めの使用期限はいつまで?
日焼け止めの使用期限は、未開封なら3年と言われています。
これは日本の法律で、「未開封なら3年はもつように作るように」とされているからなんですね。
でも、開封後は1シーズン、つまり3か月以内に使い切ることが望ましいのです。
その理由は、いったん開封して空気に触れることで、
・雑菌が入り込む
・酸化する
からです。
その他、温度の変化にも直面しますよね。
それならいっそ、冷蔵庫に入れて冷たく保管したらいいのでは?
という声も上がりました。
これは一見よさそうですが、実は
「日焼け止めは冷たさに対応するように作られていない」
のだとか。
なので冷蔵庫で保管した場合、どんな影響があるかどうかはわからないそうです。
ここで私が思ったこと
「冷蔵庫って温度は低いけれど、けっこう雑菌がいるんじゃない?」
だって、冷蔵庫には色々な食品、つまり有機物を入れますよね。
保存の点では、「冷蔵庫を過信するな」と言われますし、それなら普通に温度変化や湿気の少ない場所で保管した方がいいのでは、と思うのです。
もっとも同じあさイチでは、こんな方法も紹介していたので、短期間なら大丈夫なのかもしれません。
⇒
もちろん、日焼け止めには何かの形で、保存料が配合されています。
だからと言って、
(オーガニック日焼け止めでも、天然成分由来の保存料が使われています。)
日焼け止めで古いものを使うとどうなる?
日焼け止めが古いと、肌につけた時に赤みやかぶれなど、肌トラブルが起こったりします。
あさイチに出演された皮膚科の先生のクリニックも、毎年5月から6月になると、赤みやかぶれで受診する女性たちが数人いらっしゃるのだとか。
本当は、紫外線対策は1年中必要なんですけどね。
なので夏が過ぎても、日焼け止めは塗っていたほうがいいのです。
紫外線の強い季節と弱い季節では、アイテムを使い分ける必要はあるでしょう。
でも9月の紫外線は、まだまだ強いですよ。
ですので、油断はしないでくださいね。
でも実際は、1シーズンで使い切るって、なかなかありませんよね。
私もついつい、余らせてしまいます。
ここで、去年や今年の春からの日焼け止めを使っていたけれど、大丈夫かしら?
と心配になったかたへ。
こんなチェックをしてみましょう。
日焼け止めが劣化しているか見分ける方法
ざっくり言うと、「色やにおい」「分離していないか」です。
私の経験上では、変なにおいがしたら、かなり劣化しています。
そうなったら、怖くて肌につけられません。
分離というのは、水分と油分の分離ですね。
中身を出したとき、水のようなものが先に出てきた場合は、少なくとも上の部分が変質して分離しています。
逆に言えば、これらのチェックで異状がなければ、まずは第一関門をクリアしたことになります。
でも顔や首につける前に、腕や足脚等、皮膚の強いところにつけてパッチテストをするのです。
それでも心配な時は、腕や足などの体に使うとよいのですね。
(私の場合、日焼け止めに関しては、なぜか顔より手足が敏感なタイプなので、この手は使えませんが)
ではもしも、日焼け止めが変質していたら?
その時は捨てるしかありませんね。
でもその捨て方にも、ルールというか、コツがあるのです。
日焼け止めの残りの捨て方とは
古くなった日焼け止めを処分するとき、中身をそのまま洗面所に流していませんか?
でもこれはやめておきましょう。
その理由は、日焼け止めの油分が固まって、配水管を詰まらせる一因になったりするからです。
特にこっくりしたテクスチャーのクリームなどは、気を付けたいですね。
ではどうすればいいかと言うと、
・中身をティッシュなどに吸わせるか、拭き取る
これが正解なのでした。
油ものを調理したあとの後始末と同じですね。
いや~、これは知ってよかったです。
補足すると、
古い日焼け止めは捨てる前に、金属のアクセサリー類を磨くのに使う
という方法もあるそうですね。
もちろんこれは、日焼け止めが古いだけで、変質はしていない場合だと思いますが。
私はそもそも、金属類ははかぶれることがあるので、そのようなアクセサリー類はほとんど持っていないのでした。
ちょっともったいない話ですね。
まとめ
・日焼け止めの使用期限は、記載されていないけれど、未開封なら3年。
開封後は状態にもよるが、1シーズン以内に使い切るとよい。
・余って古くなった日焼け止めは、変質していないかどうかチェックをする
・チェックの基準は色とにおい、水分と油分に分離していないかどうか
・チェックをパスしても、顏や首に使う前に腕や足でパッチテストをする
・捨てる時、中身はティッシュに吸わせるか、綺麗にふき取る
でした。
余った日焼け止め、今はしまい込んでもまた来年になったら、チェックしてみてくださいね。
この記事へのコメントはありません。