ミントマスクの作り方、ミントオイルのスプレーにエタノール、容器でおすすめは?
これからミントマスクを作る方のために、私が体験したことをお伝えしますね。
ミントマスクとは、ミントスプレー、つまりハッカ油スプレーを吹き付けたマスクですね。
私がミントマスクを作ろうと思ったのは、12月12日放映の『たけしの家庭の医学』を見たからです。
なんでも、ミントの成分・メントールが風邪ウイルスを撃退する体の働きを活性化させてくれるとか。
もともと呼吸器から風邪をひきやすいタイプの私にとって、これは朗報でした。
番組では、同時にミントタオルの作り方も紹介されていましたが、こちらはうちの場合
部屋が湿気ってしまいそう・
その点、ミントマスクならピンポイントでメントールを取り込める
そう思ったのです。
でも、実際にミントスプレーを作るまでは、思いがけないものも必要でした。
「え、ここでそんな関門が?」と思うこともありましたよ。
ミントマスクの作り方、たけしの家庭の医学より
ミントマスクとは、ざっくり言うと
・ミントオイルを使ったスプレーをマスクに吹きかけたものですが、
たけしの家庭の医学では、次のように説明されていました。
★ミントマスクの作り方と使い方
ミントオイルを5~10滴、無水エタノール10mlと混ぜる
水45mlと混ぜて、ミントスプレーを作る
出来上がったミントスプレーを、マスクの外側に1~2回吹き付ける
ミントマスクを着けて寝る
(『たけしの家庭の医学』より)
これだけ聞くと、とってもシンプルですよね~。
私も「これだけ?すぐできるじゃない」と思ったのです。
ところが実際に作ろうとして、まず最初に浮かんだ疑問がありました。
・ミントオイルってどこに売ってる?
薬局やドラッグストア?アロマのお店?
・ハッカ油と同じもので良いの?
・食品用でないとダメ?アロマ用は?
さらに
・無水エタノールって何よ?家にある消毒用エタノールはダメ?
さらに「ミントスプレーの作り方」について調べるうち、容器についても疑問が湧いてきたのです。
・ミントスプレーを作って入れる(保管する)容器の材質は何がいい?
そして実際に作り始めてから思ったこと
・家にある計量スプーンでは、液体の10mlや45mlという少量はうまく測れない。
お掃除用ではないので、一度に大量に作るわけではないので、何とかうま測れるものはないか?
などなどでした。
それらの疑問や困ったこと、色々あっても結局は解決できましたが、分かるまでわかるまでは一苦労でした。
では、私が実際にやったことをご説明していきますね。
ミントスプレー作りには何が必要?
ミントスプレー、つまりハッカ油スプレーを作るときに必要なものを整理すると
★材料として
・ミントオイル 1ビン
・無水エタノール 10ml
・水 45ml
★その他の器具、用具として
・保管用容器
・少量計量用ビーカー
が必要です。
で、まずはミントオイルを手に入れるところから。
ミントオイルの売り場は?ハッカ油とは違いますか?
ミントオイルなんて、こじゃれた言い方ですが、要は「ハッカ油」のことなんですね。
(ついでに言うと、ペパーミントオイルとも同じものでした^^9
ではそのハッカ油はどこで売ってる?
これはまず薬局に行ったら、置いてありました。
と言うか、店員さんに「ミントオイル」と言いかけただけで、ピンときた表情で出してくれたんですよ。
薬局によっては、『たけしの家庭の医学で紹介された』として、大々的に並べてあるところもありました。
アロマショップでも、放映翌日から反響が大きかったとか。
私はそこで、健栄製薬のハッカ油を買いました。
健栄製薬のハッカ油には2種類あって、
・一つは一般的な50ml入り。普通に垂らして使うタイプです。
量は50mlで、価格は500円程度。
・もう一つは、最初からスプレー容器に入っているタイプで、こちらは20ml入りで900円程度。
マスクには、50cmほど離してスプレーする、と記載があります。
正直、最初からスプレータイプの方が手間いらずでよいかな?
と思ったのですが、結局は価格の点もあり、普通のタイプを購入しました。
実は、購入を決めるまでにちょっと迷ったことがありました。
それは、スプレータイプには「職人添加物」と記載がありましたが、普通のタイプにはなかったことです。
ネットで調べた情報の中には、
「吸い込んで体に取り入れるものなので、”食品添加物”と記載があるものを選ぶこと。
アロマ用は避けた方が良い」
というものもあるのです。
でも薬局の人に質問すると、
「どちらも成分は同じだし、アロマ用としても、体に取り入れるとこには変わりない」
とのことでしたので、普通タイプに決めたのです。
(これは後で、アロマショップでも同じことを言われました)
ハッカ油スプレーには無水エタノール?消毒用エタノールはどう?
