マフラーの巻き方選び方 シミくすみ薄毛対策にもなる方法とは
今日発売の『女性セブン』12月22日号に、マフラーについての記事が載っていました。
なんでも、マフラーで首筋を温かく保つことは、おしゃれや温かいだけでなく、薄毛やシミくすみ対策など、美肌つくりにつながる、というのです。
そのための適切なマフラーの使い方や選び方についても、医師の方が解説していらっしゃるので、まとめました。
マフラーで薄毛やシミくすみ対策ができるという理由とは?
『女性セブン』でその理由を解説してくださるのは、東京有明医療大学教授で医師の川嶋朗先生です。
川嶋先生によると、
首には頸動脈という太い血管が走っているため、首の冷えは全身の血流を悪化させるのです。
そこまでは前々回の記事とかぶる内容ですが、今回はその先がありました。
つまり、
血流が悪いと、皮膚に沈着した老廃物が流れにくくなり、シミやくすみの元になる
というのですね。
言われてみればその通りなんですが
シミやくすみの原因の一つに、血行不良があげられることも、以前の記事で書いていたのですが、今までつながっていませんでした(;’∀’)
そうか。
とにかく美容と健康のためにも、首筋を冷やしてはいけないのですね。
プロが教える適切なマフラーの使い方とは?
マフラーの巻き方、巻くタイミング、適切な素材について、神戸女子大学家政学部教授 平田耕造先生のアドバイスです。
襟元の保温厳守
マフラーは、襟元をおおうように巻きましょう。
短くて二重に巻けないマフラーなら、結び目を襟元に持ってくるなど。
その理由は、襟元が空いていると、そこから胸や背中で温まった空気が逃げてしまい、お腹や背中の温度が下がり、体が冷えてしまうから、とのことでした。
これ、わかります。
首元が空いているとか、その部分の衣類が薄いと、首からデコルテにかけて冷えて、体調をくずしてしいまうのです。
なので寒さが厳しい時は、コートの下に、デコルテ部分でショールを二重に重ねたりしていました。
あと、袖口からの冷気も要注意ですね。
外で巻かずに屋内で
マフラーを巻くタイミングは、玄関を出てからではなく、屋内にいるうちがおすすめです。
なぜなら、寒い屋外に出ると血管が収縮して、血流が悪くなってしまうからです。
それなら、後からでもマフラーを巻けば、まあいいのでは?
と思ったら、間違いでした。
後から巻いても、血流の回復には長時間かかってしまうとか。
ですので、温かい室内にいるうちから、万全の準備をしておくのですね。
きつく巻かずにゆるく巻く
その理由は、保温の働きがあるのは、マフラーそのものではなく、繊維と繊維の間にある空気だからです。
平田先生は、こうおっしゃっています。
(引用)
「実は、空気が体の熱をため込んで逃がさないため、温かいのです。きっちり2つ折りにして、ガチガチに巻くと空気が入らないので、空気服を作るようなつもりでふんわりと巻いてください。(後略)」(引用ここまで:『女性自身』より)
ここで注意。
マフラー自体はふんわり巻いても、結び目はしっかり締めるのです。
そうでないと、歩いているうちに、そこから外気が侵入してしまうから。
結び目がしっかり締められないときは、ブローチなどで留めましょう。
素材は太めの糸がよい
この理由も同じです。
細い糸より、ウールやカシミアなど太い糸の方が、繊維の間に空気が貯められるからですね。
では、薄手のマフラーはNG?
平田先生によると、
「くしゃっとさせて、2重や3重に巻いて空気層を作ることはできる」そうですが、やはりおすすめは太めの糸でした。
(参考:『女性自身』12月22日号)
まとめ
マフラーの使い方、温かく過ごすためにはわかっているつもりでしたが、薄毛と美肌にまで関係するとは思っていませんでした。
こうしてみると、改めて体を冷やさず血行をよくすることは大切ですね。
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