美肌作りと夏バテ防止に、手軽に作れるお風呂上がりのドリンク3つのおすすめレシピ
夏の安眠と疲れ回復の入浴法につづいて、今回はお風呂上りドリンクです。
何かと汗をかく夏、特に入浴後には、水分補給が大切ですね。
夏の隠れ乾燥肌(インナードライ)を防ぐためには、顔やボディに乳液やクリームなどのスキンケア。
そして体の内側からも、うるおいを補うドリンク処方が、『週刊女性』に紹介されていました。
それは、漢方や中国医学による薬膳レシピ。
薬膳料理研究家・岡央知子さんによると、これは水分だけでなく、エネルギーも補給するそうですよ。
美肌や夏バテに効果的だという、そのレシピとは?
●梅黒糖茶
今や夏は、汗だけでなく冷房による冷えも要注意の季節です。
そこで、水分補給以外にも、体を温めるのですね。
そのために使うのが、黒糖。
黒糖には、体を温める働きがあるそうです。
合わせて使う梅干しは、酸の働きで、汗の出過ぎを抑えるのだとか。
それに、汗で失われた塩分も補給できますね。
梅黒糖茶のレシピは、次の通りです。
(引用)
種を取って包丁でたたいた梅干しに好みの量の黒糖を入れ、お湯を注いで溶かす。
(引用ここまで:週刊女性より)
●はちみつレモン
これはポピュラーな名前ですね。
漢方的には、レモンで汗の出過ぎをおさえ、体力の消耗を防ぐのだとか。
(これは、かんきつ類の持つ収斂作用だそうです)
加えて、はちみつで潤いと”気”を補給するのだとか。
以下、レシピです。
(引用)
無農薬の国産レモンをよく絞ってスライスし、保存容器に。ヒタヒタになるくらいはちみつを注ぐ。水が上がってきたらでき上がり。これを水やお湯で割って。
(引用ここまで:週刊女性より)
栄養学的に言うと、レモンのビタミンCやクエン酸、はちみつのビタミンやミネラルが疲労回復に役立つのでしょう。
どちらも果糖を含んでいるので、エネルギーも補給されそうです。
(レモンは酸味が強いからわかりにくいだけで、実は糖分もそれなりに多いのですね)
これはご家庭によっては、運動部のお子さんのために、いつも用意しているかも。
作り置きができるのでいいですね。
●トマトヨーグルト
これは聞きなれないドリンクですが、紫外線を浴びた後におすすめだそうですよ。
漢方でいうと、夏野菜は体の熱を取り、体を冷やしてくれるのだとか。
また、ヨーグルトは潤いを補給してくれます。
栄養学でいうと、トマトに豊富なリコピン酸は、強力な抗酸化物質です。
紫外線によるお肌のダメージから守ってくれますね。
ヨーグルトは、タンパク質の補給と、乳酸菌による、腸内細菌バランスの調整ができるのでしょう。
実は私、最近何回かトマトジュースとドリンクタイプのヨーグルトをミックスして飲んでいたことがあります。
トマトヨーグルト、意外といける味でしたよ。
さてレシピです。
(引用)
トマトジュース(無塩)と飲むヨーグルトを1:1の割合で混ぜるだけ!
(引用ここまで:週刊女性より)
レシピでは”無塩”とありますが、ヨーグルトの割合を多くすれば、普通のトマトジュースでも飲める味になりました。
材料があれば、これが一番お手軽にできるレシピですね。
●3つのドリンクについて、漢方の立場からまとめ
岡央さんによると、酸っぱい味のドリンクがおすすめだそうです。
その理由は、「酸っぱい味には、収斂作用があるから」、とのこと。
これに甘みをプラスすると、《酸甘化陰》となり、潤いを生み出してくれるとか。
『週刊女性』には、梅干しを口に含むと、唾液が分泌のも、身体を潤す感覚につながる、とありました。
いやこれ、梅干しを想像しただけでも、口の中に唾液がたまってくるのですが、それも潤い生成なのでしょうか?
(これはちょっと違うかもしれませんね)
3つのドリンク、どれが一番いいかは、その人の環境によっても違うでしょうね。
私の場合は、やっぱりエアコンで腕や足先が冷えるので、梅黒糖茶を作ってみようと思います。
という訳で、
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