あさイチの夏老け克服メイク!朝の下準備から仕上げまで山本浩未が解説
nhkあさイチで2日間に渡って解説された、夏老け克服メイクの方法をまとめてみました。
女性にとって、夏は汗や皮脂でのメイク崩れがテカリが悩みの季節。
さらに大人の女性では、メイク崩れの原因として「肌の夏老け」なるものも加わるというのです。
夏老け肌の原因と対策、実は深いところにあるのですが、今回のあさイチでは、「メイクで夏老けをカバーする方法」が紹介されていましたよ。
夏老けとは?そしてカバーするメイクとは、どんなものだったでしょうか。
夏老けとはどういうこと?原因は?
まず最初に、夏老けとは何かについて、あさイチではこう説明されていました。
夏老けとは、夏の夕方になると、肌にたるみやくすみが出て。老けて見えてしまうこと。
その原因は、紫外線の刺激やエアコンによる乾燥、さらに汗による影響などがあります。
これらの影響による肌ダメージは、その日に回復するものもあるけれど、蓄積していくものもある、とのことでした。
そして、夏老けを起こしやすいのは、やっぱり大人の女性。
って一体、何歳からよ?
と思ったら、やっぱり40代以降の女性を指すようですよ。
それにしても「夏老け」って、なんだか強烈なことばですね・・・。
個人的には、「メイク更年期」以上のインパクトがあります。
ただ、「肌の老化は夏に加速する」というのは、3年前からポーラ研究所が発表していたことでした。
その時は、「毛穴熱風」なる名前も出てきて、これは大変と思ったものです。
対策としては、普段の生活やスキンケアなどもありますね。
でも今回はメイクで防止&克服するということでした。
夏老け防止の朝メイク方法は?
ここであさイチに登場したのは、山本浩未さん。
カリスマヘア&メイクアップアーティストとして、何冊もの本を出版、女性セブンに連載コーナーを持つなど、活躍している方です。
山本さんによると、
・朝メイクは崩れにくいメイクをする
と言っても、難しいことではありません。
いつもの方法にちょっと手間を加えるだけ
慣れれば5分でできる
というのです。
そのポイントは、《ミルフィーユ》。
お菓子のミルフィーユのように、薄く重ねる、という意味のようです。
ではその手順を見ていきましょう。
メイク前の下準備
まず、蒸しタオルを用意します。
・蒸しタオルの使いかた
1)45~50度のお湯でタオルを温め、よぶんな水分を絞ります。
この蒸しタオルを顔にかけ、
2)冷えたらタオルを温めて、かけ直すのです。
この「かけ直す」というのもポイントですね。
蒸しタオルで合計2回、温めることで肌の奥まで柔らかくなるのです。
すると、次にスキンケアで使うアイテムの浸透も良くなる、という訳でした。
でも蒸しタオルの出番は、これで終わりではありませんでした。
次のステップでも使うのです。
3)首からデコルテにかけて、蒸しタオルで拭きます。
この時は刺激するように、強めに力を加えるのがポイント。
4)冷やしタオルで顔を冷やします。
この時使うタオルは、さっき蒸しタオルとして使っていた同じタオルです。
ポイントは、「温めた後にすぐ冷やす」ことです。
冷やすことで、顏の毛穴が引き締まり、よけいな皮脂が出にくくなるのだとか。
山本さんはこれについて
「溶けたバターも冷やすと固まるでしょう。
皮脂も同じですよ」
と説明してくださいました。
このたとえ、個人的には思わず納得でした。
さて、メイクのスタートです。
夏老け防止の朝メイク
ベースメイク編
まずは化粧下地ですね。
夏におすすめの化粧下地はどんなタイプ?
