花粉症や乾燥肌や爪、花粉症にもおすすめ!春カブの意外な美容健康効果とは
代表的な春野菜のひとつ、カブの美容健康効果について書きますね~。。
春カブに限らず、柔らかくて味にクセのないカブ。
その中身は水分メインで、色も栄養的にも淡泊に思いがちですが、それは思い違いでした。
管理栄養士・高須希代さんによると、かぶは淡色野菜と緑黄色野菜の両方の特長を合わせ持っているのだとか。
そして美肌効果ばかりでなく、花粉症やガン予防、更年期以降の骨粗しょう症予防にもいいというのです。
思いがけず明かされた(大げさ)、春カブの威力とは?
女性自身』では、まずの6大栄養素として、次の6つが挙げられていました。
カブは根菜のイメージですが、実は葉っぱには緑黄色野菜の成分も豊富というので、あえて葉からまとめます。
◆葉の栄養素
β-カロテン
カルシウム
◆根と葉に含まれる栄養素
ビタミンC
葉酸
◆根の栄養素
アミラーゼ
イソチオシアネート
カブにはこの他にも、鉄分やカリウムなどが豊富なのです。
それぞれについて説明すると、
1)β-カロテン
葉のみに含まれる、抗酸化物質です。
美肌、がん予防、風邪予防によいそうですよ^^
また、βカロテンは、体内で必要量だけビタミンAに変わります。
ビタミンAは、皮膚粘膜を健康に保つビタミンです。
なので乾燥肌や爪が弱い人によい、とのことです。
油に溶けやすいので、炒め物や胡麻和えがおすすめ。
さらにビタミンDを含む食材を加えると、カルシウムの吸収が良くなるとか。
その点から見た最強の美容食は
・かぶクリームシチュー+鮭
・かぶ+油揚げ+きのこ類など
3)カルシウム
かぶのカルシウムは、野菜の中でも非常に多いそうです。
カルシウムは、骨や歯をしっかり丈夫にするのでしたね。
また、更年期以降の骨粗しょう症予防にもいいそうですよ。
メンタル面では、精神を安定させるので、いらいら抑制に効果的なのです。
次に、根にも葉にも含まれるビタミンC、鉄分、葉酸
これらは、女性に必須の栄養素です。
4)ビタミンCは
コラーゲン生成に関わり、美肌には欠かせないだけでなく、肌や
体の老化を防ぐ、抗酸化物質としても有名です。
5)鉄分
血液中の酸素を運搬する役割をはたしています。
不足すると酸欠状態になり、疲労、だるさ、眠気、肩こりなどの症状が出てきます。
また、鉄分不足は黄体ホルモンの分泌を悪化させ、結果として不妊にもつながるとか。
これは怖いですね…ホルモンバランスには気をつけましょう。
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逆に鉄分が足りていると、血液の循環がよくなるので、冷え性改善にもなるそうですよ
6)葉酸
体の細胞を作る時に必要なビタミンの1種です。
妊娠中の女性には、特に大切ですね。
7)カリウム
塩分を排出する働きがあるので、むくみ解消や高血圧予防に効果的です。
では最後に、おなじみ根の部分です。
8)アミラーゼ
デンプンを分解する消化酵素です。
大根のアミラーゼは有名ですね。
カブのアミラーゼも、大根おろしと同様に、消化吸収を助け、胸やけ解消や整腸作用があります。
9)イソチオシアネート
聞きなれない名前ですが、カブの辛味成分です。
イソチオシアネートは、最近特に注目されているそうですが、その理由は発がん性物質の活性化を抑制するからだとか。
大根おろしのように、すりおろすと効果が増す、とのことです。
弱点は、熱に弱いこと、ですのでおすすめは生食。
あれ?これってかなり昔に言われていませんでしたっけ?
・肉や魚のコゲには発がん性物質が含まれているが、大根おろしなどと一緒に食べると発がん性が抑えられる
って。
大根おろしの有効成分が、そのイソチオシアネートなのでしょうか。
だとしたら、これについてはかぶより大根の方が効き目が強そうな。
それに、カブを生食する機会って、そんなにありませんよね。
熱を加えないというと、カブ漬けならいいのでしょうか?
浅漬けでなくヌカ漬けにしたら、発酵食品にもなりますよね。
この点では大根のほうを利用したい気がします。
でもこうやって見ると、かぶの栄養が有効な症状に花粉症が挙げられたりと、季節の食べ物ってうまくできていると感じます^^
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