うっかり日焼けケア 直後の対処法や食べ物は?シミ防止に必要なことは?
今回は、うっかり日焼けしてしまった時のケアについてです。
これまで紫外線対策として、日焼け防止について書いてきましたが、ついうっかり日焼けしてしまうときもありますね。
一番多いのが、レジャーやアウトドア。
次は車内で、そして日常生活でも、ちょっと洗濯物を干すとき、ベランダに出る時…日焼け止めの塗り直しを忘れて、ということも。
適切なアフターケアをせずに、シミになってしまったら大変です。
うっかり日焼けケア 直後の対処法は?
そんな時、最初にすることは、
まず保湿、次に美白ケアだと答える人も多いですね。
でも、待ってください。
日焼け後、もしも肌が赤くヒリヒリしていたら、まずは《消炎》が必要なんです。
日焼けの消炎方法とは
赤くヒリヒリするというのは、紫外線B波の起こした《サンバーン》で、肌が軽い火傷になっています。
そこで、なるべく早く、肌に濡れたタオルを当てて冷やして、炎症を鎮めなければいけません。
脱水状態であれば、水分補給も必要ですね。
保湿や美白も、赤みやヒリヒリが収まった後のこと。
次に必要なのは、保湿ケアです。
日焼けケアの保湿方法
これは、難しいことではありません。
保湿成分を配合した化粧水や乳液で、優しく保湿するのです。
特におすすめなのは、低刺激性の化粧水。
これは、紫外線を浴びた肌は、乾燥して、バリア機能も低下しているからなんです。
日焼けケアにビタミンcってどう?
ビタミンC誘導体を配合したものもよいですよ。
ビタミンC誘導体には、美白や消炎作用もありますから。
次に美白ケア・・・といっても、いわゆる美白化粧品を使うのは、ちょっと待ちましょう。
美白というのは、皮膚の内部に働きかける、”攻めのスキンケア”に入ります。
肌の状態が落ちつくまでは、”守りのスキンケア”保湿に専念しましょう。
(コットンを使ってパッティングもNGです。
美容液やクリームを塗りまくるのも、いけません。)
では、この場合の美白ケアとは?
日焼けケアで美白のための食べ物を摂る
美白のための食べ物とは?
それは
・抗酸化物質の補給
です。
大量の紫外線を浴びた後は、体力も低下、免疫力も落ちやすいのです。
それを防ぐには、抗酸化物質を含んだ、バランスの良い食事をとりましょう。
体力回復のためには、十分な休息や睡眠も取ってくださいね。
抗酸化物質を含んだ食べ物とは、日常的にはこのようなものがありますが
⇒抗酸化成分が豊富な食べ物、何がある?
カラフルな食材にも、注目ですよ。
ポリフェノールなど、野菜や果物の持つカラフルな色素ってありますよね?
あれは、植物が紫外線から身を守るための、抗酸化成分なんです。
だから、熱帯のフルーツには、色鮮やかなものが多いのですね。
そういえば、熱帯の蝶や鳥も。
熱帯魚もそうでしたね。
逆に、シミのできやすい食べ物もあるんですよ。
シミになりやすい食べ物とは?
それは、レモンやオレンジなどのかんきつ類
パセリ、セロリ、キュウリなどの野菜
これらの食材には、「ソラレン」という物質が含まれています。
ソラレンを摂ると、紫外線への感受性が高まり、シミができやすくなるのだとか。
ですから、これらの食材は、外出前に食べるのではなく、夕食で食べるのが良いそうです。
これはちょっと意外ですよね。
朝食にはオレンジジュース、なんて、よくありそうなパターンですし。
そうなったら、朝昼のサラダには、キュウリも使わないほうがいいのでしょうか。
でも、実際には、普通の量を食べていれば、そんなに心配はないと思うのですね。
同時に、ニンジンやジャガイモなど、抗酸化力の強い食材も食べていれば。
たとえば、フランス人の場合、バカンスシーズンには、一日中日に当たっていますよね。
フランス人にとって、きれいに日焼けをすることは、ステイタスなのだそうです。
背中にできたシミも、気にしないくらいだとか。
そんなフランス人も、きれいに日焼けするためには、5月ころから準備をしているのですって。
その準備とは、ニンジンを使った料理なのです。
ですから、普段からニンジンに限らず、十分な抗酸化物質を摂っていたら、日焼けによるシミの心配も、少なくなるでしょうね。
ご参考までに、この方の場合は
おわりに
今回は、シミのできやすい食べ物と、できにくい食べ物の話まで広がってしまいました。
それでは、次回はシミのできやすい人とできにくい人についてのお話です。
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