甘いもの以外も要注意。肌の糖化のもう一つの原因は、体に悪いあのことだった
肌老化の原因のひとつと言われる「糖化」について、『女性自身』の記事が触れていたので、取り上げてみますね。
糖化とは、体の組織を作っているタンパク質、糖と結びついて変質すること。
酸化が「サビ」にたとえられるなら、「コゲ」と言われるのが、糖化です。
そのせいでしょうか、糖化のたとえとしては、焦げたパンの写真を見かけることがあります。
でも、パンではないのですね。
その理由は
→甘いもの好きは肌の老化に要注意なの?肌のごわごわやシワを引き起こす”糖化”とは
ともかく、お肌に対しては、黄色いくすみや肌のごわごわ、茶色いシミなどの原因になるのだとか。
糖化を防ぐには、甘いものの取りすぎに気をつけること、とされていますが、実はもう一つが必要だそうです。
それは何かというと
「怒り」を抑えることだとか。
その理由は、自律神経が、怒りによって乱れてしまうからなのです。
自律神経は、体の様々な働きを調節しているのですね。
血糖値を下げるホルモンであるインシュリンの分泌も、その一つです。
ですので、怒ると、インスリンの分泌が抑えられ、血糖値が上がってしまうのです。
これはつまり、血液が、大量の糖分を運んでしまう、ということ。
その結果、お肌の細胞にも糖分が行きわたって(こんな表現はふさわしくありませんが)しまうのです。
そうでしたか…。
怒りや悲しみなどのマイナスの感情は、心身に悪影響を与えるそうですが、こんな形もあるのですね。
怒りが体に及ぼす影響について、具体的にみてみましょう。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類がありますが
怒ってムカムカすると、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が活発になるのですね。
その結果、どうなるか。
(引用)
(前略)血圧も上がり、血管が収縮。そうして血流が悪くなると、細胞のひとつひとつに血液が行き届かなくなります。さらに内臓機能のバランスも崩れてしまうのです。
しかも、やっかいなことに、一度乱れた自律神経は、元に戻りづらいのです。
(引用ここまで:女性自身より)
詳しくは→体やお肌に自律神経が与える影響って?
また、怒りは免疫機能も低下させるそうです。
これは、病原菌やウイルスを退治してくれる白血球を、自律神経がコントロールしているからですね。
また、がん化した細胞の増殖を抑える働きも、弱くなってしまうのだとか。
こう見てくると、感情と健康の関係って、大きいですね。
怒りを抑えるには、自分自身の感情コントロールなど、”修行”が必要かもしれません。
とは言っても、現代社会では、ストレスを感じることも多いでしょう。
怒りやイライラ、もやもやなどの感情を解消するには、発想の転換だけでは難しいかもしれません。
スポーツ、趣味に打ち込んだり。
私の場合は、アロマテラピーというほどではありませんが、よい香りをかぐことも、その一つです。
甘いものを食べたりも…と、いけない!
これでは気分は収まっても、お肌の糖化も進んでしまいます。
改めて、甘いものの量には気をつけなくては。
と思ったことでありました。
…でも、あんまり制限すると、これがまたストレスになったりして。
次回はいよいよ(?)あの有名人女性の美容法についてのお話です。
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