指先のささくれが治った、たった1つの身近で簡単な方法とは
前回に続いて、今度は指先のささくれについての体験談です。
冬の水仕事で、指先がささくれることって、ありませんか?
私がそうでした。
台所はもちろん、洗濯も手洗い派なのですが、毎年、冬のささくれはおなじみだったのです。
ゴム手袋をつけては、洗い上がった感触がわかりません。
ハンドクリームをつけても、水仕事のたびに落ちてしまいます。
そんなわけで、指そのものも、赤くかじかんだようになるのを、当たり前と思っていました。
ところが、あることを試してからは、ささくれともお別れしてしまったのです。
その方法とは、とても簡単なことです。
食器や衣類を洗うときに、洗剤をやめて、石鹸に変えたこと。
そうしたところ、驚きました。
洗いものが続いて、手を水に長時間浸けていても、手の色が違うのです。
それまでの手は、水仕事をすると、赤くかじかんで、皮膚が薄くなったような状態になっていました。
ところが、石鹸を使った時は、白く柔らかいのですね。
お風呂に長時間入った時に似ていますが、どちらかというと、ややふやけた感じです。
今まで、冬の洗いもので、手はこうなるもの…という考えは、思い込みだったんですね。
かくして、その冬中、私の手はささくれを経験することがありませんでした。
なぜ石鹸に変えたのかというと、それは、『買ってはいけない』という本を読んだからです。
『買ってはいけない』は、20年ほど前に話題になった本です。
その中では、色々な食品や洗剤など、身の回りにあるものに使われる添加物の害を説明していました。
台所や洗濯に使われる、合成洗剤に配合された、界面活性剤の害についても書かれていたのです。
もともと皮膚が強くないのに手洗い派の私にとって、「これは変えなければ」と思う情報でした。
界面活性剤は、水と油を乳化させる働きを持ちますが、これは油分子の表面を壊すこと。
生物に対しては、細胞膜を壊す働きにもつながるそうですね。
実はそれだけではありません。思いがけないことが起こったのです。
それは、春先からの花粉症が良くなったこと。
私は2月末からスギ花粉症で鼻水、クシャミに悩まされます。
ひどい時には涙目で、頭や顔が痛くなることも。
ところがこの年は、なぜかほとんど症状が出ない。
これは何なのかと調べたら、やっぱり合成洗剤をやめたことと関係するのですね。
つまり、皮膚表面の細胞に傷があると、花粉など空気中のアレルゲンも侵入してくるのです。
だから石けん使用に変えて、手の表皮を守れば、体内に入るアレルゲンも少なるのでしょう。
考えてみれば、手はいつも外に露出していて、鼻より外気に触れているかも。
冬の手荒れだけでなく、春からの花粉症対策のためにも、おすすめの方法です。
食生活も関係あるかも
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