筋トレが熱中症を予防する?ジムも器具もなしで筋肉をつける方法とは【ためしてガッテン・続き】
前回の記事につづいて、ためしてガッテンで紹介された根中症の予防法について書きますね。
この場合、熱中症の予防というのは、その場での注意点ではなく、日頃の心得、と言った方がいいのですが
それは下の2つです。
・筋トレで筋肉を増やす
・水分をこまめに補給する
・十分な食事をとる
・涼しい環境を作る
まずは最初の筋トレについて。
なぜここで筋トレが必要かと言うと、体の水分をため込む筋肉が少ないと、脱水症状を起こしやすいからです。
⇒熱中症は脱水症!体の水分不足を起こしやすい『ドライボディ』の見分け方とは【ためしてガッテン】
そのため、筋トレをして、体に筋肉をつける必要があるのですね。
夏は血管が広がっているため、脚に血液が集中しやすいそうですよ。
そこでよけい、体の他の部分が脱水症状を起こしやすいのですね。
でも、筋肉を鍛えている人なら、その心配も少ないのだとか。
でも、熱中症にかかりやすい年配の方たちに、手軽にできるエクササイズは限られそうです。
…と思ったら、ちゃんとあるのですね。
番組では、「とっておきの運動」として、2つの方法が紹介されていました。
一つは、
・インターバル速歩
インターバル速歩とは、普通の散歩の間に、3分間の早歩きを挟み込む方法です。
以前、やはり『ガッテン』で取り上げられていましたね。
そのやり方を矢印で示すと
普通の散歩(3分間)
↓
速歩(3分間)
↓
普通の散歩(3分間)
↓
速歩(3分間)
↓
普通の散歩(3分間)
合計15分間で1クールを、1日1回。
これを週4回、朝夕の涼しい時に実施するのです。
インターバル速歩を5か月間実施して、筋力が50%アップした例もあるそうですよ。
もう一つは、スクワットです。
こちらは、在宅医療のたかせクリニック院長・高瀬義昌先生のおすすめです。
スクワットと言っても、アスリートが良くやるヒンズースクワットのイメージがあって、ちょっと引いちゃいますね。
でも、高瀬先生のおっしゃるスクワットは、もっと優しいんです。
楽々スクワットという名前のその方法を、下に書いておきます。
(引用)
楽々スクワット
・机やイスなどにつかまる
・少しきついと感じるまでスクワット(目安は10回)
・1日2セット
(引用ここまで:『ためしてガッテン』より)
私もやってみましたが、結構来ますね。
そして大事なこと。
筋トレの30分以内に、牛乳を飲むのです。
直後でもいいそうですよ。
なお、たかせクリニックは、「教えて!「かくれ脱水」委員会」というグループ(?)を結成しているらしいです。
(ホームページにロゴと記載があります)
今回の『ガッテン』テーマには、まさにぴったりのエキスパートだったのですね。
さて、上にあげた運動が、どちらも足腰中心なのはわかりますか?
これは、下半身には筋肉の60%が集中しているから、なのです。
そのため、筋肉を効率よく増やすためには、下半身の運動が効果的なのだとか。
その意味でも、若いうちから足腰を鍛えておくとよいのですね。
熱中症の予防、一見思いがけないお話でしたが、よく分かりました。
でも油断は禁物ですね。
『ためしてガッテン』では、脱水の危険なサインの見分け方も教えてくれました。
それは、
・口の中が渇く
・脇の下の乾燥(普段はうるおっている)
などです。
手のひらをつまんでみるのも、いいそうですよ。
脱水の方は、しわが元に戻るまで、3秒以上かかるそうですから。
(でも、元々しわが多い方は、区別がつけにくいとか)
その他には
・便秘
・体重の急激な減少(ダイエットしていないのに、2~3日で1㎏ほど減ってきた)
なども、要注意のサインだそうです。
これからさらに夏本番、ますます暑くなりそうです。
脱水には十分気をつけて、筋トレにも励みましょうね。
※でもやっぱり、楽に筋トレしたい人には、こちらがおすすめ
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