ハッカ油スプレー作りには、無水エタノールを使う、となっていますね。
私も最初、そこのところを読み落としていて、いざ津売ろうとしたら、消毒用エタノールしかないので戸惑いました。
ではなぜ、ハッカ油スプレーには無水エタノールを使うのでしょうか?
その理由は、
・ハッカ油は、水には溶けにくいがエタノールには溶ける
からでした。
特に無水エタノールなら、名前のとおり水分を含みません。。
ハッカ油を溶かすのには理想的なんですね。
では、消毒用エタノールは?
消毒用エタノールは、エタノール80%ほど。残りのほとんどは水です。
※私の家にあったエタノールの場合
う~ん、どうしようか?
と、一瞬思いましたよ。
でもエタノールが8割なら、ハッカ油もまあ溶けるだろうと思い、
使ってしまいました。
この場合、そこまで細かくこだわらなくても、なんて勝手に思ってしまったわけです(笑)
おっと。
ハッカ油スプレーを作る前に、こちらも大事でした。
それはボトルの材質です。
ミントスプレーの容器は何がいい?
これもまた、調べると「ハッカ油スプレーを作って保管する容器は、何でもいい訳ではない」
という情報が出てきます。
その理由は、ハッカ油はつまり油なので、材質によっては容器が溶けだしてしまうのだとか。
容器の材質としては、PPやペット(PET)など、色々種類がありますね。
でもこの場合、小さな容器でいいのだけど。
どこに売っているのだろう?
と思って訪ねたのが、アロマショップでした。
アロマショップで容器について相談したところ、
ハッカ油スプレーというか、アロマスプレーを保管する容器としてベストなのは
・ガラス製。遮光性のブルーのものなら、さらによい
とのこと。
ただし、ガラス製は持ち歩くと割れたりなど、取扱いに注意が必要です。
特にミントマスクは、旅行や外出先でも使いたいですし。
そこで次におすすめの
・遮光性のあるプラスチック容器(本体はPET,ふたはPP)
にしました。
1週間から10日ほどの保管なら、これでも耐えられる、とのことでしたよ^^
ただし容器には「オイルの原液を入れないでください」とありました。
なので、いきなりオイルを入れるのはNGですね。
そして最後の少量用ビーカーについても、お伝えしておきます。
ミントスプレー作り用のビーカー、どこで売ってる?
私は結局、容器を買った同じアロマショップで購入しました。
相談したら、みなさんビーカーで測っているみたいです、とのことでしたので。
私が買ったビーカーは、次の2種類です。
・10ml計測用
・50ml計測用
10mlはエタノールを、50mlは水の量を測るためです。
どちらも価格はそれぞれ80円台、120円台とお手頃だったので、両方買ってもいいと思ったのです。
でも考えてみれば、50ml用ビーカー1個でも済みますね。
まあ、5ml単位とか、目盛りが細かければ、少量を正確に測れるのでしょうけれど。
道具もそろったところで、いよいよハッカ油スプレーを作ります。
ハッカ油スプレーの作り方、実際の手順
1) エタノール10mlをビーカーに入れます。
2)ハッカ油を5~10滴、振り入れます。
3)ハッカ油とエタノールを混ぜ合わせます。
容器が振れない場合は、マドラーやストローを使うといいですよ。
4)別のビーカーに水を45ml、用意します。
5)3)の中身を入れて、混ぜ合わせます。
6)スプレー容器に4)を入れます。
これでハッカ油スプレーができました。
あとはマスクにスプレーすれば、ミントマスクになります。
ミントマスクの使用感は?
ミントマスクでは、マスクの外側にスプレーするのですね。
私はミントのスプレーというからには、もっとメントールのツンとした刺激を想像していましたが、違いました。
実際のミントマスクは、外側からでも穏やかな香りです。
メントールも、あすかに爽やかに感じるくらい。
これならうっかり間違えて、マスクの外側と内側を逆につけてしまっても、大丈夫みたい。
(実際、ねぼけて逆に付けてしまった時もありましたが大丈夫でした)
本当に、こんなかすかな香りで風邪予防になるのかな?なんて思ってしまうくらいです。
でもこれなら、ノドが弱い人にも刺激が少なく使えるr鴨しれませんね。
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おわりに
ミントマスクの作り方について解説しましたが、いかがだったでしょうか。
いざ作ってみようとすると、知らないことが多いですね。
私の場合、薬局やショップの方に聞いて、何とかなったのは嬉しいです。
ミントをマスクに吹きかけることなら、ミントの香りで臭い消しとか、スースーして鼻づまりによさそう、
位しか思っていなかったのですが、見直しました。
ミントマスク、この冬はノドの乾燥対策にも使えそうです^^
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