熟睡できない悩み解消~睡眠クオリティを高める秘訣とは?【主治医が見つかる診療所】
毎日続く寝苦しい夜に、睡眠不足を訴える人が増えていますね。
そうでなくても、日本人の睡眠時間は、どんどん短くなっているそうですよ。
昨夜も、テレビ東京の【主治医が見つかる診療所】では、『実は無理に眠らなくてもよかった?睡眠の悩み解消SP』なる特集コーナーがあったので、まとめてみますね。
睡眠不足解消のために大事なこととは?
先に結論を言ってしまうと、睡眠で重要なことは《時間ではなく眠りの深さ》だそうです。
そこで、睡眠の質をアップするためには、何をしたら良いのでしょうか。
それにはまず、昼間の過ごし方が大切。
その一つとして、午睡(ごすい)があります。
午睡とは、昼寝のことですね。
効果的な昼寝は、睡眠不足を解消するだけでなく、午後からの脳や身体の働気を高めるそうですよ。
番組では、福岡県立明善高校の例が紹介されていました。
明善高校では、希望者は昼休みに15分間の昼寝ができるそうです。
(この時は、部屋をカーテンなどで暗くします)
その結果、昼寝を実施した生徒たちには
・家での睡眠時間が4~5時間でも、午後の授業内容が頭によく入る
・部活動でも体が軽い
・気持ちもポジティブ
などの変化が見られたそうです。
また、それ以外にも、こんな変化があったそうですよ。
・一人当たりの保健室を利用する回数が減少した
・部活動の成績が大きく伸びた
・学力が向上して、難関大学の合格者も増加した
まさにいいことだらけですね。
この高校での昼寝は、久留米大学病院の睡眠外来のエキスパート、内村直尚先生のアドバイスで、実験的に行ったそうです。
でも、逆を言えば、睡眠不足(この場合は時間でなく、クオリティ)が、どれだけ私たちの能力発揮を妨げているか、ということですね。
内村先生によると、クオリティーの高い睡眠とは
・深いノンレム睡眠をたくさんとること
だそうです。
ノンレム睡眠とは、主に脳が休んでいる、深い眠りです。
これに対して、レム睡眠と言うものがあり、こちらは主に体が休み、脳は活動しています。
夢を見るのは、レム睡眠の時なのですね。
さて、ノンレム睡眠を多くとるためには、昼間の過ごし方が重要、とのことです。
そのためには、昼間うつらうつらしないこと。
ところが午後2時~4時というのは、人間が二番目に眠くなる時間帯だそうですね。
(一番眠くなる時間帯は、午前2時から4時です)
ですから、その前に午睡を取ると、午後の活動がスムーズにいくのです。
ただし、昼寝は浅い眠りにとどめること。
深く眠ってしまうと、その後も脳が目覚めきれないそうです。
『主治医が見つかる診療所』では、この後も睡眠のクオリティーを上げるポイントとして、
・なるべく同じ時間に起床する
・休みの日は、寝坊するとしても2時間程度までに
・車の中で座ったままの仮眠を取る
なども、有効だそうですよ。
さらには、
(引用)
①眠り始めの3時間は
エアコンを使用
② 敷布団やマットレス
上下や表裏を適度に替える
③ 1分仮眠
(引用ここまで:『主治医が見つかる診療所』テロップより)
などが挙げられていました。
そして最後に、ちょっと意外な安眠のコツ。
・部屋は真っ暗にしないで、ほのかに暗い灯りをつける
・ごく小音量で、音楽を流す
・枕元に挽いたコーヒー豆を置く
温度や湿度以外の光や音、香りも安眠に影響するのですね。
それにしても、音楽がうっすらと流れているのは、わかります。
でも、真っ暗よりほのかに暗いほうが良いとは。
コーヒー豆も、香りが有効だそうですが、これもまた初耳でした。
(部屋の消臭に使う、ということは聞いたことがあります)
ただ、コーヒー豆については、普段ドリップでコーヒーを淹れる家でなければ、手に入りにくいのではないかと思いました。
安眠を誘う香りといえば、ラベンダーやカモミールなど、アロマの香りもいいでしょうね。
眠れない方は、それぞれご自分に合う方法をお試しになってみては…。
※どうしても眠れない方には、サプリメントの利用もいいそうですよ
天然成分を使ったサプリなら、習慣性もなく安心ですね。
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