化粧下地にも、くすみ防止や保湿など、目的別にタイプが分かれています。
そんな中で、夏の化粧下地として選びたいのは、
≪皮脂・テカリ防止タイプの化粧下地≫でした。
さてその化粧下地も、ただつけるのではなかったですよ。
化粧下地はポンポンと
下地は、スタンプのように両手でポンポンとつけていきます。
次に薄く伸ばすのです。
※山本さんがあさイチで使用していた下地はこちらのようでした。
仕上げは水スポンジで
水スポンジとは、水につけてから絞り、余分な水分をティッシュで軽く拭き取ったものです。
この水スポンジで、つけた下地の上のパッティングします。
こうすることで、肌から余分な下地が取れるのです。
さらに、水分が蒸発するとき、下地と肌がピタッと密着するのですね。
ここまで、あさイチ出演のモデルさん(46歳女性)のメイク前後の比較画像が映し出されます。
メイク後は、顔色にムラがなくなり、透明感も出ていました。
ファンデーションはリキッドタイプ
夏老け克服メイクのファンデーションで、山本さんがおすすめはリキッドタイプです。
これはメイク更年期の大人メイクと共通ですね。
違う点は、
・夏は使用量をいつもの8割ほど
ということでした。
また
ファンデを塗る時は、《顔の中心からはNG》
顔の中心からファンデーションを塗ると、ツヤがなくなってしまいます。
でもこれを守ると、粉っぽさも取れてナチュラルな感じになるそうですよ。
もう一つの注意は
・外側のフェイスラインにはファンデを塗らない
です。
なぜなら、フェイスラインまで塗ってしまうと、
「ものすごく厚化粧に見えてしまう」
とのことですよ。
なので、あえてファンデは塗らずに、パウダーで仕上げるのです。
ここのポイトは、「薄く重ねる」
つまりミルフィーユのように、ですね。
その後は、先ほどの水スポンジで軽く押さえます。
仕上げはパウダーで
山本さんが夏におすすめのパウダーの色は
・濃いベージュ
でした。
これはちょっと意外でしたが、
少し健康的な色を使うことで、顔立ち全体がスッキリするのだそうです。
ここでモデルさんを見ると、素肌感をキープしつつ、いい感じに仕上がりました。
さてベースメイクが終わったところで、次は目元口元のポイントメイクです。
夏老け克服メイクで目元口元をカバー
山本さんによると
・ポイントメイクは《立体感》が大切
だそうです。
これもまた、メイク更年期の大人メークと同じですね。
これで目周り口周りをカバーするのです。
夏老け克服のアイメイク方法
まず、アイライナーはウォータープルーフタイプを使用します。
アイライナーの引き方
1、まず1回引きます。
2、先をつぶした綿棒を用意します。
3、その綿棒で、描いたライナーをぼかします。
4、もう一度、その上からアイライナーをひきます。
次にマスカラです。
マスカラの使い方
マスカラは、とにかく目元をしっかり黒くしましょう。
そうすることで、マスカラとアイライナーが一体化
⇒まつ毛がびっしり生えているように見えてくる
これで目元がはっきりして、立体感が出るのだとか。
次に口元です。
夏老け克服メイクでリップメイクは?
使うアイテムは、《リップグロス》です。
グロスのツヤで、立体感を出すのです。
リップメイクをする前には
・ぼやけた口角をファンデーションで塗りつぶしましょう。
次に口紅です。
・口紅は、まず下唇にだけ塗る
・次に両唇を合わせて、上下ともなじませる
・その後、仕上げにリップグロスを付ける
でした。
仕上げに立体感を整えるのは、ハイライターです。
夏老け克服メイクでハイライターを使うコツ
ハイライター、最近では数百円でも手に入るそうですね。
そのハイライターの使い方ですが、
夏老け克服メイクでは、ハイライターはブラシでポンポンとつけます。
ハイライターをつける順序と部位は
1、黒目の下からこめかみまで
2、Tゾーン
Tゾーンの縦の線は、目頭の下まで、というのがポイントです。
鼻筋までは塗りません。
こうすると、頬のあたりに光が入って立体感が出るのだとか。
あさイチのこのコーナー最後では、視聴者からの質問がありました。
質問の内容は
「乾燥肌でも、ファンデーションは皮脂テカリ用でいいのでしょうか」
というもの。
これに対して、番組側が某メーカーに確認したところ、
回答は
・皮脂テカリ用のファンデーションは、テカリが気になるところに
・それ以外のところには、普段使いのものを使って
だったそうですよ。
やっぱり人それぞれ、ご自分の肌質に合うものを選ぶって大切なんですね。
おわりに
あさイチの夏老け克服メイクの第1回目の内容、いかがだったでしょうか。
この後、私自身もフェイスラインにファンデを塗らない、ということを試してみました。
と言ってもパウダーは使わず、リキッドファンデというか、美容液タイプのファンデーションです)
正確には、ファンデを顔の5か所に置いて、フェイスラインには薄くのばしただけ。
でもこれで、確かにナチュラル感と立体感が出ましたよ。
山本さん、さすがです。
ということで、朝のメイクはここまでです。
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